恋愛とモードの関係の変化
『モードとエロスと資本』より4回目ですね。
なぜ女性は着飾るのか?というと、恋愛っていう要素が多いわけです。
恋愛がモードを作ってきたといっても過言ではないくらい。
服飾や装飾品の多様化は、かつての宮廷に起源があります。
フランスなんかを想像していただければよいのですが、フランスのご夫人方たちは、サロンに行ったり劇場にいったりとするわけですよ。でも、彼女たちが目当てなのは、絵画よりも演劇よりも、男です。
いかに、目立つか!そして男をゲットするか!が大切なわけです。
まさに不倫は文化^^;
男性を自分に釘付けにしますと、男性は、女性に贈り物をするわけです。
装飾品とか服とかいろいろ。
なので、シーズンごとに新しい洋服がうまれ、前のシーズンの服は時代遅れになるわけです。上流階級のご夫人ともなれば、流行を機敏にキャッチしないと、いけないわけですから。(モードはパリ発信なのも納得なのです。)
なので、アクセサリーもたくさんの種類が出てきますし、「君だけの為に作ってもらった世界で一つしかない」ものも出てくるわけですね。
なんせ、上流階級のご夫人方の不倫相手もまた、上流階級の紳士ですので、お金はたくさんあります。
(貢ぎすぎて破産してしまう人もたくさんいたでしょうね。相手が娼婦の場合は、金の切れ目は縁の切れ目だったりしますし)
このように、恋愛が、モードを生み出していくのであります。
でも、現在では、恋愛があるものにとってかわったというのですが、それは次回。
CMソングと化粧品
化粧品とCMソングの関係ですが、
昨日も触れたように80年代は、化粧品のCMが日本の音楽を引っ張っていきます。
(90年代は、主にドラマです)
特に、資生堂とカネボウの勢いが半端ない
このころの両社は、季節ごとにテーマソングを作っていたので、曲数も盛りだくさんです。
全部挙げるのはめんどくさいので^^;
オリコンのランキングで3位以上に入ったものを挙げますと
竹内まりあ 不思議なピーチパイ(80年資生堂)
クリスタルキング 蜃気楼(80年資生堂)
松田聖子 風は秋色(80年資生堂)
松田聖子 夏の扉(81年資生堂)
松田聖子 Romance(81年資生堂)
忌野清志郎・坂本龍一 い・け・な・いルージュマジック(82年資生堂)
山下久美子 赤道小町ドキッ(82年カネボウ)
一風堂 すみれSeptember love(82年カネボウ)
YMO 君に胸キュン(83年カネボウ)
ラッツ&スター め組のひと(83年資生堂)
松田聖子 Rock’n Rouge(84年カネボウ)
松田聖子 ピンクのモーツアルト(84年カネボウ)
薬師丸ひろ子 Wの悲劇より woman(84年資生堂)
アルフィー シンデレラは眠れない(85年カネボウ)
吉川晃司 にくまれそうなNEWフェイス(85年カネボウ)
岡田有希子 くちびるNETWORK(86年カネボウ)
Kuwata band バンバンバン(86年資生堂)
中村あゆみ ちゃっとやそっとじゃCAN’T GET LOVE(86年カネボウ)
国生さゆり ノーブルレッドの瞬間(86年カネボウ)
中山美穂 ツイてるねノッてるね(86年資生堂)
小泉今日子 水のルージュ(87年カネボウ)
南野陽子 吐息でネット(86年カネボウ)
浅香唯 C-GIRL(88年カネボウ)
工藤静香 MUGO・ん…色っぽい(88年カネボウ)
中山美穂 ROSECOLOR(89年資生堂)
浜田麻里 Return to Myself しない、しない、ナツ。(89年カネボウ)
氷室京介 MISTY(89年カネボウ)
…ほとんど資生堂かカネボウのCMソングが売れているように見えますね!
最初のほうは資生堂のCMソングが力があるんですが、82年からカネボウが出てきて、全体的にもカネボウが優勢な感じがします。
あとは特に、80年代前半の松田聖子と化粧品CMの関係がすごいです(笑)
松田聖子と化粧品CM って本が書けそうなくらい。
同じ80年代前半でも、初めは資生堂、後はカネボウと、なんか大人の事情が垣間見えそうな気もしますし。
加えて、特徴的なのが、タイトルでしょうか?
ルージュだったり赤やピンクなど、化粧品を想起させるようなワードや、
めだったりくちびるだったり顔のパーツが入っていたりといろいろ工夫がちりばめられていますね~。
化粧品から見る広告CMっていうのは楽しいものです。
今は、あんまり化粧品ごとのCMソングが少なくなっているので、
さみしいものかもしれませんね~