Autumn wind 2014
in ムジカーザ
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代々木上原のコンサートホール「ムジカーザ」に、ピアノ、ヴィオラ、フルート、ヴォーカルの、アンサンブルの演奏会に伺いました。
主催のピアニスト、川上優子さんは桐朋学園大での平吉毅州氏の教え子であり、かつて「サウス ウィンド」というピアニストグループで、平吉作品だけのコンサートを開催していらしたという、すばらしいお方です。
(サウス ウィンド=つまり、「南の風」ね!)

今回も形式や開催場所、何人かのメンバーは同じで、「愛」をテーマとした、主に映画音楽のコンサートです。
ちょっとうれしいな…と思ったのは、プログラムのデザインや演奏会のコンセプトが、まさにこのブログの現在の「秋バージョン」の背景にピッタリで、なぜかとても合っていたということでした

このムジカーザは、客席と舞台に段差がありません。そのために本当に生の音を、目の前で全身で感じることができるのです。
まずは、川上優子さん倉澤仁子さんの迫力の同級生連弾。
♪想いの届く日  ♪アディオス・ノニーノ
倉澤さんはデュオは初めてとのことでしたが、息もぴったりで音の一つひとつが、内面から湧き出てくるような演奏に感動しました。

そして木村恵子さんのヴィオラソロ。伴奏は倉澤さんです。ヴァイオリンで有名な
♪タイスの瞑想曲、 もとは チェロ曲の♪シシリアーノ  ヴィオラの演奏は深みがあり落ち着いた雰囲気もまた、いいものだと思いました。
フルートの齋藤友紀さんが加わり、ヴィオラの木村さん、ピアノの倉澤さんとトリオで♪追憶  しっとりとした美しい旋律。
前半最後の曲は、川上さんが連弾で加わって、ピアソラの♪ブエノスアイレスの冬

後半は、私も何回もライヴに伺っている、平吉氏の娘さんでもある花木さち子さんが華麗でセクシーな衣装で登場! さち子さんの朗読で お話と音楽《つみきの家》 絵本や、受賞歴のある短編アニメーションで、ご存知の方も多いのでは?
前半で、ちょっと退屈してしまっていたようなお子さんたちが、真剣に見入っていました。スライドを交えて、わかりやすい朗読、まるであつらえたようなBGM、「今」があるということは、積み重ねられた時間と歴史の「今」なのだと、気づかされました。
そしてさち子さんのヴォーカルと川上さんの伴奏でイタリア映画の
♪ニューシネマ・パラダイス 愛の歌 
NHKみんなのうたの話題曲♪月のワルツ が聴けたのは収穫でした
さち子さんの声がこの歌の世界観に、とても合っていたのです!
最後に全員で、平原綾香さんのデビュー曲♪ジュピター 。 壮大な宇宙が感じられる演奏でした。アンコールは、「アナと雪の女王」より♪ありのままに

色々なジャンルの曲が、それも極めてレベルの高い演奏で聴くことができ、本当にすばらしいコンサートでした。
出演の5人にはささやかですが、深紅のバラの花を一輪ずつプレゼントさせていただきました。