30才目前で始めたフラメンコでスペインで生きる -23ページ目

30才目前で始めたフラメンコでスペインで生きる

フラメンコ踊っています☆ 

スペイン滞在の日記を中心に書いていきます☆☆





安藤千扇(ANDO CHISEN)

クラシックバレエを松山バレエ団、他コンテンポラリーを馬場ひかりに師事。


クラシコエスパニョールなどを含めスペイン舞踊全般を岡田昌巳に師事。
同舞踊団で団員として各種公演に出演するとともにフリーでタブラオ・公演に出演。


2002年よりスタジオソレラ・デ・ヘレスを開講し、後進の指導をする。




2000年より渡西繰り返しながら、
ハビエル・バロン、ローラ・グレコ、マヌエル・リニャンなど多数一流スペイン人に師事。
またスペインではアルフォンソ・ロサの舞踊団員としてスペイン最大のフラメンコ祭、ビエナルに出演するほか、各種イベント・タブラオなどに参加。
スペインでも後進の指導をする。




現在はマドリー在住にて日本に帰国しながら、現役ダンサーとして出演するほか、後進の指導にあたっている。


ヒマワリ池袋東武カルチャーヒマワリ 

体験レッスン随時


土曜日:17:45-19:00 初・中級

隔週土曜日(第1・第3) 19:30-20:45 入門


レベルはお問い合わせください


入会金 5400円 東武百貨店優待あり

3ヶ月月謝 初中級 25920円

        入門 12960円


カルチャーリンク先


www.tobu-culture.co.jp


上記か直接お問い合わせください

スペインの時間とか、色々な事における”ルーズ”さって言うのは、有名だと思うのだけど。


・・・・これは本当です。

ハイ。本当にルーズ。


日本とスペインは飛行機のいわゆる直行便がなくて。飛行機って両国間の相互乗り入れ契約みたいなのがあって、うちも直行させてくれるなら、そっちも直行させてあげます、みたいなね。昔はスペインのイベリア航空も成田に乗り入れてたみただけど、今はなし。それも、イベリア航空の遅延があまりにも多かったのが理由だとか。一説ですけどね。


でも、そのとおり、私がマドリード空港で見た原稿掲示板のイベリア航空は。

遅延

遅延

遅延

・・・・・・のオンパレードだった。


こんなだから、友人同士のルーズさは仕方がないにしても、スペインは国家単位でルーズだからすごい。


私達外国人にいつもつきまとうビザ問題。これも、同じ条件がもし日本国内で起用されてたとしても、職員が日本人だったらこんなに大変ではないと思うし、時間もかからないように思う。

大体、役所関係に出向く時に「さあ、これから気合入れて戦うぞ!」とか「一度で済むかなあ。。。」とか考えるあたりがもう違う。

大体、国家機関なのに「書類なくした」とか普通に言うし。ありえなくない?

個人情報?ないない。スペインにプライベートはない。


たらい回しも、常に起こる。大体、自分の仕事を把握してない人が多いし。


ビザを発行してもらうのに、その手配料として、税金を払わないといけないのだが、「税金を払え」と書いてあるのに、振込用紙も入っていないし、第一、税金金額も書いていない。払って欲しくないのか?

振込先は警察署だったから、振込用紙を取りに警察に言った。ついでに税金をいくら払ったらいいのか問い合わせたら、「銀行に聞いてくれ」と。


は?銀行はただの振込機関であって、そんなの知るわけないと思うが。。。と思いながら、一応銀行に確認したら、「ただの振込期間ですので、振込先の警察署に問合わせてください」

・・・はい。そうですよね。


そこで、もう一度警察署に出向き問い合わせる。さっきと同じ返事。銀行で言われたことをそのまま復唱して、調べてもらうように問い合わせると、ネットを使って警察署のHPや、移民局のサイトで調べてくれた。


そして20分後。


「分からないんだよね・・・・」と一言。

「振込先が警察で、警察署の人が調べて分からないのに、どうして外国人の一般女性が調べられるんですか?」と、どうせ言っても無駄だと思いながら楯突くと、

「直接移民局に行って聞いてください」と。


移民局は電話をしても出ることはないので、結局直接行くことになる。


さて、その移民局。

行ってみると、入口に大きく「税金は18.80ユーロ」と書かれた紙が貼ってあった。

やはりな。そりゃ、苦情が来るだろう。


そしてそこからまた銀行に出向き、税金を支払ってまた移民局に行く。。。



さて、移民局は予約時間が15時ー17時となっていたので、15時ちょっと前に行く。

すごい長蛇の列で、2時間くらい待たされる。この段階で、予約時間もあまり意味がないような気がする。


そして、自分の番になって、書類一式を渡すと・・・・


「データが送れないので、明日来てください」

「は?冗談じゃありません。2時間待ったんです。ほかのPC使ったりなんとかしてください」

「こちらのPCじゃなくて、受け取り先のサーバーの問題なんです。だから、どのPC使っても同じです。先方に問い合わせるにしても、2時までなのでもう閉まっていますから、連絡がとれません」

「それなら、どうして私の予約時間を午後にしたんですか?そういう問題が起きる可能性があるなら午前中にすればいいでしょう?」

「でも、もうどうにもできません」

「あなたが知らないだけじゃないんですか?ほかの人に聞いてください」

そう、スペインは問題が起きたとき、周りに聞くということをしない。

自分の知識が全てだと思うふしがあって、平気で”知らない”という。聞いてくれ。頼むから聞いてくれ。


「いや、同じです」

「私は家が遠いから、時間と交通費をかけてまた明日来るなんて嫌です。学校も休まなくちゃいけないし。簡単に明日来いとか言わないでください。」

「またなくていいように、ここに書いておきます。待たずに入れると。」

といって、書類の裏に「待たずに入れる」と書く。

「・・・・あなたのサインがないわ。」

「大丈夫。みんなわかるから。」

「そんなわけないでしょう?あなたは明日、ここに座ってるわけ?あなたの上司でも誰のでもいいからサイン頂戴。」

「いや、必要ないから。」

と言って、絶対にサインをしない。


私が睨みつけていると


「ねえ、カリーニョ(愛しい人の敬称)君は、こんなにグアパじゃないか。。。」といって、私の証明写真をちらつかせる。

「僕は君のこの素敵な笑顔が好きだな。」


はああああああ????

なんだこの接客は?スペインめ~~~~~


「そんなこと言ったってダメです。」と席を立たずにいると、

「でも、本当にどうしようもないんだよ。」と、上目遣いに見る。


なんちゅう接客だ。

でも、こうなると、もうスペインは動かないので

「明日待たせたら承知しないから。」というと

「大丈夫。待たせはしないよ。約束するよ、カリーニョ。」

もはや何の会話か分からない。


移民局は駅からも結構遠くて、帰りの道を嫌だなあ、明日また来るのかよ。。。。せっかく遠くまで来たし寄り道でもしよう。。。と駅前の公園を散歩していると電話がなった。


「もしもし?移民局ですけど、処理ができそうです。今からこっちに来られますか?」


と。


ラッキー!!行く行く。寄り道しててよかったー。電車乗ってなくてよかったーと思いながら移民局に行く。


「よかった。なんとかなって」とさっきのお兄さん。

「・・・・っていうか、人に聞いたんでしょ?他の人に聞いたらなんとかなったんでしょ?初めからなんとかなったんでしょ?」

「違うよ!君が可愛そうだと思ったから、僕は全力を尽くしたんだよ!!!君が帰っていくのを見て、それでなんとかしなきゃと思ったんだ」


それなら、さっきここにいるうちからやれよ!!!!!


と、言いたいことは山ほどあっても、言っても仕方がない国だし、まあ手間はかかったけど何とか今日中に終わるし。。。と思って機嫌をよくしてたら、


「やっと笑ったね。よかった。君の笑顔が見れて。写真と同じだね。グアパ(かわいい)だ。」



・・・・・・どこまでも、どこまでもスペイン。