私のボーダーライン

私のボーダーライン

29歳♀☞境界性人格障害,境界性パーソナリティ障害,BDP&双極性障害の疑い有り。離婚協議中、8歳の息子と妊娠中。

そんな私の物語

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ここ二週間以上、沢山の
フラッシュバックがまた始まった


フラッシュバックは本当に最悪で
悪い事がほとんどであまり良い記憶は出てこない


でもここ数日間は少しだけ違った


私は真剣に恋した相手は2人だけ



今の旦那と、その前にもう1人


ちゃんとしたお付き合いというか
自分が付き合ってると思った相手


もちろん、遊びは色々したりしたし
思わせぶりな態度をとって
『別に私あなたの彼女じゃないし』
なんて最低なこともしてたっけ


でも特別な人が出来た

当時、私は16歳
相手は20歳

年をごまかし18歳だと嘘をついた


彼の名は卓哉。
大阪出身で大学進学の為、東京にやってきた。
ダンサーで尚且つ高身長でちょいマッチョの
イケメン‪・゚・(*ノДノ)・゚・‬


知り合ったきっかけはダンスイベントのスタッフを
やってて、バトルに出て踊ってた時に...


私が一目惚れした



私は好きになるとグイグイ行ってしまうタイプで

まぁ大体はフラれる
ほとんどフラれる
てか成立したことがなかった(当時は)



その時だけは慎重にグイグイ行ったな

釣り合わないのわかってたし嫌われたくなかったから



電話番号を交換して友達からスタート。


友達絡みであったり夜中の練習を見に行ったりしていくうちにどんどん距離が縮まって2人で会うことも増えた。



もちろん当時、軽い女の私だったけど
体の付き合いは無し
お泊まりも無し


向こうもそういう風には誘わなかったから
逆に惹かれたのかもしれない


彼がバイクを買って初めて2人でツーリング。


お台場を散歩しながら凄く率直に素直に
『好きやねん。付き合ってくれへん?』って
告白された

関西弁に弱い私は、その言葉に笑ってしまった

向こうはちょっとムッとしておちょくっとんのか?って照れながら言ってたのを覚えてる


もちろんOKして交際スタート


極普通のカップル

バトルやショーケースに出る時は必ず見に行ってたしスタジオ借りての練習も、一緒について行ってた。

(彼女同伴の人が多かったし)


16歳の後半に彼に勧められて私もバイクの免許を取った。

お金を貯めて同じビックスクーターの色違いを買ったっけかな。


2人で海に良く行ってたね。
なんか朝日を見に行ったり夕焼け見に行ったり

デートっぽいデートの思い出は彼とのことしかほぼ覚えていない

(今の旦那との少ないデートはもちろん覚えてるけど、他の男とのことは覚えていない)


ダンサーでイケメンだったし彼はもちろんモテてた

イベントに出る度に女の子に声をかけられてたりファンもいたり


もちろんヤキモチは沢山妬いたけど表には出さなかった


当時まだボーダー症状があまり出てなかったからかな


裏で女の子達に
『卓哉くんの彼女あんな人なの?ありえない』
なんて沢山言われた記憶もある



逆に私は誇らしかった

"こんな私が卓哉の彼女です、羨ましいでしょ?"ってね



丁度付き合って1年ちょっとくらいだったかな

彼は就活生になって内定もらって就職が決まった



でも本社勤務
本社は地元の大阪


彼はギリギリまで悩んで他の就職活動もしてた


"ダンスを続けたいから東京に残りたい"
"私と離れたくない"とまで言ってくれた。


就活ギリギリまで粘ったけど希望の職からの内定は貰えず悩んでた彼に私は言った


"大阪でもダンスは続けられるよ?"

"でもそしたらお前と遠恋になるやん"

フリーターになろうかななんて呟きだした。


でも彼の実家は裕福でもないし就職の内定もらってなにを躊躇ってる、卒業して早く戻ってこいと、会う度良く電話で親と喧嘩してたのを覚えてる


もしかして私、私のせいで就職ためらってんのかな?って思うようになった。


凄く悩んだ。
本人にも聞けなかった


聞いたところで違うって答えるのわかってたから


そこで私は彼との別れを選んだ


好きだから別れを選んだ


私なんかの為に希望してた職業や親との関係を壊して欲しくなかったから


彼は躊躇った

初めてケンカした

だけど私は嘘をついた


"好きな人が出来たの"


彼はそれを信じた

そして別れた



最低な女だって思った
けど、私は元々最低な人間だ
って自分の嘘を正当化しようとした


それ以来、しばらく合わず
彼は大学を卒業した後、
バイクで大阪に帰る途中に事故で亡くなった



私は最低な人間だ


彼の幸せを願ったはずなのにあの時、
嘘をついて別れなんて告げなかったら
まだこっちに居て生きてたかもしれない


お葬式には行けなかった
行ける身分なんかじゃなかった

お葬式に行った友達から彼のお母さんから手紙を頂いた


その内容は秘密

ただ最後の文面に
"あの子の事を考えてくれて愛してくれてありがとう"



違うよ、違う。
私のせいで彼が死んだんだ

別れたくなんてなかった
こんなはずじゃなかった

沢山悔やんだ

けど、もう遅い





私は最低な嘘つき人間だ。




最近、彼の幻覚を良く見る。
『しっかりしいや』『何やってんねん』

それに話しかけてる自分がいる

もちろん返ってはこない

これは幻覚だから



私は最低な人間
嘘つきな女

人を不幸にする

人の幸せを願うと逆に不幸にしてしまう


最低な女




本当にごめんなさい