まりもの本棚 -2ページ目

まりもの本棚

読んだ本のことを書いています。

 薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 江国香織 集英社

5組の夫婦と不倫相手、妹にその結婚相手、妹の先輩、総勢15人、それぞれどこかで誰かと繋がっている人たちの、何気ない日常で繰り広げられる不倫、離婚、純愛が書かれたお話です。

似合いのカップルなのに、満たされて幸せそうにみえるのに・・・・・・なぜか出るため息、孤独を感じる人々

孤独な心に踏ん切りをつけるため離婚を決意する人がいれば、孤独な心にふっと恋愛の火が点る人もいる。

都心で繰り広げられる日々の生活、出会いと別れがなんの違和感もなく描かれていてとても素敵な作品です。

作中には道子さんが育てている「薔薇の木」、衿が父と住んでいた家の裏庭の「枇杷の木」は登場するのですが「檸檬の木」は出てこなかったですわ。

檸檬の木もなかなかいいですよ。

私の家にも薔薇の木と枇杷の木があり、私は薔薇が大好きです。

江国さんも薔薇を育てているんですよね。

作中に登場したバラマレーラ、調べてみたら橙色のHTの芳香で魅力的なバラで欲しくなりました。

とにかく素敵な作品だったので是非読んでみてくださいね。




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 6000度の愛 鹿島田真希 新潮社

「冥土めぐり」で芥川賞を受賞した鹿島田さん、「6000度の愛」は三島賞を受賞した作品です。

こういう作品が純文学っていうんだよね。

でも難しくて私にはよく分からないわ。


主人公の私が抱えているものは・・・

兄に対する母の偏った愛

私は兄の空虚な似姿なのだ

そして兄の自殺

いつしか私は死にたいとう気持ちに苛まれ、誤作動で鳴り響く火災警報器、それが合図だったかのように私は突然長崎に旅立ちます。

原爆、6000度の惨劇、そこは顔がない世界。

私にも顔がない。

長崎で出会ったロシア人とのハーフの青年に、死という冒瀆を赦され自分を取り戻すという話です。

難し過ぎて・・・

何度も何度も同じところを読み返しましたが結局理解できずじまい。

若いのにこれだけ書ける作家はそうそういないです。




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 最後の恋 阿川佐和子、角田光代、沢村凜、柴田よしき、谷村志穂、乃南アサ、松尾由美、三浦しをん 新潮社

8人の女性作家による「最後の恋」をテーマにしたアンソロジーです。

いろいろな恋どれも素敵・・・

いろんな色の恋花が咲きます。

春太の毎日 三浦しをん
ヒトリシズカ 谷村志穂
海辺食堂の姉妹 阿川佐和子
スケジュール 沢村凜
LAST LOVE 柴田よしき
わたしは鏡 松尾由美
キープ 乃南アサ
おかえりなさい 角田光代

なかでも谷村志穂さんの「ヒトリシズカ」が切なく、印象に残りました。

犬好きには三浦しをんさんの「春太の毎日」がたまらないかな。

息抜きにちょうどいい一冊です。

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 鍵のない夢をみる 辻村深月 文藝春秋

直木賞受賞作品です。

泥棒、放火、逃亡者、殺人、誘拐、どこにでもありそうな犯罪をテーマに現代の病んで揺れ動く心が描かれています。

泥棒は犯罪なのになーなーですませる回りの大人たち、高飛車なくせに他人の目を気にするお局、元彼から逃げ出す機会はあったのに・・・、自分よりも夢を追うことを選ぶ男に最後にした仕返しとは・・・、育児ノイローゼの果ては偽装誘拐の5作の短編です。

共感というか気持ちが理解できたのが「君本家の誘拐」で育児ノイローゼが書かれた作品です。

私も2歳違いで二人の子どもを育てましたが、夫婦だけっというかほとんど一人で子育して、ほんとほんとーに大変でした。

しかも下の子がめちゃめちゃ体が弱かったのでストレスたまりましたね。

郊外のマンション、夫は育児に協力的でなく、子どもはいつも大泣きし、育児について語り合える友達も近所におらず、四六時中ひとりで子どもと向き合う毎日。

かつての自分と重なります。

たまには子ども旦那に預けて息抜きしないとね、犯罪予備軍になっちゃうよ。

それから、最近の子どもの難読な名前について触れていて、私も主人の職業柄子どもの名前を目にする機会があるんだけど、度キュンネーム多いね。

じいさん、ばあさんになった時のこと想像すると・・・・考えちゃうね。

とか言っるうちの娘も度キュンネームです。(笑)


「仁志野町の泥棒」、これはいくらなんでもないでしょう?

田舎だとあるのか?

だれそれさんは泥棒だけど警察沙汰にすると子どもが可哀相だから騒ぎ立てないってことは、私が子どもの頃の田舎にはあった話だよね。

粒ぞろいでテンポのいい話だから是非読んでみてください。




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 ピアニシモ・ピアニシモ 辻仁成 文藝春秋

「ピアニシモ」から17年。

辻も脂ののった作家に変貌を遂げたように、「ピアニシモ」に脂がのるとこうなりますって感じのストーリーです。

3部構成になっていて、1部は「ピアニシモ」を分かりやすく肉付けし、ピアニシモ・ピアニシモ」としてストーリー展開するために「ピアニシモ」での設定を少し変更し、学園内での殺人事件としています。

2部は心の友「ヒカル」がトオルの前から消え、亡霊に導かれ「ヒカル」を探しに地下にあるもうひとつの中学に行き、悪意の「ヒカル」を見つけます。

3部はトオルが初めて愛した「シラト」がトオルの作り出した悪意の世界で襲われ、瀕死の状態となりますが、トオルは希望を捨てず愛することでキセキを生みシラトを救います。


うーん、最後のシラトを救いにいくところあたりの幻想と現実の区別が私には良く分からなかったです。

それに、トオルの化身「ヒカル」はまだ消えてないんだなぁ・・・・ 気になります。




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