今年2月に急性骨髄性白血病と診断された妹
先日、妹の移植のクリーンルームのことで一悶着あって(その節は、皆様に沢山のアドバイスを頂きありがとうございました)、私はセカンドオピニオンを申請していました。その後、移植の時期をずらすことでクリーンルームを使用できる予定となり、ひとまず問題は解決したのですが‥私としては予定どおり進まない場合はどうなるのかという大きな不安があってセカンドオピニオンはそのまま受けることにしました。その他の治療についても、第三者の意見を聞きたいという強い思いもありました。
そして先日、受けてきました結果、受けて良かったです(理由は後で書きますね)
妹は、セカンドオピニオンをすることに消極的でした。問題は解決したのにセカンドオピニオンをするのは、お世話になっている病院を信頼していないと思われると心配してのことでしょう‥
確かにそうなら、妹が嫌な思いをする‥でも移植は妹の命がかかっています完全に問題が払拭された訳ではないし、やはり私は第三者の意見を聞きたい
そこで妹に「セカンドオピニオンは私が受けたいから受けさせて欲しいんだ」とお願いしましたセカンドオピニオンって、患者本人だけでなく、家族が代理で受けることも出来るんです(もしかすると病院にもよるのかもしれませんが‥)
とにかく妹は行かなくて良いから、私に行かせて欲しいそして妹に私が聞きたい内容を説明して、妹から「お願いします」と言ってもらえました。
私が聞きたいことはこのような内容でした
1.免疫が下がっているときに、準クリーンルームで共用浴室という環境は、本当に大丈夫なのか?
2.放射線治療をせずに、フルダラビンとブスルファンという選択となったのはどういう理由と思われるか?
3.骨髄移植の選択肢はなかったのか?
4.FLT3-ITD変異のための分子標的薬ヴァンフリタを使うことはあるか?
そしてセカンドオピニオン先では、上記のことをとても分かりやすく丁寧に教えて頂きました
まず1番の問題点について、「移植は全てがベストの状況で行えるものではない。可能な範囲での対応が取られている。共用のシャワーのリスクは無視できる範囲」とのことでした。また「予定通りならクリーンルームを使えると変更になったようだし大丈夫でしょう」と言って頂きました。あぁ、第三者からそう言って頂けるなら大丈夫なんでしょう、良かったぁ‥ホッとしましたぁ〜
また2〜4番目の質問については、とても良いお話を聞くことが出来ましたこれについては長くなるので、次回書かせて頂きますね。
セカンドオピニオンの大切さは、ブログを通して仲良くして下さってるサエさんが強く書いておられました。サエさんは絨毛癌、その後白血病になられた中、3度の余命宣告を受けられました。けれどセカンドオピニオン先で寛解されたり、今も移植を乗り越えておられたり、されています。ご自身も大変な中、いつも楽しく、優しさが溢れる記事で皆にパワーを与えて下さっているんですサエさんのおかげで、私もセカンドオピニオンは患者に与えられた権利、命がかかっているのだから積極的に利用しなくてはと思えたんですまたサエさんには、直接沢山のアドバイスも頂いて、本当にどれほど感謝してもし足りないくらいですありがとうございます
皆さんも、ここぞというときには是非ともセカンドオピニオンを受けて頂きたいと思いました妹の病院との関係も悪くはなっていませんよ
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いつも私のつたないブログを読んで頂きありがとうございます
そして、どうかサエさんのお体が早く回復しますように
また、全ての病気と闘っている皆様の治療が上手くいきますように