キャー!
何年ぶりかしら?
とりあえず、アップしてみた。

J終わらしたいけど、まだつらい。

では

あかん。
年末やね。
しんどい。
つらい。
それでも、仕事に行かねば。

じゃ

                     “Jー2” ♯4

 轟音と突風の中から現れた“ソレ”が口を割る。
「お初にお目にかかる。オレの名前は、“マリオット”。以後お見知り置きを」
 こう言うヤツってさ、大概やられるよな。まっ、作者の独り言です。
「今のは・・・“JーDASH”・・・なのか?」
 Aは、呟いた。
 “マリオット”と言われる“ソレ”は、凄いスピードで突貫してきた。それは、まさに“JーDASH”そのものであった。
「まさか!このスピードは!」
 Iが、叫ぶ。
「そして、この破壊力!」
 Sも何かを感じとった。
「オレの武器は、この“スピード”だ!スピードがあれば十分なのだよ!」
 そう言い放つと、マリオットはさらに突貫してくる。
「このままでは、ひとたまりもない!」
 Aは、考えた。“変身”する隙を。
「このスピードと破壊力!まさか!」
 Iが、マリオットに叫ぶ。
「この近くの村を襲ったのは!?まさか!?」
 マリオットが、答える。
「ん~?あ~、あの村の事か?確かに、オレがやった。なんの抵抗もなくてつまらなかったがな。」
 ドクン!
「・・・なんだと!」
 ドクン!ドクン!
「お~ま~え~か~!」
 IとSが、怒りに硬直する。いや、ボディーを提供している二人がそうさせたのか。
 四人のシンクロ率が、上がっていく。これまでにないくらいに。
「だから、なんだとゆーのだ!“女王”の前では、愚民の命など・・・」
 ドッゴーン!!
 マリオットは、攻撃を続けながら言う。
「どーーーでも!いいのだぁ~!!」
「うわあああ~!」
 IとSが叫びながら突っ込む。が、“変身”していない彼らは軽くあしらわれる。
 そしてAは、見つけた。マリオットの攻撃の隙を。ほんの一瞬のチャンスを。
「いい加減に、くたばりやがれ~!」
 マリオットは、標的をHに絞った。
「えっ!えぇ~!オっ、オレ~!うわぁ~!こないでぇ~!・・・ぐわっ!」
 マリオットのタックルにHが、轢かれた。そして、そのまま壁に突っ込んだ。
「今だ!!I、S!“変身”だ!!」
 Aが叫ぶ!IとSが、顔を見合せ、叫ぶ!
「おお!“Jーアッープ”!!」
 身体に纏った布状の“ソレ”が舞い上がり、二人の顔に覆い被さる。
 バン!バン!ババン!!
 三方向からの無駄なカメラワーク!
「Jー3!」
「Jー4!」
 “J”の登場である。
「いけ!“3“、”4”!」
 一応、Hの近くに行って生死確認しながらAは、叫んだ。
「・・・あ~死ぬかと思った!」
 (ちっ!生きてやがった・・・)
「ん?今、なんか言った?」
「ああ、無事でよかったよ・・・」
 Aは、落胆した。
「どゆこと?」
「何でもないよ。そんなことより・・・動いた!」
 マリオットが“3“と”4”目掛け突貫する。
「変身したから、なんだというのだ!」
 しかし、マリオットの目の前から二人が消える。
 “JーDASH”である。
 そして、二人が同時に必殺技を出す。
「Jーストーム!」
「Jーミラージュ!」
 不思議なことが起きた!
 二人の、二つの技と二つの魂がシンクロする。
 何体ものJが現れ、“Jーマシンガンストーム”を放つ!
 それは、まさにマシンガンの台風であった。
 “Jーマシンガン・ハリケーン”の誕生である!
 一発一発には破壊力は少ない。だが、それが無限かの如く降り注げば・・・
「なんだ!これは・・・こんな豆鉄砲いくらこようが・・・ん?・・・なに?・・・オレが直撃を受けている?」
 ガードをしていたマリオットだったが、次第にサバキきれなくなっていった。腕や足、どんどんと削られていく。
「こんな!こんな簡単に・・・オレがやられるのか?・・・ぐわっ!」
 3と4は、勝った。彼らの目には光るものが流れていた。

             つづく