私が両親から教わったことがあります。
それは。
罪を憎んで人を憎まず。
私の両親は、本当にこれを心から実践している人です。
ひどいことを言われた友人も、お金を未払いのままトンズラしてしまった仕事仲間も、後に許しています。
私は両親に小さい頃から、こう言われてきました。
人には良い面と悪い面が必ずある。
だから良い面とだけ付き合えばいい。
善人も悪人もいない。
1人の人間の中に、善があり、悪がある。
私はこの話が好きで、大人になるにつれ、誰かに傷つけられたり嫌な思いがした時でも、人を許すというか、良い面を見て悪いところは忘れよう、という癖が自然に身について行っていました。
しかし、この癖が、自分で自分の首を締めることになるのです。
ちょっとしたことなら、良い方に作用することが多いです。
細かいことは気にしない、寛大な性格ともとれます。
しかし、
とても深く傷ついた時でも、人を恨むことができないこの癖は、とても苦しいものでした。
私は、誰かに裏切られ傷ついて胸が締め付けられても、、人を許してしまう、バカになってしまっていました。
胸が痛いのが治るわけじゃないんです。
痛みを感じたまま許すのです。
20代前半の頃、一緒に(2人で)海外旅行に行くほどの親友の女の子が、私の同棲中の彼と、私に内緒でデートに行ったことが発覚しました。
大好きな2人から裏切られた私は、本当に深く深く傷つき、その子とも彼とも縁を切ろうとしましが、話し合い、謝罪され、結局許してしまったことがあります。
その時スパッと切っていたら、切り替えも早かったのでしょうが、許したことで、関わりが継続してしまい、傷が癒えるのに時間が掛かりました。
そして、
暴力は絶対反対だ、もう旦那と離婚したいと心の底から思っているはずの私であるのに、どこかで旦那の良い所を見ようとしてしまって、突き放せないでいるのです。
謝られたからじゃありません。
旦那は謝っていません。
そりゃあ、自ら選んで好きで結婚した人ですから、いいところはあるのです。。
旦那を愛しているわけではありません。
理解できない方、、、多いと思います。
友人にも何故、別れないのかと言われます。
(最近は友人何人かにありのままを聞いてもらっています)
私は、心の底から人を恨むことができないのです。
この性格が自分の一番嫌いなところで、自分を一番苦しめています。