ある日、何気にGoogle、そしてYahoo JAPANで「平吉毅州」検索してみましたら、稚ブログが1ページ目にヒットしました。冷や汗が出ました(笑)

   今まで自由に、時には、はじけて綴っていた【YUAの心】なのですが、そうばかりもしていられなくなりました。少なくとも、平吉氏のことが知りたくて、ここを訪れる方が中にはいるかもしれない、ということになります。
   また、もしかしたら平吉氏作曲の合唱曲を歌うことになったり、ピアノ曲を弾くことになって、参考にするために訪問する方も出てくるかもしれないのです。
そこで、私なりに平吉氏の楽曲について、書かせていただくカテゴリを作ることにしました。
   しかしながら、私は音楽の経験はあっても、専門家ではまったくありません。展開が…とか、和声が…などよくは分かりません。そのようなことはいくらでもご専門の先生がいらっしゃるかと思いますのでそちらにおまかせしたいです。
   自分はむしろ、10年間デザイナーとして食ってきたので、ちらのほうが専門といえます。デザイン&クリエイターの独自の視点で、これから平吉楽曲を見ていきたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いします。
   まずは、一番ポピュラーな代表曲からです。


  『気球にのってどこまでも』
作詞:東龍男   作曲:平吉毅州

時にはなぜか 大空に
旅してみたく なるものさ
気球にのって どこまで行こう
風にのって 野原を越えて
雲を飛び越え どこまでも行こう
そこになにかが待っているから

ラン ララン ラン ラン ラン ラン ラン ラン ラン
ラン ラン ララン ラン ラン ラン ラン
ラン ラン ララン ラン ラン ラン ラン ラン ラン ラン
ラン ラン ララン ラン ラン ラン ラン


時にはなぜか 大空に
旅してみたく なるものさ
気球にのって どこまで行こう
星を越えて 宇宙をはるか
星座の世界へ どこまでも行こう
そこにかがやく夢があるから
ラララ ラララララ



  一番よく知られている『気球にのってどこまでも』もともと昭和49年度
(1974年)NHK全国学校音楽コンクールの小学校の部の課題曲です
ちなみにのって~は、平仮名表記が正しいとのことです。一旦乗って~と印刷された楽譜が出回ってしまったため、漢字表記も見られるこんにちなのですが

http://ameblo.jp/ncon/entry-10261540343.html
ある
合唱団の隊長いわく
「とても難しい、減点要素の多い曲」だそうです。たしかに、ハ長調なうえアウフタクト、低めのキーとそして手拍子。楽しく生き生きとしたリズムが、実は一番難しいのかもれません。いわゆる裏拍ですね。常に8ビートを意識して歌わないと、歌の良さが半減してしまうでしょう。
  そして、すでに9月12日の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/milestone78_0628/37356542.html
でも触れていることですが、この歌が歌い継がれる理由のひとつとして、気球というモチーフと、その上昇感の表現があげられると思います。
   まず、イントロの下降和音で音を下げておいてから、少しずつたたたみかけるように、音は上っていきます。混部版ですと、♪気球にのって どこまで行こう~のところでソプラノのオブリガートが入り、歌詞のごとく風を操って軌道に乗ったという様が、表現されているように感じます。♪そこに何かが待っているから~のフレーズは、力強く男声のみ。そして手拍子のところは、安定して飛行しているのでしょう。
    2番では、時間と空間をこえて、宇宙にまで想いをはせていきます。2番においてあえて手拍子が入らないということは、手拍子を入れてしまうことによって、歌のが強まることを回避し、どこまでもつづく空間と心の広がりを表したかったのではないかと、私は解釈しています。

   そして人は、常に上へ上へと上りたいのではないかと。飛行機などの閉鎖された空間ではなく、開放感のある、それはきっと鳥の目線で、空の上から見下ろしたいのではないかと。そしてまだ、見たことのない場所、知らない場所へ行ってみたいという好奇心と、冒険心を満たしてくれるのではないかと。
   それをかなえてくれるであろう、あこがれの乗り物が気球であり、乗ったことがないにもかかわらず、として描かれり、モチーフとして取り上げられることも多いのではないかと思うわけです。
   ひと昔前のテレビ番組ですと、教育テレビの小学校2年生・社会科
「はたらくおじさん」があります。オープニングにおいて案内役の人形、カンちゃんと犬のペロくんが気球のって登場し、空の上から「さて、今日はどんな仕事を見に行こうか」ということになるのです。「こどもニュース」(NETテレビ・現テレビ朝日)のタイトルバックも、虹と気球のアニメーションだった記憶があります。
『風船少女テンプルちゃん』という、アニメもありましたっけ。
(既ネタも含みますが、下記も参照

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   特に意識して探したわけではないです(笑) というか、探していて見つかるものでもないですが、こんなにありましたね!
カレンダーのイラスト、ラジオ体操のカード、眼科に飾ってあった絵画、イベントのポスター、カラオケの画面(歌はなぜか「未知という名の船に乗り」・笑)、ラーメン店のトイレの内装、ゲームセンターの看板、ボランティア募集のポスター、次女のクラスの掃除当番表、文教大学祭の壁、生協のイベントのポスター、小学校わきのガードレール。

   平吉氏がどんな気持ちでこの『気球にのってどこまでも』を書いたのかは、すでに知るすべもありませんが、もしかしたらご自身の趣味であったヨットも風を操るという点では、気球に通ずるものがあるので気持ちが反映されているのかもしれません。そしてこれからも、の合唱曲として、気球に永遠の憧れをのせて、歌い続けられていくことだけは、たしかでしょうね。