忘れるべきこと、忘れてはならぬこと | 温故知新は人生の道しるべ

温故知新は人生の道しるべ

自分の過去を省みて自分の明日を築いていく。

身の回りに起きる出来事は全て必然。目的地に着くために全て必要な出来事なんですねぇ~。

中国4千年の知恵

 

古本屋で見つけた単行本の題名の帯に着いていた言葉です。

題名は「賢者たちの言葉」

中国古典に出て来る言葉を集めた本です。

論語、孫子、老子、荘子、孟子、荀子、菜根譚、韓非子、大学、中庸、などなど。

まとめられたのは、私の大好きな守屋洋さんです。

190以上の言葉の中から小子が心を惹かれる言葉を無作為にピックアップしていきます。

 

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われ、人に功あるも念(おもう)べからず、

而して過ちはすなわち念(おも)わざるべからず。

人、我に恩あらば忘るべからず、而して怨みはすなわち忘れざるべからず。(菜根譚)

 

自分が与えた恩は忘れよ、犯した過ちは忘れるな。受けた恩は忘れるな、受けた怨みは忘れ去れという、一見平凡な人生訓ですが、これが難しい。

だれしも、自分が何らかの犠牲を払い、負担を受けた時には、例え自発的にしたことでも、有形無形の「お返し」を期待せずにはいられない。

半面、受けた恩を返すことはついつい忘れて、受けた怨みはなかなか忘れられない。

だからこそ、万事に付けて義理堅く、世話になった挨拶を欠かさぬ人は、今の世でも希少価値があり、信用され、可愛がられてるものである。