paradise cafe -86ページ目

ポップ!!

昨日、紀伊国屋にふらっと寄ったら見つけました

とらわれない言葉 アンディ・ウォーホル/著者不明
¥1,365
Amazon.co.jp


内容は、ウォーホルの発言集を抜き出して、

名言っぽく加工しただけの本なので、

こんなこと言っては出版不況で悩んでる出版業界に怒られますが、

立ち読みで十分な感じです。



「僕のことを知りたいんだって?それなら僕の表面を見ればいい」

だったけかな?



不景気が続く日本だからこそ、

大量消費社会を対象に作品を作ったウォーホルの言葉が必要なのかな?


とか言って、今では彼の発言が好き勝手に消費されてるけど。




菫のブーケをつけたベルトモリゾ

マネ「菫のブーケをつけたベルトモリゾ」

(三菱一号館のマネ展で見れます)

モリゾという女性は、この時期に活躍できた数少ない女性画家です。

マネにとってモリゾは弟子にあたります。

なので、構図的にマネと似ている作品もあったりします。

(ちなみに、モリゾの旦那さんはモネの弟のウジェーヌさんです。)

今では、女流画家とかが活躍しておりますが、この時代、女性が画家として活動するなんてはしたない!って思われる時代だったんです。なので、モリゾ自身も肩身が狭かったようです。

そういう、女性性(ジェンダー論になってしまいますが)が、絵画の画題に反映されるって見方ができるそうです。

モリゾは印象派の画家であったので、他の印象派の画家との交流が見られます。

特に、ルノワールに目をつけられていました!

しかし!

ルノワールの目当てはベルトモリゾではなく、娘のジェリーちゃんです。

世界を代表するロリコン(怒られそう^^;)であるルノワールは、ジュリーの肖像を描いたりしているんです。

ルノワールにとってみれば、数多くいる美少女のうちの一人にすぎないかもしれませんけどね~。

ルノワールのロリコン話は違う時にしますね。

次回は、モリゾに焦点を当てて書いてみようと思います。

(マネが中途半端なんですけど…)

女神と高級娼婦

オランピア

(ブログの文章部分の幅が狭いため、見づらいのですがご了承ください)

前回、オランピアは娼婦を描いていると述べました。

(娼婦って連呼しまくって、怪しいブログになりつつありますが^^;)

確かに、サロンの場で、娼婦を主題とした作品を展示するのはよろしくないとは思います。しかし、ここには違う観点から見ることもできるのです。

娼婦は娼婦でも高級娼婦なんです。

つまり、上流階級にしか相手にしない娼婦なんですよ。

そして、サロンに絵画を見に来る人々はたいてい上流階級です。

(まあ、本当のことを言えば、絵を見に来ているって言い方は、あんまりあたってなくて、サロンという場を目的に来る人が多いんですよね。今でいう、出会いの場として…しかも不倫の。)

上流階級の男が来る場所で、高級娼婦の絵画を出す。

それが、マネのポイントだった!

いくら娼婦と遊んじゃってる男としては、ある意味、自分の生活が暴露されているわけです。見たくもない現実を見せられているわけです。

一種の生活の断片だったわけです。

サロンが開催されている頃のフランスでは、一番評価されるのは「歴史画」でした。

神話や聖書などを題材とした絵画であり、風景や生活の様子を描く風景画や風俗画は全然評価されない時代だったんです。

裸の女性を描くにしてもヴィーナスである必要があったように。

そんな中に、マネの「オランピア」

平面的な上に、歴史画ではなく風俗画。

女神ではなく高級娼婦。

上流階級の嗜みを暴露。


そりゃ~嫌われるわな!