milestoneのブログ -2ページ目

milestoneのブログ

ブログの説明を入力します。

2月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3238
ナイス数:194

吾輩は猫である吾輩は猫である感想
読み終わってません。全体の1割くらいで放棄。そういえば子供の頃も何度もこの本に挑戦しましたがおそらく1回も読み終えていないと思います。それほどつまらない本です。当時の人たちは笑いながら読んでいたのかもしれませんが、冗長で内容が無くだらだらと長いだけ。明治時代の社会や人々の生活を知るということ以外にこの本を読む意味はあるのでしょうか。
読了日:02月07日 著者:夏目 漱石



抱擁、あるいはライスには塩を 上 (集英社文庫)抱擁、あるいはライスには塩を 上 (集英社文庫)感想
自宅に図書室があるお屋敷、探検のできる広大な庭、学校に通わず自宅で家庭教師から教育を受ける子供たち、素晴らしいです。小学校や中学校って行かなくとも良いのですね。個性的な面々の波瀾万丈な人生に引き込まれています。お願いだからハッピーエンドで終わって欲しい。
読了日:02月09日 著者:江國 香織



抱擁、あるいはライスには塩を 下 (集英社文庫)抱擁、あるいはライスには塩を 下 (集英社文庫)感想
しみじみとしたとても良い本でした。ひとつひとつの話の余韻が素晴らしく、各章が終わるごとに深くため息をついて一拍置いてから次の章を読み始めるという繰り返しになりました。終盤になって、家を出たり亡くなったりと家族がひとりひとりお屋敷からいなくなる様子がとても寂しく感じられたのは実際に経験しているからでしょうね。我が家も結構むだに広いのですが、最大6人で住んでいたのが今は2人。私の部屋が3つあります。

読了日:02月09日 著者:江國 香織



ふたつの時間、ふたりの自分 (文春文庫 ゆ 13-2)ふたつの時間、ふたりの自分 (文春文庫 ゆ 13-2)感想
冒頭の数編はなるほどと興味を引かれましたがあとは集中力が途絶えてしまいました。幅広く様々なテーマの文章を集めているため、あまり中身のないと思われる挨拶原稿や同じテーマで書かれた文章が繰り返し出てきたりとぼんやり読んでいるとページが戻ったような気がして字面を追うのに苦労しました。まるで作家の死後に出版社が全集の1冊として出した本のようにさえ感じました。このタイミングで出版したのでは資金繰りに困った出版社が金策のためか、想像力が枯渇した作家の生活費のためかと邪推されてしまうのではないかと心配してしまいました。
読了日:02月10日 著者:柚月 裕子



檸檬檸檬感想
40年振りの檸檬。心を押しつける得体のしれない不吉な塊は時々私にもやってきます。不安で嫌なものですが仕事をしたり体を動かしたりすればいつの間か消えています。音楽を聴いたり本を読んだりすると余計意識するようになるのではないでしょうか。京都は歩いて楽しい道がたくさんあって羨ましい。丸善は日本橋やオアゾの店によく行きました。お店でのいたずらは後から来てそれを見た人の反応を想像して楽しそう。さだまさしのアルバム私花集で檸檬はよく聴きました。主人公など良い曲がいっぱい。数十年振りに聴いてみようかなと今思っています。
読了日:02月10日 著者:梶井 基次郎



堕落論堕落論感想
数十年ぶりの再読。敗戦がむき出しにした人間の本性。まさにそのとおり、人間ってそんなものだと思う。強大な敵を見つけて怯えさせ、張りぼてのカリスマを作り一致団結、掟を制定し縛り反対勢力は村八分。そうでもしないと人間は皆んな勝手に落ちていく。神も天皇もそのためのただの役割。自由とは堕ちること。一つ心配なのは、アホな政治家と違って政治自体は独創をもち、意慾をもち、大海の波のように歩みが止まらないと言っていること。今の世界的な政治動向の行きつく先がとても心配です。
読了日:02月10日 著者:坂口 安吾



カモメに飛ぶことを教えた猫 (白水Uブックス)カモメに飛ぶことを教えた猫 (白水Uブックス)感想
「ぼくたちは自分とは違っているものを認め、尊重し、愛することを知った」「自分と似た者を認めたり愛したりすることは簡単だけど、違っている者の場合はとてもむずかしい。でもきみといっしょに過ごすうちに、ぼくたちにはそれができるようになった」
猫に出来ることだからと言って人間が出来るとは限らないが、出来るような社会を作ろうと努力しなければならないとあらためて思いました。
読了日:02月11日 著者:ルイス・セプルベダ



変身 [Kindle版]変身 [Kindle版]感想
まるで役職定年とか高齢になって会社から邪魔にされ始めたサラリーマンの末路の話ですね。50代以降の勤め人の皆さま、主人公のクレゴールはあなたです。シニア人材や人生100年などとあなた方を煽てているのは年金原資を不正に使い切り青ざめている自民党のクソ議員とその手下の官僚だけです。お気の毒です。Amazonのおすすめ順で青空文庫を読み始めると最初のうちはほとんど再読になってしまいます。これもそうですが、あえてもう1度読む必要はなかったです。次からは読んだことのない本にしていこうと 思いました。
読了日:02月13日 著者:フランツ カフカ



暗殺暗殺感想
元首相の功績に触れた部分は不満ですが気持ちよく読めました。この事件については当時から興味なく、結果を知っただけで詳細は良く知りませんでした。本当にこのような背景があるのだとすれば小説になるくらい面白いだろうと思いますが、私はただの怨恨による殺人事件だと思います。あの打たれ弱くすぐに逃げ出すクズ男の最期にはその方が相応しいと思います。テロや殺人を容認することは決してありませんが、この被害者は自業自得で殺されただけ、長年好き放題をして多くの人々を不幸に陥れ、国民の大多数に不快感を与え続けた報いを受けただけだと
読了日:02月23日 著者:柴田 哲孝



破船 (新潮文庫)破船 (新潮文庫)感想
すごい本でした。柚月裕子さんが手元に置いている本ということで購入しましたが一気に読まされました。少し古い本ですが、感情に流されないテンポ感のある無駄のない文章がとても読みやすく、小さく貧しい漁村の風景や人々の苦しい生活の様子を目の前に甦らせてくれました。流行りの軽いストーリーの本で時間を潰すのも良いですが、このような重厚感のある内容の本は読書をしたという充実感を与えてくれると思いました。しばらく余韻に浸りたいと思います。
読了日:02月24日 著者:吉村 昭



ドグラ・マグラドグラ・マグラ感想
とりあえず最後のページまで捲りました。流し読みや走り読みというレベルまでも至らなかったかもしれませんが読了とします。今一つ訳の分からない言葉を並べたあまり意味のないとおもわれる文章の羅列が延々と続き、忍耐力を試された気がします。所々興味深い部分や面白い話もあるのですが、多くの人を本嫌いや読書嫌いにさせる力のある小説だと思います。
読了日:02月27日 著者:夢野 久作




読書メーター


1月の読書メーター
読んだ本の数:22
読んだページ数:6446
ナイス数:228

愛蔵版 冷静と情熱のあいだ (文芸シリーズ)愛蔵版 冷静と情熱のあいだ (文芸シリーズ)感想
初読みです。この形で読むのが良いのか、そうでないのか分かりませんが、交互に読むのは進行が分かりやすくて入り込めました。また年が明けましたが、歳を重ねるにつれ過去を引っ張ることが多くなるばかりです。まひろに振られ続けた道長のように帰国子女同士でもやっぱり同じ、女性は未来を向けるけど男はどうしてこうウジウジなのでしょう。それでもユーロスターのおかげでラストチャレンジの機会を得たのだから頑張れ。でも、ユーロスターってパリより南にも路線があるのですね。
読了日:01月01日 著者:江國 香織,辻 仁成



左岸 上 (集英社文庫)左岸 上 (集英社文庫)感想
波瀾万丈の人生、息つく暇もなく事件が次々と押し寄せる不幸な人。だけど、それをことごとく乗り越える覚悟の決まった女性。きっと最後に天は味方してくれるのでしょうね。
読了日:01月03日 著者:江國 香織



左岸 下 (集英社文庫)左岸 下 (集英社文庫)感想
彼女の生き方は一見激しい様に見えますが、私たちは皆んな同じような事件や別れを経験していると思います。事故による家族との突然の死別や、恋人や友人とのとの別れ、子どもの巣立ち、私だって振り返ればそれなりの波瀾万丈の人生です。そんなことを思い出しながら読んだせいかしみじみと涙してしまいました。でも茉莉と九、2編を対にした書き方は良くないです。中途半端な状況描写になってしまい感情移入が出来ません。冷静と情熱のあいだは交互に読めたので入り込めましたが、こちらは別々の本で読んでいるのでもやもやした思いが拭えません。
読了日:01月05日 著者:江國 香織



同志少女よ、敵を撃て同志少女よ、敵を撃て感想
復讐のために自らの意思で殺人鬼となったヒロインが多くの人を殺めていく最低の本。防衛戦争なら殺戮が許されるのか。ウクライナ戦争を自由と解放のためだと詭弁を弄するプーチンを調子づかせるだけの出版を禁止すべき書籍に思える。殺人を正当化し、殺し屋を英雄と呼ぶ汚らわしさ。エビローグや解説、あとがきまで読んだが印象は全く変わらず。「血湧き肉躍るエンタテインメント」などと評する神経が理解不能。「人が殺されることを止めるための殺人」など屁理屈でしかない。この本とこんな本を大賞に選んだ書店員たちには違和感しか抱かない。
読了日:01月08日 著者:逢坂 冬馬



同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)同志少女よ、敵を撃て (ハヤカワ文庫JA)感想
殺人鬼をヒロインにまるで今まさにプーチンが行なっている殺戮を肯定するかのような小説。防衛目的なら殺人は英雄的行為。国の命令なら国民は人を殺す事は義務。他国民は人間と思わなくて良い。まるでユダヤ人を殺し続けたナチ親衛隊。こんな小説が面白いのでしょうか。心が苦しくて苦しくて読むのが辛く途中何度も本を閉じようと思ったのですが、最後が良いとの感想を見て我慢して読了しました。しかし解説まで読んでも感想は変わらず。私には人殺しを面白いなどとは思えません。こんな本が「血湧き肉躍るエンタテインメント」とは理解不能です。
読了日:01月08日 著者:逢坂 冬馬



右岸 上 (集英社文庫)右岸 上 (集英社文庫)感想
なんとか上巻を読み終えました。下巻も購入済みなのですが読まずに捨ててしまおうかといま考えています。スプーン曲げとデカすぎるあそこって真面目に書いた本なのでしょうか?創造力も構成力も枯渇した作家がただ意味もなく書き連ねた駄文に思えます。二番煎じの共作のためにこんな本を書く必要あったのでしょうか。辻さんは好きな作品もある方だったのですがこれでは経歴に汚点を残してしまったのではないかと思います。
読了日:01月09日 著者:辻 仁成



NHKスペシャル 100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影 NHKスペシャルNHKスペシャル 100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影 NHKスペシャル感想
とても面白かったです。まるでTVのNHKスペシャルを見ているような臨場感で読むことができましたが、読んでる途中で止まって考えられるのがまた素晴らしい。バカな私には難しくて数学が良く理解できなかったのは残念ですが、それでも十分に引き込まれ数学者たちの純粋さに胸を打たれました。
読了日:01月10日 著者:春日 真人



弟子弟子感想
論語を知らず古い文体も読みこなせない身には十分な理解は不可能な本なのでしょうが、純粋で真っ直ぐな子路に感動しました。漢字すら読めない薄汚い現在の国会議員に特に読んでもらいたいと思いました。最後は悲劇的ですが師の深い嘆きに救われました。
読了日:01月10日 著者:中島 敦



貝の火貝の火感想
命がけで雲雀の子を助けたうさぎの子も、仮初めに過ぎないのに名声若しくは権力を持ったと誤解した途端、傲慢になり自分を見失う。これもまた自民党国会議員に読ませたい本でした。助けている雲雀の子をどうしてきみ悪がったのか。悪いことをしたのに貝の火はどうして美しくなっていったのか。失明したホモイはまた目が見えるようになったのか。主役は可愛い子うさぎとずる賢いキツネで確かに童話なのですが、大人が読むにも十分に深い内容。宮沢賢治、恐るべしです。
読了日:01月11日 著者:宮沢 賢治



右岸 下 (集英社文庫)右岸 下 (集英社文庫)感想
意味のない駄文の羅列。ストーリーもなし。SF小説かと思って読んでいたらいつのまにか聖書になっていました。
読了日:01月13日 著者:辻 仁成



女生徒女生徒感想
素晴らしい本でした。今から100年近く前の14歳の少女の憂鬱な朝の目覚めから就寝までの1日。家の仕事をした後で電車に乗って人間観察をしながら学校へ。同級生や先生の考察をして、友人と美容室へ寄り道をしながらバスで帰宅。その後は来客の食事を作ったり、洗濯掃除をして就寝。素晴らしい描写、リズム感のある文章、ハッとするフレーズの連続。どうしてここまでリアルに思春期の異性の心の動きを描けるのでしょう。この小説を川端康成が絶賛したのがよく分かります。やっぱり太宰治は天才でした。明日はカアを可愛がってあげてくださいね。
読了日:01月15日 著者:太宰 治



セロ弾きのゴーシュ(Kindle)セロ弾きのゴーシュ(Kindle)感想
なんと初読み。難しく読もうとするといろいろと意味を推察できるのしょうけどね。そもそもオーケストラの団員なのだから基礎はできている。そこからの楽器の練習は表現力、合奏力など。動物たちに助けられて一段と腕を上げられてよかったですね。アンコールまでひとりで任せられてすごいじゃないですか。
読了日:01月15日 著者:宮沢 賢治



ドイツの女性はヒールを履かない――無理しない、ストレスから自由になる生き方ドイツの女性はヒールを履かない――無理しない、ストレスから自由になる生き方感想
予想どおりの内容でした。欧米に生まれたかったとずっと思っていますが、緩い日本だからこそ何とか普通に暮らしていられるとも思います。それでも日本社会の無駄な付き合いや非合理的なしきたりにはうんざりです。
読了日:01月18日 著者:サンドラ・ヘフェリン



門感想
″それから”から5年、ようやく読み終わりました。いまから100年前の様子がよく分かります。金のない落ちぶれた事務職役人でも住込みの女中を置くなど今より生活レベルは上。気楽な学生や裕福で遊んで暮らす人もいる一方で一攫千金を狙う人もいて意外と人々は主体性をもって生きている感じ。女性も一歩下がってはいるが自己主張は相応にしている印象。不倫や略奪婚は許されない、それで勘当されて大学も辞めざるを得ないなんてかなり厳しい。小説としては仲良し夫婦は良いのだが愚図男くんが情けなく、どこが名著なのかよく分かりませんでした。
読了日:01月21日 著者:夏目 漱石



人間失格人間失格感想
7年前に2回目を読んだのを忘れていて3回目の再読。どうりで細かいところまで覚えていたわけだ。思いっきり気持ちが落ち込みました。私だって振り返ると思い出したくもない失敗ばかり、恥の多い生涯を送ってきています。人間なんて皆んな同じようなものではないですか。そこまで真面目に考えなけれは失格なんて思わないでもう少し気楽に生きられたのに。でもやっぱり、これが人間なのでしょうね。
読了日:01月21日 著者:太宰 治



こころこころ感想
もちろん再読です。漱石略奪婚3部作のラストと思っていますが、当時の人たちも今と変わらずこのような話が好きだったのでしょうか。今の即物的、直接的な男女関係と異なり、登場人物は皆さん思慮深く、生活全般に余裕がありますが、純粋すぎるからか悲劇が起きるほど思い詰めてしまうのですね。時に女性蔑視的記述はみられるものの、現在の私たちが何度読んでも感動してしまう名作だと思いました。最近、くだらない現代本を立て続けに読んでしまったので、反省して青空文庫のおすすめ順に読んでいます。
読了日:01月23日 著者:夏目 漱石



羅生門羅生門感想
こんな短い小説なのにこれだけ読み継がれるって凄いことなのでしょうね。人の気持ちなんてほんの数分のうちに180度揺れ動く。でも、自分が生きるために人の命を奪うようなことはしないでもらいたい。
読了日:01月24日 著者:芥川 龍之介



羊は安らかに草を食み(祥伝社文庫う6-5) (祥伝社文庫 う 6-5)羊は安らかに草を食み(祥伝社文庫う6-5) (祥伝社文庫 う 6-5)感想
変な小説。展開が突拍子もなく支離滅裂、お粗末な三文小説という感想です。どうして最後の最後にぶち壊しのオチを付けたのだろう。そんなの無くして満州の話だけで終わっていれば良かったのに。それと、帯にありますがこの内容でどこがミステリーなのでしょうか?
読了日:01月25日 著者:宇佐美まこと



坊っちゃん坊っちゃん感想
やっぱり漱石は面白い。これだけぼろくそに書かれても松山の人たちが漱石推しなのも分かる気がする。それにしてもこの頃から既にメディアはウソをついていたのですね。
読了日:01月28日 著者:夏目 漱石



斜陽斜陽感想
今回読んだのはブクログの記録を見ると16年振り3回目らしい。実際は学生の頃に何回も読んでいたと思う。今のちゃらちゃらした娯楽一辺倒の読み物とは全く異なるたたずまい。三島由紀夫には嫌われたようだが私は美しさに圧倒された。弟が自らの限界により自死した後、ひとりで革命を起こそうとする旧華族の女性。そういえば寅ちゃんの友人の元華族の涼子さまも逞しかった。人間なんかひとりひとり異なります。思想なんてフィクションです。きっと4回目もまた読むことになるでしょう。
読了日:01月30日 著者:太宰 治



銀河鉄道の夜銀河鉄道の夜感想
7年振り2回目(?)の真っ暗な宇宙を進んでいく銀河鉄道。旅の終点が近づいてきている身として今回は涙が止まりませんでした。10年近く前に花巻の宮沢賢治記念館や童話村など周辺の関連施設を訪れました。かなり時間をかけてじっくり回った記憶があります。本当の幸せって何なのでしょう。今でもよく分かりませんが、不満が多い割にはそれほど悪くない人生を送ってきたような気もします。
読了日:01月30日 著者:宮沢賢治



4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した4歳の僕はこうしてアウシュヴィッツから生還した感想
4歳では仕方がないのだが、当時の本人の記憶はほとんどなく一番知りたい部分は僅かでその後日談が大半を占める。この点は残念。人類史上最悪の出来事も最近は否定論者が増加しているとのことで人間というのは最低の生き物だと改めて思う。戦時中日本軍もアジア各地で酷い虐殺を行ってきたはずだが、反省のないこの国は隠蔽するどころか自らの記憶から消し去っている。国の責務としてその悪事の全てを調査し、世界に明らかにして、我々国民が反省し謝罪しなければ戦後など来ない。このままではいつまで経っても貶まれる国でいるしかないのかと思う。
読了日:01月30日 著者:マイケル・ボーンスタイン,デビー・ボーンスタイン・ホリンスタート




読書メーター


2024年の読書メーター
読んだ本の数:125
読んだページ数:43780
ナイス数:2076



12月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3115
ナイス数:127

謎解きはディナーのあとで謎解きはディナーのあとで感想
相性の悪い本屋大賞第1位作品。某ブログで絶賛お勧めしていたのでせっかくならシリーズの最初からと手に取りましたが、案の定私には全く面白くありませんでした。このような本を本格ミステリーと言うのですか。知りませんでした。私にには驚きもわくわく感も盛り上がりも、笑いも涙も感動もない作文にしか思えませんでした。我慢して読み進めましたが5話目で時間の無駄とギブアップ。こうした小説が書店員から支持され3作目まで続いているとは、感性は人それぞれと実感させられる読書でした。
読了日:12月01日 著者:東川 篤哉


名残り火 (文春文庫 ふ 16-6)名残り火 (文春文庫 ふ 16-6)感想
続編、遺作…ようやく読みました。動機と実行方法が甘いとは思いましたが登場人物はやはりかっこいい。元部下は少し鼻につくようになって歳を取った感じ。2年前、バイクに乗りたいと思いましたが免許を持ってませんでした。取ろうと思ったところで転職でバタバタ。タイミングが合いませんでした。社長がうらやましい。
読了日:12月06日 著者:藤原 伊織


娘が巣立つ朝娘が巣立つ朝感想
とても不愉快な本でした。なんか宗教団体やNPOの教科書かガイドブックみたいな雰囲気。もっともそんな本を読んだことはありませんが。主要な登場人物が1人残らず皆んな優柔不断や自分勝手な人で嫌いなタイプ、うんざりしながら早く終われと読んでいました。破談に至る一連のシーンだけはすっとしましたが、そのあともほとんど予想どおり。やっと読み終わってひと安心です。
読了日:12月13日 著者:伊吹 有喜


雪が降る (角川文庫)雪が降る (角川文庫)感想
これも再読です。やくざとか暴力がらみの話ばかりなのには閉口しましたがすべて読ませる話でした。まだ今回読んでいない著者の本は残っていますがこのあたりで一旦終わりにしようと思います。次の機会があれば”ひまわりの祝祭”から始めようかな。
読了日:12月18日 著者:藤原 伊織


夏の陰 (角川文庫)夏の陰 (角川文庫)感想
主人公の2人やそれを取り巻く大人たち、従姉妹、周囲の人を含めて変な人しかおらず納得できない小説でした。どうして親が殺人犯ということでそこまで卑屈にならなければならないのでしょう。血の繋がりがあるのだから容貌や気質など似たところはあるでしょうが人格は別。さっさと知る人のいない東京にでも行って堂々と次の人生を歩むべきです。また、被害者も犯人の家族を憎む気持ちは分かりますが考え方は明らかに行き過ぎ。当時小学生の犯人の子供に親の犯行の謝罪を求める権利などありません。だけど柴田は違うと思います。
読了日:12月22日 著者:岩井 圭也


静子の日常 (中公文庫 い 115-1)静子の日常 (中公文庫 い 115-1)感想
良かったです。一気に読んでしまいました、インフルエンザに罹った休日に。いい家族ですねぇ。二世帯なんて絶対にやめたほうが良いと皆んなにアドバイスしてましたが。こんなおばぁちゃんなかなかいないでしょうが、このようなお年寄りになりたいです。やっぱり水泳ですね。
読了日:12月23日 著者:井上 荒野


アジア新しい物語 (文春文庫 の 9-1)アジア新しい物語 (文春文庫 の 9-1)感想
バンコクや台湾で食べたご飯は美味しかった。返還前の香港の熱気や韓国の土産物店で値切ったのも良い思い出。でもマニラで言われた一言が忘れられません。スペインはキリスト教をアメリカは英語を残してくれたが、日本は何も残さなかった。本当は何も残さなかったのではなく取り返しのつかない大きな不幸を残したのに。日本に戦後が訪れるのは、戦中に日本軍がアジア各国で犯した悪事の数々を全て調査し、日本国内と世界に公表し、国を挙げて反省の意を表した時だとつくづく思いました。隠蔽し、誤魔化し、
読了日:12月24日 著者:野村 進


坂の途中の家 (朝日文庫)坂の途中の家 (朝日文庫)感想
すごく怖かったです。公判が進むにつれて読んでる私もどんどん追い込まれて、思わず急ぎ足でページを捲っていました。心理描写がとにかく凄い。子育ての苦しさ、実の親や義理の親との付き合い方、夫婦間の行き違い、そしてちょっとした誤解から生じる大きな決裂等、主人公の気持ちが乗り移り苦しくなるほどでした。ラストシーンは多少救いもありましたが、このドキドキ感は角田さんの真骨頂です。私が裁判員だったら1番軽い量刑を意見しましたが、選ばれないように祈ります。
読了日:12月25日 著者:角田光代


両手にトカレフ (ポプラ文庫 ふ 10-1)両手にトカレフ (ポプラ文庫 ふ 10-1)感想
読みたいと長く印をつけていた本です。やっと読むことができました。荻原さんの「ママの狙撃銃」みたいなお話かと思って油断していたので、余りにシリアスな展開に読み始めてすぐにサンドバック状態、無防備な心がボロボロになってしまいました。先進国だと威張ってるくせに、日本だけでなくイギリスまでも何をしているのでしょう。階級社会とは知っていましたがここまでなのか、社会制度とは何と冷たいのか、結局人を助けられるのは個人の善意だけなのか、考えさせられました。寄付ばかり取ってユニセフは何やってんだと八つ当たりしたい気分です。
読了日:12月26日 著者:ブレイディ みかこ



読書メーター