就活~
Roseに対する風は冷たく母子と言うだけで、社会の偏見視は想像以上に最悪だったあの頃。
正直、この子さえいなかったたら私はバツがついていても、もっと自由な枠で社会復帰出来たと思ったりしたあの時。
でも、どんな理由にせよ、愛娘を産んだのは私で、そして愛娘が選んだ母親は私で、愛娘に罪はない。
本当に親子として向き合いが出来るようになったのは、愛娘が小学生に入った頃な気がする。
自我が芽生えて、言葉を気持ちにしてたくさん話すようになってから。愛娘が3歳くらいの時に、Roseは素敵なおばあちゃんに会った。
Roseがその頃、通ってたLive-House~
ひょんなコトからVocalの女の子と仲良くなり時間があるとLiveHouseへ愛娘を連れて行ったあの頃~ Liveに行くと、軽く70歳を超えるおばあちゃんはいつも来てて、おばあちゃんと仲良くなり、そのVocalの子のおばあちゃんだと知った。プライベートで4人で海へ行くコトが叶い、その時に初めて、彼女は0歳からおばあちゃんに育てられた保父家庭だと知った。
おばあちゃんは言った。
[こんな老いぼれババァに育てられて、あの子が愛情を知らないとか、よそ様に迷惑をかけるとか、そんなコト理由にされたくもないし、される筋合いもない。]
[おばあちゃんは、あの子に何を教えてるの?]
[何も教えとらへん、ただあの子にしてるのは、よそ様の迷惑にならん範囲で自由にさせとる、そんなけや]
おばあちゃんは彼女と歳が50歳以上離れて居て自分はあの子が若い時に当然、亡くなる、あの子が自分をなくしても後ろ指さされるコトなく生きていけるコトだけを強く願ってた。
Roseが母子になって、最も転機をくれたのは、母子になったRoseにコトある事にがみがみ言う両親ではなく、このおばあちゃん。
私自身がそんな両親に嫌気をさしていた時期でもあっただけに。母親なし育った彼女は両親揃う家庭に負けないくらいの愛情に溢れ、Roseは彼女みたく愛娘もなって欲しいなぁって強く思ったあの日の追憶。
彼女のおばあちゃん、私の価値観を現実を持って唯一立証し変えた人のひとりだろう。
Rose~
today~お弁当~
