こちらの本を読んでいます。
韓国語でも訳された本で
韓国で大変評判がよかったので
私も読み始めました。
共感できる部分が
たくさんあります。
非婚の先輩から聞く
家族の話。
とても他人事とは思えません。
結婚して作った家族はおらず
もともといた家族は
みんな他界。
私まで死んだらうちの家族は終了。
我が家の状況とも
よく似ているので
わかる!!!
と思いました。
そして今日読んで
すごくよくわかったところが
「母が浮気をしていたので家族に対して不信感を抱くようになった」というところ。
私は別の理由ではありますが
家族に対してある程度
不信感を抱いており
やはり旦那にはとても頼れないな
とも思っています。
読みながら
何度も何度も頷き
下線を引いたことです。
普通のように見えて
普通ではない家庭。
なんだかわかる気がしました。
親の機嫌を損ねないよう
恋愛を控えている私を重ねつつ
読み進めました。
母がそれで幸せであれば
私は喜んで母の操り人形になろう。
いつの間にかそれを意識するようになり
そうなれない自分を責めながら
生きてきていました。
学部時代までは
たしかにいい子していました。
高校時代とあまり変わらない
節制能力を備え
さらに経済的にも
完全に自立していたからです。
たしかに大学時代の私は
この上ない
「良い子」
「誇らしい子」
でした。
東京に出てきて
寂しさに負けて
保ってきた節制力を失い
それに奨学金の期限が切れたとき
状況は一転しました。
私はもはや
「良い子」として
いられなくなってしまったのです。
そうしましたら
家族との仲は
悪くなる一方でした。
それを食い止めようと
必死になっていましたが
それでもやはり悪くなる一方だったので
一時期絶縁まで考えたことです。
そうこうするうちに
家族に対する不信感が強くなり
結婚から遠ざかっていった次第です。
といった経験があるので
すごく共感しながら読んでいます。
非婚者の必読書かもしれません。