Yくんのスクーリングのことを書き残しています
前回のブログ
スクーリング前日
体育館シューズを持っていないことに気づいて
買いに行ったYくん
スクーリングが終わった後に外履きできる靴を買ってきました
わたしの提案をそのまま実行するYくん
もうひとつ
Yくんにとって大事なものがありました
それは病院の薬💊です
診療内科でもらっていた薬は、昨年末で服用を止めました
Yくんが
もう自分に必要ない・・と判断したのです
薬を服用した期間は
3年間くらいあったでしょうか
薬を服用しなくなった頃
Yくんに聞いてみたことがあります
それは
時間が解決したのかなという質問でした
するとYくんはしばらく考えて
うんと言ってた
「日にち薬」という言葉がありますね
すぐには治らず、多少日数がかかる
Yくんは
学校へ行けなくなって辛い気持ちをどうすることもできなくて
身体の調子がガタガタでした
あの時は薬が必要だった
服用を止めようとする気になれないほど
ココロは辛い時期が続いていました
だけど
その気持ちに向き合って、向き合って
Yくんは乗り越えたんだと思います
乗り越えるには時間が必要だった
わたしと交わした会話からそれが分かります
自分のココロと対話することで
自分という人を理解していくという作業は
出口が見えないほどとても長かったと思います
Yくんが抱えて苦しんでいたものが
長い期間、自分と対話したことで次第に溶けていったのかな
溶ける = 解ける
「解」という文字は解決という言葉に使われていますね
解けて和らいでいく・・
ひとやま越えたような表情をしてたな
Yくんの普段の表情に
穏やかさが戻ってきたように感じていました
薬と縁が切れて、めでたしめでたしでしたが
スクーリングには
薬を持っていきたいと言います
そうなんだね・・と言って
薬を探したけど
頓服の薬は昨年の6月にもらったのが最後で
自宅には1セットのみありました
もっとないと聞かれたけど
ないものはないよね〜
前日に準備してるから病院へもらいに行く時間ないし
病院の予約取れないし
仕方ないので
1日3錠まで服用できるからね、と話して
診療内科の薬のうち普段飲んでいた薬を持たせました
素直に聞いてくれたので助かります
そう言えば
4月の初めに私の実家で法事があって
帰省したのですが
その時にYくんは診療内科の薬を💊持ってくるのを忘れて
辛そうにしていたっけ
さっきも書いたけど
昨年末で薬を服用するのを止めたので
薬の存在を忘れていたんですよね
薬がなくても暮らせるのは身軽でいいものです
4月の帰省の時は薬が無くても頑張ったね
頑張るしかなかったんだけど・・ね
こうして振り返ると
3年間の内に少しずつだけど
Yくんは動けるようになってきました
そして大きな変化は
背筋を伸ばして歩いていること
今までは
下を向いて首が折れ曲がっていましたからね
横からみると
肩が内巻きになってて、自信無さそう・・に見えてました
本人の内面にどんな変化があったんでしょうか
見た目がシャキッ
としているよ
家の中で歩く時に
機敏に方向転換するところを見たことがあるし
階段を駆け上る足取りが軽~い
3日間のスクーリングを終えて
解放感を満喫しているYくんです
@437rsejl
最後までお読みくださりありがとうございました。