私が千葉に戻った翌日、夫と義母とで、お彼岸の手土産と服を買いにショッピングモールに行ったとき…
義母が、赤ちゃんのおしゃぶりを買ってくれたみたいです
(赤ちゃんに何かを買ってくれたことも少し驚きましたが…『猫柄のものは夫妹ちゃんのもの』といつも言っている義母が、猫柄のおしゃぶりを選んでくれたのにびっくりしました)
夫は、義母に買ってもらったことがすごく嬉しかったようで
『泣いてるとき、これをすれば静かになるってお袋が教えてくれた』
と、自慢げ(?)に言っていましたが…
ギャン泣きしている赤ちゃんをバウンサーに寝かせて、私がミルクを用意している間、
夫が赤ちゃんにおしゃぶりを咥えさせようとすると、口をギューっと閉じて手足をバタバタさせて全力で拒否
それでも夫は何度も無理やり突っ込もうとしていて…
赤ちゃんは、吐き出そうとして、えずいてしまいました
それでも夫は
『むせちゃうなぁ』
と言いながら、グイグイと赤ちゃんの口に
『苦しそうだから、やめてよ』
と止めたのですが
『せっかくお袋が買ってくれたんだから、慣れさせて使わせないと』
と、さらにグイグイ
苦しそうな赤ちゃんがかわいそうすぎて、私が割り込んで抱き上げ、ミルクをあげ始めると
『なんで邪魔するかな』
と不貞腐れてしまいました
『赤ちゃんに苦しい思いをさせて、空腹を我慢させてまですることなの』
とさすがにイラっとして言ってしまいましたが…
夫は
『せっかくお袋が買ってくれたのに』
と、不服そうに
結婚前に夫が、いつものはテイストが違う(夫の好みじゃない)服を着ていて、
『せっかくお袋が選んでくれたから』
と言っていたときには、人の好意を無駄にしない、優しい人だなと思っていたのですが…
夫のそんな気遣いは、義母に対してだけ向けられるものなんだなと、改めて思い知らされました