慶び事とお別れと~豆太が旅立ちました | カラフルオーガニック®代表 山本由紀の舞台裏ブログ

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ブログでは、あまり載せていませんでしたが、

2017年8月に、マメルリハ(インコ)の豆太をお迎えしました。

 


 

その豆太が、先日旅立ちました。

寿命は20年といわれているマメルリハ。

あまりに早く、そして突然のお別れとなってしまいました。

そのことを記録しておきたいと思います。

 

 

豆太は12月8日に急に体調を崩し瀕死の状態になり、

そのときはなんとか一命を取り留めたものの、

先天的な病気がわかって、

その後は、ほぼ毎日か1日おきの病院通いをしてました。

何度か瀕死の状態に陥ったり、また持ち直したり、

そんな豆太の様態に一喜一憂した2週間でした。
 


留守番させておくのが心配なのと、
一緒にいられる時間がもう残り少ないかもしれない、

という予感もあって、
最後の1週間は、M嬢のバレエなどの習い事に全部同行し、

お出かけ用のカゴの中で、

とっても嬉しそうにはしゃいでいた豆太でした。
 

 

 

 

豆太が旅立ったのは、

わたしとM嬢が熊本で従姉妹の結婚式に参列した

12月23日のの夜中、日付が24日に変わってすぐでした。

 

 

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赤い日本傘で父親と新婦が仲良く入場、
こんな風に大切に大切に守り育ててきた娘です。
その傘を父から新郎へ という演出に
早くもティッシュ・・・
本当にあたたかいあたたかい従姉妹の結婚式でした。

 


 


 

結婚式を終えて幸せな気分で就寝した、
その日の夜中3時過ぎでした。


なんとなくスマホを見ると、
留守番中の夫から着信が6,7件、
最後にラインで「電話ください」の文字。
夜中の1時過ぎくらいに送られているメッセージでした。

 

すぐに折り返すも、夫は出ない。

 

悶々としながら、眠ったような眠らなかったような、
そんなこんなで朝7時、その言葉を電話で聞きました。

 


「豆太が亡くなった」

 

 
わたしとM嬢が不在にしてから丸二日。
1日に何度か、夫からのテレビ電話で豆太の元気な様子を見て、
すっかり安心していました。
久しぶりにエサをいっぱい食べ、夫の肩によじ登って遊ぶ様子に、
本当に安心して、そして安心して結婚式に参列したその夜中に。
夫の手のひらの中でもなく、夫を呼ぶこともなく、
小さなカゴの中で、ひっそりと、横たわっていたそうです。

 

 


「お経をあげようかね」
従姉妹の実家はお寺で、その弟はお坊さん。
今回わたしたちは、そこに宿泊させてもらっていたという偶然で、
従兄弟が豆太のためにお経をあげてくれました。
豆太と夫と、テレビ電話でつなぎました。
なんと有り難いことでしょうか。

 

 

 
その後、豆太をそのままにしておくことはできないので、
いつでも会えるようにお墓はベランダに作ることにして、
空いているプランターに土と、そして眠りについた豆太を・・・
(全部、夫がやってくれるのをテレビ電話で見ていました)
力なく目を閉じ、ダラリと横たわる豆太を見たとき、
豆太のこのカラダから魂が抜けてしまったことをリアルに感じて、
胸がギュッとなって涙が溢れました。

 
 

 

豆太はなぜこの日を選んだんだろう・・・
M嬢とわたしのいない、この日を・・・
 
 

 

何度も何度も死にそうになって、
そのたびに、わたしは豆太を手の平で包んで、
いっぱいいっぱい声をかけてきて、
そんな風に、わたしとM嬢に見守られながら旅立つことだって、
できたはずなのに・・・

 

 

 

天草に向かう車の中で、
豆太がうちに来てからのこと、ここ数日のことを、
ずっとずっと考えていました。
涙が止まりません。


 

豆太のこと想ってくださっていた皆様、本当にありがとうございました。