こんにちは。
地球をお腹いっぱいにする料理研究家 milanです。
こちらのページではmilanの体の中から美しくなれる💖『美 BEAUTY FOOD』をお届け。
今日は、ファスティングに大切な「ケトン体」について
ケトン体って危険じゃないの?
という声をいただきましたのでご説明いたします。
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milanのBEAUTY FOOD RECIPEは本日お休みです。
前回の続きです。
前回は「ケトン体とは何か」、メリットは何?ということをご説明しました。
こちらの記事はその続きになりますので
①に当たるこちらを先にう読んでね。
↓
前回記事
そして前回の最後はファスティングじやダイエット、筋トレ時に摂取すると良い脂質「MCTオイル」をご紹介しました。
鎖長が短く溶解度が高いため腸管で吸収されやすく、長鎖脂肪酸のように腸管膜内で中性脂肪へ再合成されることなくアルブミンと結合して肝臓に運ばれます。
つまり肝臓へのルートが短い、ということですね。
さらに、カルニチンシャトルを介さずにミトコンドリア内に入るため、
ケトン体としてエネルギー源になりやすい脂肪酸です。
アセト酢酸からできるアセトンもケトン体の仲間ですが、脳や筋肉のエネルギー源にはならずに呼気から排泄されます。アセトンを含む呼気は甘いフルーツが腐ったような匂いがします。
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ケトン体室になると体臭が気になるというのはこれですね!
つまり、
糖の代わりに筋肉と内臓脂肪にたまっている脂肪を脳と筋肉の栄養源となってくれるのがケトン体というわけ。
素晴らしき働きじゃないですか
でもリスクはないのかな?
■ケトン体、危険じゃないの?
「ケトーシス」
「ケトアシドーシス」
聞いたことありますか?
体内のケトン体が増えた状態を表す言葉です。
それぞれ異なる症状のこと。
ケトーシスは正常範囲で、ケトアドーシスは異常値ということ
ケトーシスとは、血液中の総ケトン体(アセト酢酸と3-ヒドロキシ酪酸を足したもの)が200μmol/L以上の正常範囲内で増えた状態です。
絶食や糖質制限などでケトーシスになることがありますが、生理的な現象であるためそれほど問題になることはありません。
ケトアシドーシスとは糖尿病や脱水によって総ケトン体が7,000μmol/L以上となり、脱水症状や意識障害などに陥り、ひどい場合には死に至る危険な状態です。
血液中の総ケトン体量が多い場合には、糖質を摂っていないためにケトーシスになっているのか、糖質を摂っているのにインスリンが働かずケトアシドーシスになっているのかを見極める必要があります。そして、長期間に及ぶ厳格な糖質制限や断食をする場合には、脱水に注意して水分をしっかり摂り、体内のケトン体量をモニタリングすることが重要です。
ではモニタリング方法
こんなケトン体試験紙をいうのが売っています。アマゾンなどで購入可能です。
簡単な尿検査をするだけで
ケトン体質になっているかどうかのチェックができます。
今日は長ーい記事、最後まで読んでいただきありがとうございます。
よい一日をお過ごしください
milanでした。
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