特別なことは何もしなかったPoのbirthday

でも昨日はふたりきりで濃密な時間を過ごした

今朝も目が覚めるとPhiの腕の中で穏やかに眠るPoの寝顔にそっとkissを落とす

閉じられた目蓋を縁取る長い睫毛

薄らと唇を開いて穏やかな寝息を漏らす、まるで小さな子供のような寝顔はほんとうに愛らしい

自分の寝相が壊滅的に悪いのは自覚している為、Poと一緒のベッドで寝るようになった最初の頃は怪我をさせてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしたが、そんなことは一度もないから不思議だ

ひとりで寝ていて寝返りを繰り返した挙句、ベッド横のnight tableに頭をぶつけることは今だにあるというのに


「Good morning,babe」

「……hmm…morning…Phi」

目を覚まし腕を伸ばして甘えてくるPoの寝乱れた髪を撫でながら唇に軽いkiss

「I'm going to get ready for breakfast…you can take a shower first,babe」

「…okay」


Poがシャワーを浴びている間にキッチンで朝食の準備をしていると、リビングのテーブルに置きっ放しのPoのmobile phoneが呼び出しを告げる

なかなか鳴り止まないそれに緊急のcallなのかとさすがに心配になり、mobile片手に足早にシャワールームへと向かった

「Po,babe!」

「huh?」

「Someone keeps calling you! It might be emergency…」

「Can you get it?」

「……」

「My whole body is covered with soap right now!」

「……okay」

一体誰からのcallなのか…ディスプレイには「G」の文字のみ

PoがPhiのmobileをまるで二人で共有しているかのように扱うことはあるけれど(見られて困るものはないし、Lock解除のやり方まで把握している)逆の立場になることはほとんどなくて何とも不思議な気分で手の中のmobileを見つめる

まさか登録されてる人間全員、アルファベット1文字表記じゃないだろうな…と苦笑いしつつディスプレイをタップした

「hello?」

「P'Po!happy birthday!!」

「……」

突然飛び込んできたテンション高めの声に思わず返事ができないでいると相手から不安そうな声音が漏れる

「Phi?sorry…I didn't call you yesterday,but I thought you were busy…and…」

「……」

「Phi?P'Po…???hello…???」

「ah…I'm sorry…Po is taking a shower right now」

「oh!okay…ahhhh……are you…P'Mile?」

相手から自分の名前が出てきて、驚きつつも冷静に返事をする

「yes…and you are…」

「WOW!P'Mile!!My name is Gulf Kanawut」

「 Oh!N'Gulf」

「Yes!I'm…」

N'Gulf…まだ直接会ったことはないけれど、もちろん彼の顔はよく知っている

「you and Po are…」

「We have same manager」

「RIGHT!I heard that from Po…」

「 I heard a lot about you,P'Mile…thank you for taking care of P'Po…there are not so many people P'Po can trust and open his heart…P'Po really loves you…」

最後のセリフに思わず頬が熱くなるのを感じていると目の前のシャワールームのドアが開いてPoが姿を現した

「P'Mile…?What's wrong?」

「nothing,babe…here」

照れくささを隠すように慌ててそばにあったバスローブを手渡すのと同時にmobileも差し出す

「Who is it?」

「N'Gulf」

「 Oh!…Hey!Gulf,what's up!?Where are you?」

「P'Po笑…I'm at my house」

「You mean…you and P'Mew's condo?」

「SHUT UP笑 I just called you to tell happy birthday,brother」

「thanks」

バスルームでそのまま話し込みそうなPoの手を引いてリビングのソファに座らせると、当然のように膝枕を要求されるので濡れた髪をタオルドライしてやりながら楽しそうにN'Gulfと会話するPoを眺める

「Did you have a good time with P'Mile?」

「yeah…we had romantic night」

「okay…I’m not asking about the details though」

「 I know, I know笑 anyway, thanks for calling」

「No problem,Phi」

「hey!maybe we should have some time together…4 of us」

「You mean…you,me…P'Mew and P'Mile?」

「yes!your P'Mew and my P'Mile…double date!」

「Are you sure,Phi?」

「WHY NOT!?」

「I don't know…maybe…」

「Don't worry,Gulf…P'Mew is my type…oops!not my type笑」

「hey!」

クスクスと笑いながらPoがこちらを見上げてくる

会話の内容は漏れ聞こえてくるのでnaughtyなPoに翻弄されるN'Gulfが少々不憫になり、Poのバスローブの合わせ目から手を差し入れ、敏感な部分を擽るように刺激するとPoの身体がびくんっと震えた

「…っ、P'Mile…っ!!」

「 You want me to punish,baby?」

「I didn't do anything…!!」

焦ったように身を捩るPoの身体を片手でholdしながら、Poの代わりにN'Gulfに語りかける

「maybe,you guys can come over my place…I love cooking…so I can invite you guys for dinner」

「thank you,P'Mile」



Gulfとの通話を終えた途端、逃げ出そうとするPoを膝に抱き上げる

「P'Mile…っ!」

「where are you going,babe?」

「ahh…bathroom!」

「No you can't…you need to explain…」

「explain about what!?」

「P'Mew is your type?」

「No!that's not true!!and I think P'Mew is same age as you…」

「oh!so…your type is the person who is older than your age」

「P'Mile…please stop teasing me」

「You need to understand that your boyfriend is possessive」

「okay…daddy」