T(総)ビリルビンのステージの記述に誤りがあったので訂正し、お詫び申し上げます


2023年2月、妹が急性骨髄性白血病になりました。姉の視点で治療の経過を綴っていきます。


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2023年2月初旬 妹が急性骨髄性白血病で入院

                           下矢印
                        寛解導入療法で寛解
                           下矢印
                        地固め療法(3回)

7月末 血縁フルマッチの造血幹細胞移植

9月初旬 無事退院

10/30   緊急入院
               (激しい胸の痛み・頭痛、発熱等)
                急性GVHDの治療開始(プレドニン)

11/9  肝中心静脈閉塞症の治療開始(デフィブロタイド)

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今日で妹が緊急入院して2週間になりました。


妹に聞くと、症状はまだおさまってきている感覚はないとのこと悲しい


頭痛、みぞおちの痛み、胸のムカムカ、倦怠感が一度もおさまることなく、ずーっと続いています泣


さて先週、妹は急性GVHDだけでなく

肝中心静脈閉塞症(VOD)も発症していたことが判明しました。


そして今日医師から連絡があり

3日間デフィブロタイドを投与したところ

ようやく肝臓の症状を判断する数値のトータル(総)ビリルビンの上昇がやっと止まった とのこと


これまで肝臓の数値って

γ-GTぐらいしか知りませんでしたアセアセ

肝中心静脈閉塞症でも、GVHDでも

この総ビリルビンの値が重要になってくるそうです。


肝中心静脈閉塞症では総ビリルビンは

5 を越すと重症Grade3

(1が2〜3未満、2が3〜5未満、3が5〜8未満、4が8以上、5が死亡)


GVHDは

3 を越すと重症Gradeと判断します

(Ⅰが0、Ⅱが2〜3、Ⅲが3.1〜15、Ⅳが15以上)


妹は11/2に 3.09 

3 を越し

以降も日に日に数値が上昇

この間、プレドニン(ステロイド)のみの処置


11/9(肝中心静脈閉塞症の発症が判明した日)

3.82 に…

この晩からデフィブロタイド投与開始

けれど

11/11、4.33 となり

このままでは 5 を越すのではと

心配で心配で…

病院に電話をし

他に出来ることはないかと訊ね、医師から

13日に新しい薬の投与を考える

と言われました。


そして今日(11/13)、4.33

やっと上昇が止まったとは言っても

まだかなり高い値です悲しい


そして医師から

肝中心静脈閉塞症に関しては

体重が減りつつあり

腹水も減っていると思われることから

デフィブロタイドが効いてきていると思われる


ただし急性GVHDに関しては

プレドニンを投与してきたが

期待した効果はなかったと思われる

そこで今日からルキソリチニブ(ジャカビ)の投与を開始して様子をみる

とのことです。


ジャカビは肝臓のGVHDに効果があるようです。

でも骨髄抑制があるので

感染症に注意せねばなりません。


妹は飲食が難しくなっているので

先週末から栄養補給の点滴も開始されています。


早く薬が効いてくれるのを祈るばかりです

どうか早く症状がおさまってくれますようにお願い


そして、闘病中の皆様の治療も上手くいきますようにお願い