みくが一歳くらいの頃か。
離乳食はことごとく失敗、果汁は意地でも口に入れない、食べるのはせいぜい白ごはんやらうどんやらハイハイン。
そんなみくさんに、なんとなく与えてみたら ドはまりしたスナック菓子がありました。
一応、カルシウム配合とか書いてあるし、何よりスタート地点から半端ない偏食オーラを放っていたみくさんがはじめてハマった食い物!当時は‘そいつ’に多大なる信頼を寄せてバカスカ与えに与えていました。
ゆいの出産にあたってみくを姉に預かってもらう時、‘そいつ’を10何袋姉の家に持ち込んだらたいそう呆れられたっけ。
‘そいつ’の名は 『おさかなスナック』
そんなわけで、おさかなスナックはしばらくみくの朋友だったのですが
ある日、スーパーから姿を消したんです。商品入れ替えね。
やがてはそのスーパー自体変わってしまって もう その姿は見れないと諦めざるを得ない状況でした。ちょっと成長してここ2~3年の記憶しか維持できていない6才児みくとしては、おさかなスナックって何⁈みくが食べてた?覚えてなーい!もう一度食べてみたい!!とマボロシの朋友との再会を切望していました。
でね、そうだ!ネットで調べればいいんじゃん!と思いが至り、調べてみました。
検索をかけてみましたら、アメブロで一件 ヒット!その方の書くにはもう終売とか(その方のお子さんもどハマりしてたみたい)あー、やっぱりもう会えないんだーなんてガッカリしながら読み進めていくと「新おさかなスナック(仮)」が販売されるとかされているとか。
おー⤴︎
調べて調べて調べ進め‥販売ページまでたどりつき
やっとゲットできました!
おさかなチップス(何故か名前がかわった)
袋のイラストはたぶんそのまま。デザインが真っ赤な袋からパステルピンクと黄色のチェック柄に。
ちょっと様子は変わってしまったけど肝心の中身はそのまんま。外見の変わってしまった‘あいつ’は、でも中身は何も変わってなかったぜ。
朋友との再会にみくは「えー、こんなのみく食べてたの?やっぱ ぜんぜん覚えてなーい」と。
一口食べて「うーん‥あんまり‥かな?」
とは言いながら「ちょっと おいしいかも」
次々口に運んでは「これ、みく 好き!おさかなチップスおいしい!」とペロッと一袋あけちゃいました。
ええ、ええ。あなた、それ好きでしたとも。
なんだか わからないけど、もう会えないと思っていた朋友との再会を果たしてあげたその日、私は何か やり遂げた感に満ち足りておりました。近所のどっかに置いてないかなー。