不況とモードの関係
『モードとエロスと資本』より第二回目
不況とモードの関係。
不況というべき社会情勢になり、モードにも変化が起こったそうです。
特に、ビジネス業界で。
不況の際は、誰でも雇うわけにはいかず、同じ能力ならば、身だしなみがきれいな人を…という具合になって行き、ファッションにこだわる就職活動が提唱され始めました。
就職活動ではなくて、仕事着の話ですが、この傾向を受けてか、女性用のスーツもデザインされる傾向があるとか。
特に、テイラードスーツは、信頼の証とみなされて、これまではフリルのついた服などを作ってきたデザイナーも、テイラードスーツのデザインをするなど、不況だからこそかっちりした服装で!っていうのがあるみたいです。
スーツを着こなす女性ってかっこいいですもんね(笑)
一方で、男性の方にも変化が見られます。
それが、「ネクタイ」の地位向上。
クールビズの時は、ネクタイなんかしないやい!みたいな傾向があるように、ネクタイは軽視されがちですよね。
特にIT業界の人はクールビズ関係なしにノーネクタイなことが多いですし。(これが、ITのやつは軽いとか言われる一因になるってことは、まだまだ、ネクタイの役割は重要視されているとの見方もできますよね。たぶん。)
しかし、不況で状況が一変します。
リーマンショック後のダボスで行われた経済会議で、IT業界の雄マーク・ザッカーバーグという人が、ジーンズは履いてるけどネクタイ着用で会議に現れたとか。
僕がネクタイをしてくるほど、状況はシリアスなんだよ!みたいな意図があったみたいですが、これもまた、社会がファッションに与える影響の強さが垣間見れる例なのかなと思ったりしました。