
小学生の頃泣きながら練習していた曲は、数十年経った今も指が覚えていて不思議。この頃の母はジュリアードジュリアードと気が狂ったように毎日ピアノをさせていたけれど、そんな思いも虚しく教育学部へ進んだ娘。
今こうやって子どもたちと弾き語りをしながら歌やピアノを楽しめるのは、楽譜が読めなかった私にクラシックCDを毎日聴かせて楽譜を覚えさせていた母の努力があったからであろう。
よく楽譜が読めなかった娘を小学四年生でショパンやベートーベンまで持ってこれたなぁと改めて母の努力に感心しながら譜面をめくる。
そしてどんなに間違えても、怒り狂う母の横で祖父母がどんな時も褒めちぎってくれたことは本当に嬉しかった。
母親としての立場、祖父母としての立場、それぞれの役割があったのだなと今なんとなくわかってきたような。
今は亡き祖父と祖母がプレゼントしてくれた大事なピアノ。
私の一生の宝物です。
この音色を聴くと懐かしく、亡き祖父の温かい言葉を思い出す。
私も子どもたちにとって前向きで自信に繋がる言葉掛けを心掛けたいと思う

