23日、米国防総省は、グアムに配備されているB1超音速爆撃機2機が、沖縄配備の米空軍F15戦闘機に護衛されて北朝鮮東方沖の国際空域を飛行したと発表。
B1爆撃機
B1は、機体の形状を見ても分かるとおりステルス機の一種です。
「今世紀に入って南北の軍事境界線を越えて最も北方まで進入した」とも発表している。
(米軍の発表が 本当であるとすると)
北朝鮮の防空レーダーは、米空軍のステルス爆撃機B1を初めて見たことになります。
果たして 北朝鮮の防空レーダーでどれぐらい見えたのでしょうか?
岩国に最新のステルス戦闘機F35が配備されているようですが、それにはエスコートさせていない。
それよりもエコーの大きなF15に護衛させた。
(面白いと思いませんか)
北朝鮮の防空レーダーは、護衛していたF15戦闘機は見えていたでしょうが、
きっと B1は 見えていなかった。
スクランブルで飛び立った北朝鮮の防空戦闘機は、米軍の戦闘機と言われて飛び出したのに 近づいて見たら大型のB1爆撃機がいた。
パイロットは驚くだけで済みますが、
北朝鮮空軍は B1をどうやって探知するか、宿題をもらったことになります。
米軍は、北朝鮮に以下のようなメッセージを送ったのでしょう。
「お前らには B1は見えなかっただろう」
「次は、こいつで見えない内に侵入して 発射準備をしているミサイルを爆撃してやる」
「B1からバンカーバスターで김 金さんを爆撃するぞ」
レーダーのエコー(反射映像)は、レーダー方程式(下参照)で信号強度が得られます。
レーダーの信号強度 I = RCSxG/R4
レーダー信号強度は、RCSに比例して、距離の4乗に反比例する。
RCSは、レーダー断面積と呼ばれる、その機体が持つ特徴的な数値です。
F4戦闘機のRCSが1m2
F15はF4よりも小さい。
B1のRCSは、戦略爆撃機B52の100分の1
とも言われています。
奥からB2、B52、B1
今回は、北朝鮮と米軍について見ましたが、
ステルス機と防空の課題について 日本や諸外国の状況を書いてみたいと思います。

