3泊4日の故郷への一人旅。
友達がたくさんいるこの街に帰るのは、実に5年ぶりです。
中学や高校の同窓会や仲良い友達グループの集まりにも、結婚してから一度も参加できずにいました。
故郷までは、飛行機で1時間半ほど。
飛行機でもリムジンバスでも、窓の外に見える景色は、どれも、鮮やかで、無彩色の日常とはまるで違うように見えました。
第一日目の夜。
早速、元彼Kさんに会いました。
私は高校が共学だったせいか、(大学は女子大だけど)、男友達が割といる方でした。
だけど、旦那と付き合ってから今まで、10数年間、旦那以外の異性と、一対一で食事をしたことがありません。
2人だけで会ったこともありません。
これが初めて。
今回の帰郷でも、会う約束をしたのは女性ばかりで、Kさんが唯一の男性です。
私がこの街を出て行ってから、15年近くたっています。
街のレイアウトはすっかり変わってしまっていたので、Kさんに指定された待ち合わせ場所には、方向音痴の私では、迷わず到着できないだろうと予期して、20分も早く着く計算で、ホテルを出ました。
結局、15分前に着いたのですが、
なんとKさんは、私が着いた直後に現れたのです。
この人のこういう、自分は待っても人は待たせたくないっていう優しい性格、相変わらずで嬉しいなぁと思って、すごく小さなことかもしれないけど、心が温かくなりました。
さすが情報通なだけあって、街の素敵なお店を知っているKさん。
予約してくれていたお店は、ミシュランで星を取って以来、予約が取り辛くなったという、程よく敷居が低く、程よく賑やかで、程よく落ち着いた、居心地の良い小料理屋さんでした。
大将の目の前のカウンター席に着くなり、Kさんはおもむろに私の顔を覗き込み、ニッコリしながら、こう言いました。
「相変わらずおキレイで♪」
言ったKさんは恥ずかしそうで、、
言われた私はもっと恥ずかしくて、、
漫画であれば、2人の顔面に斜線が書かれて、
\(//∇//)\
横に「かぁぁぁ」って書いてあったはず。
頭から湯気も出てるかも(笑)
挨拶文句みたいなお世辞だとはいえ、、
男性に、褒められたのは、何年ぶりだろう。
あーーー
う、うれしすぎるーー泣
胸がきゅぅぅーと言いました。