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30才目前で始めたフラメンコでスペインで生きる

フラメンコ踊っています☆ 

スペイン滞在の日記を中心に書いていきます☆☆

あったりまえだけど、私の見かけは、”超”日本人だ。

そして、どんなに長くスペインに住もうと、もう絶対に彼らから見たら、外国人なのだ。

だから、目立つ。

普通に、スペインに東洋人が歩いてると目立つ。どうしても、この風景になじんでいかない。

こっちの服を来ても、歩き方、仕草が変わっても、やっぱり最後の最後でフランス人やイギリス人のように、こちらの風景に溶け込むことはない。



で、その目立つ日本人として、都合のいい時と悪い時がある。


まず、悪いことから言っちゃいましょうかね。


それは、ズバリ、”日本人=金持ちに見える”ってことですよ。

日本人は金持ちっていうのが、まだやっぱり浸透しているから、スリとかにも目をつけられやすい。

それに、日本人の女の子は一般的に華奢なので狙い易いんでしょうね。

物乞いにも言い寄られるし、中にはしつこいのもいる。


それから、これはちょっとブラックな話題だけど、スペイン人の40~50代あたりの人は、東洋蔑視が残っていたりする。

それに加わって、最近の中国への反感もあり、東洋人というだけで、もしくは、中国人と間違われたりなどして、嫌な目にあったりする。暴言とかならまだ無視していればいいけど、ひどいのになると、路上でいきなり殴られたとかの話も聞く。それもチンピラとか、ヤンキーとかがやるのではなくて、普通の服を着た普通の人たちがいきなりやるから怖い。



じゃ、次はいいことね。

といっても大したことじゃないけど。


例えば、うちにはマーガレットの小さな造花が沢山ある。


これは、あるお店にいくと、サービスで配ってるわけだけど、何度行ってもくれるのだ。

つまり、東洋人の区別がつかないので、同じ人が店に来てるとは思わないのと、観光客に見えるし、東洋人でお金をもってるだろうから、商品を買ってくれるだろうとの期待感からくれるのだ。

店にお客がいないときは、店の前を通るだけで、中から人が出てきてこのお花をくれる。


ここだけではない。


試食はほぼ全店で可能。しかも、気持ちよ~~~く試食させてくれる。周りに人がいても、優先して渡してくれるし、ここスペインにおいては、試食=購入ではないので、かなりイイ思いができる。




その2


都合が悪くなると、「スペイン語も英語もしゃべれない!!」と言える。


例えば、うちに来るしつこい業者、街を歩いている時の客引き、あと、頼まれご事とか面倒くさくなると言えるのだ。

私たちを自由にする魔法の言葉。「しゃべれませーん。わかりませーん。」


もっと究極だと、「あ、私、もう日本に帰るからさ」とか言っちゃえるし。





良くも悪くも、日本人って目立つんだよね。


ただ、私の行動=日本人の行動になっちゃうことも多いので、マナーには気を付けようと思ってます。

それだけでなく見かけもね、高い安いじゃなくて、小汚い服を着てるとカッコ悪いじゃん?

歩き方が変だったらカッコ悪いじゃん?


日本人って素敵!!!!って言われたいものね。

外見も中身も。

だって、日本人は本来、世界に誇れる美しい精神や所作を持ち合わせてるしね。


そして、日本に興味持ってもらいたいしさ。

日本に行ってみたい!!とか言って欲しいじゃない?お金がもうかるとか、稼げるからとか、それもいいけど、もっと別の意味で感動して欲しいじゃないね。


ということで、私も日本人としての誇りをもって、ここでの生活を楽しみマース。





エルグイトという、フラメンコの巨匠がいるんですね。


巨匠中の巨匠!かつては、アントニオガデス(フラメンコの歴史に残る重要人物)の舞踊団にいて、

その後ソロでももちろん大活躍をし、素晴らしいアルテ(芸術)を持っている方です。

今活躍中で、有名なダンサーたちも、エルグイトに習った人は多いし、私も昔お世話になったことがあります。


男性舞踊手はパンタロンを履いて踊るので、その足さばきがとても重要なんですね。

力強く、かっこよく、メッセージ性をもちながら、キレよくさばく。。。

ガデスはもちろん、エルグイトもこの辺素晴らしいです。


彼は最近体を壊して、色々と大変だったのですが、そのエルグイトにささげる公演として、

エルグイトが長年住んでいるマドリードの郊外でその公演が催されました。

エルグイトは、私の通うアモールデディオスと言われるスタジオで教えているんだけど、

そこの先生方、つまり、ほかの巨匠や、今をときめくダンサーたちが、沢山出演したんです。


もうね、知っている人ならぶっとびますよ。絶対飛びつきますよ。


エリアス・モラーレス、ロス・レジェス、ミゲル・ララ、マリア・フンカル、マルコ・フローレス、ヘスス・カルモナ、インマ・オルテガ、ウチ、ミゲル・テレス、ペパ・モリーナ、アンヘラ・エスパニャデーロ、マノレーテ、カルメン・コルテス、カルメラ・グレコ、エンリケ・パントーハ、ミゲル・カーニャ、アルフォンソ・ロサ、ドミンゴ・オルテガ、それにガデス舞踊団



これが、二日間に渡って行われました。


主催者は、もちろん、人徳あふれるホアキン校長。


会場には、地元というだけあって、エルグイトの知り合いも沢山来ていました。

だから、ハレオ(掛け声)が身内っぽかったり。


「オレ!!!ミ・イホ(私の息子よ)!!!!」・・・お母さん何人いるんだってぐらい。


で、こういう方達は「私はエルグイトのとっても近しい人間」ってなもんで、周りの人にも優しいのね。

私は、会場に入って席を探してたら、頼みもしないのに、

「あなたの席はこっちよ!!!!」と何人かがチケット見ながら教えてくれて、でもスペイン人だからいい加減に教えるものだから、結局会場内を一周したりした。


公演は、ひとりひとりの踊りについては、長くなるので割愛するけれど、

やっぱりアルテは色々な形があるなあと思ったし、こうやってそうそうたるメンバーが並ぶと迫力がある。

そして、フラメンコは伝統芸能だから、こうやって、エルグイトの踊りが、こうやって後に続く人たちの踊りに生きていくんだなあと思った。


エルグイトは最後、ブレリアを歌いながら、踊った。

歌いながらだし、派手な動きはなかったけれど、そのコンパスや、フラメンコの色はさすが。


そして、最後に挨拶をした。



「今日はみんなとてもありがとう。とても嬉しく思っています。

なぜなら、フラメンコはこうあるべきだから。」



そう、こうあるべきなんですね。


フラメンコは、独特の伝統芸能です。

そして土着民の、土地に根付いた踊りというかとにかく伝統芸能の真髄をいってると思います。

芸術として取り上げられる部分は素晴らしいけれど、伝統芸能としてのいい意味での真髄はこれからも伝えていってほしいなあと思うし、きっと、巨匠たちの真摯な気持ちは、伝わってるんだろうなあって思いました。



いいフラメンコが沢山見れて楽しかった♪よかったよかった。










旅行で行ったんじゃないんですけどね、ちょっと観光もできたし写真もとったのでアップします。


バレンシアはスペインの第三都市で、火祭で有名ですね。あとはパエージャとオレンジかな。

第三都市といっても、日本人の感覚から言うと大分小さいけれど、街並みはとても綺麗でした。

スペインは、地方色豊かなところが、本当に素敵。その分内輪もめも多いけどね。

おらが村根性というか。「セビージャがなんて言ったって一番きれいだ」とか、「マラガが一番だ」とかね。

どこの地方もそれぞれ本当に素敵です。


旧市街地区は、古い建築物も多く、まずは「ラ・ロンハ」と言われる世界遺産から。



MILABANICO

これ、建物の中なんですけど、中の方が綺麗なんですよ。


ここは15世紀末に建てられた、交易所なんですって。主に絹の取引がされていたとか。



・・・・・


余談だけど、スペインは街を歩いてても、フツーに古い建築物や、貴重な建築物が残っていて。


例えば、バレンシアはこんな感じ。



MILABANICO



「これ、古そうね」って言うと、

「新しいよ!だって、200年くらい前のものだよ?」って。


200年って古くないデスカ???

江戸時代の建物が残っていたら、うわーーーーーって日本ならなると思うんですけど。



とにかく、200年くらいだと新しい部類に入ってしまうので、スペインのヨーロッパの歴史の古さを感じます。


バレンシアは海も近いので、なんだか明るいし、建物の発色もすごくあざやかですね。



で、一方、新市街にはこんな斬新な建物があったりする。



MILABANICO


わかるかなー。


広くてカメラに収まりきらなかったんだけど、わけのわからない建物が3つほど。


オーストラリアのオペラハウスみたいで、

葛西臨海公園みたいで


でもそれより、もっと奇抜な建物です。


中は、クラブだったり、美術館だったりするみたい。




そして、バレンシアのアイス!



MILABANICO


あ、反射しちゃってるね。

発色がきれいで、美味しそうなのよ~。


前にグラナダに行ったとき、チューインガム味のアイスを試食してブッ飛んだけど(悪い意味で)

今度は、ヤギのチーズのアイスを試食させてもらった。


ちなみに私はヤギのチーズ大好き。

それに、チーズもアイスも乳製品。



・・・・・・


・・・・・・・・・・・・・



まずっ!!!!!!


まんま、チーズじゃん!!!!!食感だけアイスじゃん!!!!!


試食して思わずゲラゲラと笑ってしまったら、店員も


「強烈でしょ?」って。


教訓:ヤギのチーズはそのまま食べよう






そして、これはバレンシアの名産。



オルチャータと言われるナッツからできる飲み物と、その原材料のナッツ。そのまま食べても美味しいよ。



MILABANICO


豆乳に砂糖が入ってる感じかなあ。


美味しかった~~~。




ちなみに肝心のパエージャとオレンジは今回食する機会がなかったので、

火祭りのときにでもトライしてみますかね。