約一年ぶりに私が働き始めたその会社は、まさにブラックでした。

サービス残業ばかりで、慣れてくると社長は、休みを返上して仕事をしろというようになりました。


家に帰ると、(自分は無職でも)家事は妻がするものだという旦那からのプレッシャーがあり、これ以上生活を仕事の時間に取られるのは無理ではないか、という空気が流れ出していました。

つまり、これ以上私の家事の時間が削られるのは、旦那としては嫌だということです。

あぁ勝手ですよね。


私は追い込まれていました。


仕事には100%の力は注いでいませんでした。
人手不足で雑務の量が多く、本来の職務に集中する時間が極めて少なくて、もっとこうしたら、というアイデアはあっても、そっちに進むと、夜遅く帰るしか無くなると思い、言うのを控えていました。

こういう仕事の仕方は本来はしたくないのですが、家庭がある身としては、家事と両立しなくてはいけなくて。

自分のためもあって、本気を出さずに仕事をしていました。


旦那が家事をしてくれれば良いのですが、まぁしないです。しない。
まったくではないけど、食事はまず作らない。
私が休みの日は、家事家事家事でした。


仕事もしない、家事もしない、旦那。

いつまでこんな生活を続ければ良いのか。

旦那への尊敬の念が、じわじわと薄れていきました。


以前知り合いに
「ななみ(私)は、メスなんだ」
と言われました。

狩りに出て得物をたくさん持ってきてくれる男が本能的に好きで、男の世界でボス的な存在、1000人に1人のリーダーのような人ばかり好きになると分析されました。


確かに、結婚前の旦那は、仕事ができる男で、カリスマ性もありました。
周りにも一目置かれるようなオーラのある人で、発想力や先見性に富んでいました。

そこが一番好きだったところです。

それ以外の悪いところをカバーするぐらいの強烈な魅力がありました。


なので、

働かない旦那は、ダメなんです。


愛せないのです。
尊敬できないのです。