「Phi,Mile…!!」
ホテルの部屋へ一歩足を踏み入れた途端、仕掛けられたkiss
「Phi,Mile…you don't wanna go to the beach!?」
「…yeah」
「We came here to get to know new member」
「I know babe…」
色々と困難な状況を乗り越えて、ようやく撮影が再開したKinnPorscheシリーズ
今日は新メンバーとの交流を深めるために皆んなでbeachに遊びに来ている
「んっ…はぁ、っ…Phi,Mile…」
P'Mileの情熱的なkissに翻弄され気付けばベッドに押し倒されてしまった
「っ!?…hey!you crashed little elephant!!」
ベッドの上に可愛らしくディスプレイされていたタオルで折られたエレファントが無惨にもペシャンコな姿に変わり果て、思わず抗議の声をあげる
「oh, sorry…」
少しも悪く思ってないらしいP'Mileのセリフには苦笑い
「poor elephant」
「sorry,babe」
「not for me!!Say sorry for the elephant!!」
「You are so cute,babe」
何がそんなにおかしいのかクスクスと笑いながらP'Mileの指先はPoのシャツのボタンを器用に外していく
「P'Mile」
「huh?」
「なんでPoのシャツを脱がせるの?」
「ビーチに行くなら水着が必要だろ?」
「I can change by myself!!」
「I wanna help you,babe」
「はぁ…」
鼻唄を歌い始めるP'Mile
こうなるともう止められない
楽しそうなP'Mileに呆れつつ、視線を横にやるとバルコニーの先に広がるのは美しいオーシャンビュー
今日はこのままホテルに一泊する予定だ
「P'Mile…kissマークつけないで…っ!!」
さっきから首筋に感じる強めな唇の感触に不安を覚えつつP'Mileの肩をタップする
「…why?」
「beachに行けなくなるから…っ!!」
Poのセリフに不満げな表情を浮かべるP'Mileはまるで子供みたいだ
色々な事情で撮影がストップしていた期間、それまで以上にP'Mileと一緒に過ごす時間は自然と増えていき、ふたりの関係性もより深く濃密なものへと変化していった
二人で過ごす夜、二人で迎える朝…
朝、目覚めるとすぐそばに触れるP'Mileの温もり
brother,buddy,partner…husbands
周りからは自分達の関係を色んな名前で呼ばれるけれど、すべて当てはまるようで…でもどれもなんだかしっくりこないような気がする
奇跡のようなP'Mileとの再会から今日に至るまで…築き上げたこのCHEMISTRYは唯一無二のもの
「hey,babe」
「…huh?」
「なに考えてる?」
ベッドの上でPoの反応が薄いことに気づいたP'Mileが心配そうな視線を向けてくる
「あー…P'Mileとオーディションで再会してからのこと…もう随分と長い時間一緒にいるなぁ、と思って」
「Phiと一緒にいるの飽きた?」
「ふふっ…P'Mileといて飽きたと思うことなんかないよ…ふたりで過ごす時間はいつもフレッシュで楽しくて…」
「時々、Phiがしつこくからかって Poを怒らせるのに?」
「それはP'Mileのせいでしょ!?Phiはたまにすっごく意地悪する!!」
「それはPoが可愛いからだよ…昔から言うだろ?好きな子はついつい意地悪したくなるって」
「……その言い方ずるい」
「Let me love you,babe」
「please don't give a hickey…I wanna go to the beach with you later」
「…okay, そしたらPoに頑張ってもらわないと…」
「what…」
腕を引かれたと同時に、ベッドに横たわったPhiの身体の上に乗せられる
「Phi,Mile…」
「you can do it babe」
P'Mileの意図を理解すると同時に、じわじわと身体が熱くなってくる
「you are so beautiful…I love you,Po」
結局、このセリフに弱いのだ
普段とてもシャイなP'Mileが真摯に伝えてくれるこの言葉に
素肌を伝うPhiの繊細な指先に肌が粟立つ
「I love you,too」
おそらく皆んなと合流してbeachで遊ぶのは出来そうにない
でも、二人で夜こっそりとbeachを散歩するのもきっとロマンチックに違いない