命令や法律が次々と変わってあてにならないこと。
朝出した法令をもう夕方には改めることから。
朝改暮変(ちょうかいぼへん)とも言う。
(漢書・食貨志)
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ある有名な経営者の方が「朝令暮改はどんどんやるべきである」というような言葉をビジネス雑誌に載せておりましたが、小子は(?)マークが頭から飛び出てしまいました。
「なんのこっちゃ?」
記事を読んでみるとおっしゃる意味は、
「現代は変化が激しい。企業が時代の変化についていくためには朝出した命令を夕方には改めなければならないことが多い、そのくらいトップは迅速に命令を下すべきである・・・」
ということでした。
おっしゃった方も日本経済を引っ張って下さっている方でしたし、載せているビジネス雑誌も業界大手さんでしたので、こういう使い方があるんだナァ…と、でも意味が伝わりにくいナァ…としっくりいきませんでした。
でも、これは明らかに日本語の使い方が違うんじゃないですかぁ???
《変化に応じて迅速に対応する》
という前向きな姿勢を言いたい場合は【臨機応変(りんきおうへん)】が正しい日本語でしょ?
■臨機応変:
状況の変化に応じて、適切な手段・処置をすること。「機に臨み変に応ず」と訓読できる。
(晋書・孫楚伝)
【朝令暮改】には命令が「定まらない・いい加減な・あてにならない」というマイナスな意味が含まれているのですよねぇ? 違いましたっけ???