伝われ、愛
今日、amazon経由で買った古本が届きました。
小説じゃないんですけど、エッセイみたいなものなんですけど泣きそうになりました。
自分自身、出口の見えない悩みに襲われて、ちょっと精神的に病んでるもので…。
その本を読んでいたときに、何かが本に挟まっているのを見つけました。
いわさきちひろさんのポストカードでした。
たぶん、前の持ち主がしおり代わりに挟んで、そのまま売ってしまったものだと思いますが、
知らない人からもらったプレゼントのように嬉しかったりします。
もしかしたら、前の持ち主さんが、次の持ち主のために挟み込んだものだったりするかも・・・みたいな考えも少々。
買った本のタイトルが『伝われ、愛』っていうのも関係あるかもしれません。
(ポストカード自体は、「愛と夢をえがく」シリーズらしいです。)
このポストカードには、何も書いていないけど、前の持ち主さんからの温かい気持ちが伝わって
やさしい気持ちになれた気がします。
こういうちょっとしたことでも、救われた気持ちになります。
前の持ち主さんは誰かわかりませんが、ここで言わせてもらいますと
「ありがとう」
ちょっと感傷的になりすぎた、記事になってしまいました…。
もりみー
森見登美彦『ペンギンハイウェイ』
大学の図書館で借りたのですが、予約待ちしている人がたくさんいるらしいので、
早めに読んで早めに返しました。
感想は…こんなこと言っていいのかわかんないけど、
「やれやれ」と性描写のない村上春樹みたいな内容でした。
わざとそうやって書いてるんだと思いますけど。
『海辺のカフカ』の中に出てきたセリフに近いのが作中に出ているときがありましたし。
主人公は、小学校三年生。
森見さん自身、とても知識のある方ですので、
いくら小学生を主人公にしても、ものすごく知的な小学生に見えてしまって、
なんていうか違和感も少なからずありました。
主人公は、研究が好きで、いろいろな研究対象をもっていて、
歯医者の助手のお姉さんも研究対象の一つ。
このお姉さんが、この話のキーパーソンなため、主人公は、お姉さん研究に励みます。
一方で、クラスメートの勝気な女の子が、主人公に恋をするのだけど、主人公はその好意に気付かない…。
お姉さんばっかりに注意が向かう。
かわいい嫉妬が見られます。
全体的に、綺麗な物語だと思います。
しかし、森見さんの腐れ大学生が奇想天外な行動を起こして…
なんやかんやみたいなストーリーに慣れてしまった側からすると、
無理にこういう路線に手を出さなくてもと、少々思った次第です。
読み込めば、また、新しい印象が出てくると思いますが、ぱーっと読んだ感じだとこんな印象でした。

