ミクさん、保育園の先生の言う事は実によくききます。
薄着を推奨する保育園。寒くなってきたから…と一枚余分に着せようとしたら「ダメだよ!重ね着ルックは駄目ですよって先生が言ってたもん!」と拒否(※別に良いと思うんだけど…)
持ち物への記名も凄い確認されます。「書いてないと先生に言われちゃうもん!」ってね。
先日は「おうちに帰ったらガラガラペ☆してお手々も石鹸でちゃんと洗って下さい、朝起きたらお顔を洗ってごはんをしっかり食べてきて下さいって先生が言ってた!」と(※私だって同じ事を当然指導してきましたよ。でも全~然言う事聞かないし)先生の鶴のひとこえで魔法のように忠実にこの全てのメニューをこなしてるし…

さて、本題は生活発表会の服を入れる紙袋。
“16日までに発表会の服を入れる紙袋を用意して各ロッカーの上に置いておいて下さい。紙袋にはクラス名と名前を書いて下さい。”というお知らせと見本がお教室に貼ってありました。
ヤバい…用意してない。手頃な紙袋もない。100均で探すかぁ~。
と100均へ。この時点で結構な忠実屋ミク。
これは?
「紙じゃないから駄目
」

これは?
「(見本より)大きいから駄目
」

これは?
「絵が書いてある(イラスト)から駄目(※見本は無地)
」

で、結局お空模様の紙袋に決定

家に帰り、夜のうちに準備。名前も書いた!もう何の文句も無かろう。






翌朝
。

「ミク!紙袋!保育園に持っていくよ!」
と誇らしげに掲げたら…
ミク様、とたんに顔を歪めて泣きだしたのです。

「何よ!何なの
」

「うわーん」
「何がイヤなの
ちゃんと言われた通りにしてるでしょ
」


「違うも
ん
※〇☆×△……」


「何
ちゃんとわかるように言いなさい
」


「ここに紙ぃ~
。紙が貼ってない~」

※見本は名前を紙に書いて貼ってあった…
「(しまった
)名前は直接書いていいんだって!」

「違う
そうじゃない
」



「ここに(紙袋の上のほう)紙が貼ってあったでしょ
『これにシャツを入れて下さい』って書いて貼ってあったでしょ!(T^T)」

…
ああ…そういう事か。

その“紙”は見本に貼ってあった「先生からの注意書き」。
ミクさん、忠実屋さん過ぎます。ええ、ええ。事態を終息させる為に私も忠実に従いました。
既にもう、遅刻寸前。先生に説明する間も無く急いで『注意書き』付き紙袋を置いてきました。お迎えの時先生に事の顛末を説明をすると
「ああ、そういう事だったんですか。謎が解けました。ミクちゃんママ、何のメッセージだろう?って話になっていたんですよ。ミクちゃん、おもしろーい」
全く、このこだわり忠実娘…。ママ、おもしろくなーいです
。
