30才目前で始めたフラメンコでスペインで生きる -18ページ目

30才目前で始めたフラメンコでスペインで生きる

フラメンコ踊っています☆ 

スペイン滞在の日記を中心に書いていきます☆☆

スペイン人は、”ソース”をめちゃくちゃ使う・・・と思う。
ソースじゃなくても、オリーブオイルでも何でも、ビタビタに浸るくらいかける。たとえ相手が日本食相手だろうが、ソースのかけ方はスペイン流。

まず、お寿司に使う”わさび醤油”。

わさびも醤油も、お寿司の引き立てるくらい役目として、ほんの少し使うくらいだろうと思うのだが、こっちは、どぼどぼと注ぎ、シャリが茶色くなって、ご飯とか落ちちゃって、それくらい満遍なく浸して食べるのだ。途中でしょうゆの継ぎ足しもする。
こうなると、お寿司を食べてるのではなく、醤油を食べてるようなものだ。お寿司が醤油を引き立ててるのだ。醤油を食べるために、お寿司を食べているのだ。


スペイン人女性がある日私に言った。
「まぐろが手に入ったのよ!あなた、好きでしょう?日本人なんだし。冷蔵庫に入れておくから食べてね!」

まー、なんて親切なんでしょうドキドキ

ワクワクしながら冷蔵庫をあけると。。。
そこには、黄緑色の物体がどんっとあった。

なんとマグロの表面いっぱいにわさびがバターのように塗られていて、おまけにひたひたくらい醤油に使っているのだ。

がーーーーーーーーーん、私のマグロしょぼん



そんなだったんだけど、長くこっちにいると、そんなもんだったかなと思うようになる。
さすがに、同じことはしないんだけど、まあ、それもありだったっけ?のような。


例えば、緑茶に砂糖を入れるとか。
お味噌汁を飲むのには、スプーンを使うとか。

お寿司のネタだって、海外向けに作られているネタもあって。
穴子や、うなぎのタレは、彼らの趣味で色々なものに使われているし。
そもそも、どんなだったっけ???とだんだん思い出せなくなってくる。


食べ物ネタだけではなくて。

生活の上でも、スペインと比べて日本ってどんなだったっけ?と思うことがある。


路上でチュッチュしているカップルが普通にいるスペインにいると、あれ、日本って、路上でどんな事をしてたっけ???とか。手はつないでたっけ??とか。

この前は日本の友人が、エレベーターの扉を開けながらある男性が「どうぞお姫様」と言ったのに困惑していた様子を聞いて、「日本って、お姫様って言わないんだっけ?」とか。

自己紹介は通常苗字で、名前の呼び捨てをいきなりしないんだったなあとか。

まして、自己紹介で、ほっぺたにキスして挨拶する習慣なんてないんだよなあとか。


うっかりすると、忘れてしまいそうになるんだけど、たまに旅行などでちらっとスペインに立ち寄る日本人や、こちらに来て間もない日本人に話を聞くと、新鮮な思いとともに「そうだった、そうだった」と思い出す。

そして、年齢とともに、忘れる早さが加速していく。

ああ、許して。


スペインに住むようになると、食事や料理が変わります。


ヒマワリ日本では作らなかったけど、スペインで作るようになったもの

麻婆豆腐・・・日本ではあの、混ぜるだけのソースを使ってたんですが。美味しいし、手軽だし。でもこっちに持ってきてもあっという間になくなっちゃうから。幸いこっちは中国人経営のお店は沢山あるので、中華食材は比較的揃うこともあって。

酢豚・・・これも麻婆豆腐と同じ理由。米酢は日本から持ってきたもので対応。

チャーシュー・・・念願の”ラーメン”はなんとか手に入るようになったものの、これがなければねえ豚肉はスペインは安くて美味しいから、大量に食べられるのは嬉しいのだけど。にひひ



漬物・・・発酵食品がチーズとかヨーグルトしかないので。ちなみにビールを使っての発酵。余った野菜を手軽に漬けて置けられるから、重宝している。

ピクルス・・・とにかくこっちは野菜が安いんだけど。まとめて買うと、さらに安いんだけど、大量の野菜の処理をどうするかで考えた結果。はちみつ入りの甘めと、ニンニク入りのと二本愛用。

野菜だし・・・これも、野菜の皮をどうするかで考えた結果。小瓶にわけて、味噌汁や煮物に使ってるけど、美味しいし栄養もあるので一石二鳥。


ヒマワリ日本にいるときより作るようになったもの

手巻き寿司・・・もうね、誰もかれも、日本人の顔をみりゃ寿司ですよ。最近マドリーは寿司バーがすっごい増えたんだけど。
持ち寄りパーティーに私が呼ばれるときは、大体これを期待されている。




お好み焼き・・・スペイン人に人気なので、手土産にもっていくときもあるし、大勢で食べれるしソースの問題をクリア出来れば、材料費も安く助かる。お腹がすいた時のおやつがわりに食べることも多くなった。


ヒマワリ挑戦してダメだったもの

餃子の皮・・・こっちの餃子の皮は、中国製の分厚いものだから、薄いのが食べたくて作ってみた。どんなにがんばっても、あんな風に薄くならない。惨敗。


干し椎茸・・・貴重なしいたけを沢山もらった時に、ダメにしたくないから干し椎茸を作ろう!と試みたんだけど、こっちの乾燥の甘く見すぎてた。二時間後に見たときは、風に飛ばされてて、下の家の窓のひさしにゴミみたいに小さくなったしいたけが沢山落ちてた。次回は糸でつなごう。

ヒマワリ挑戦しようかなと思いながら二の足を踏んでいるもの


そば・・・・材料がないか。美味しいのが食べたくて。でも打つのはきっと大変。

納豆・・・友人に作り方を聞いたが”大変だから二度とやらない”と言われたので。

味噌・・・納豆と同じ理由。


ヒマワリ同じように作ったのにうまくいかなかったもの

天ぷら・・・”天ぷら粉”と書いてあったので(日本製ではない)使ってみたが、味が変だった。揚がり方も変だった。

お菓子全般・・・お菓子作りは比較的経験があったのに。噂では”小麦が違うのではないか”ということ。焦げたり固まらなかったり、何かとうまくいかない。




他にも、色々。
炊飯器がないので、鍋でご飯を炊くようになり、慣れてくるとこっちのほうが手軽にさえ思ったりしてくる。吹き出すから掃除は大変だけど。

野菜の煮物も、こっちは野菜の水分吸収が悪いので、調理の加減を変えないとならなかったり。

郷に入れば・・・という感じで、食材も簡単に手に入るわけだし、スペインではスペインの料理をするのが一番だね!

でも、やっぱり日本食は恋しくなるので、あの手この手で自分の食欲を満たすのだ。



スペイン人ってね、マナーがあまり良くないんですよ。
どこへ行ってもうるさいし、他人の迷惑を考えないし。あせる


でもね、優しいんですよ。多分。



例えば、電車やバスなどの公共機関。
詰めたら、もう一人か二人座れるけど、お構いなしに足を広げて座るし、荷物は横に置くし。
でも、お年寄りや妊婦さん、日本では無視される年齢の子供連れが乗ってくると近くにいる人がさあっといなくなる。席を譲る人は、一人だけではないんですね。

荷物だって、どかっと真ん中に置いちゃって通行や人の邪魔をするくせに、重たそうな荷物を持ってたり、スーツケースを運んでると、必ず誰かが”手伝うよ”って階段の上まで運んでくれたり。

普段学校や職場に来ている人が休んでも気にもかけないくせに、目の前で泣いている人には知らない人でも”どうしたの?”と声をかけたり。

お金なくて泥棒する人沢山いるけど、路上のホームレスや大道芸人、物乞いの人たちにお金や食事をめぐんでる人も沢山見かける。



日本でも゛最近の若者は~”ってセリフがあるけど、こっちでもそれはあって、でも私はなんとなく古き良き日本を感じたりする。


ちょっと前の日本ってこんな感じだったんじゃないかなーって思ったりする。