たくさんのご厚意、本当にありがとうございました。昨夜、結衣は9ヶ月ぶりにお家に帰ってきました。
昨夜の結衣はいかにも結衣らしい最期の頑張りを私達に見せてくれました。一生懸命駆けつけるおじいちゃんの到着を、何度も血圧と脈を下げてはボスミンの注入をうけ、発奮して待っていました。おじいちゃんの到着を待ちながら「もう、いいんじゃないか、もう終わりにしてあげたい」と堪らない気持ちでその光景を見つめていました。先生はそんな結衣を見てはうなずき「おかあさん、結衣ちゃんは、待ちたいんだと思います。ちゃあんと薬に反応していますから。」と。
最後の一時間は下げては強心剤の多量投与…を延々繰り返していました。
おじいちゃんが到着するやいなや、結衣はおじいちゃんの腕に抱かされました。
間に合った…
そして最期。結衣は未来と私の腕の中で、おじいちゃんとおばあちゃんと夫の寄り添う中で静かに逝きました。
逝ってしまう時微かな微笑みを見せ、アウワウ…と何かを告げるように口を動かしていました。それは一言「ありがとう」と言うかの如く。
今、結衣は今まで見た事が無いくらい穏やかで安らかな愛らしい表情で眠っています。
昨夜の結衣はいかにも結衣らしい最期の頑張りを私達に見せてくれました。一生懸命駆けつけるおじいちゃんの到着を、何度も血圧と脈を下げてはボスミンの注入をうけ、発奮して待っていました。おじいちゃんの到着を待ちながら「もう、いいんじゃないか、もう終わりにしてあげたい」と堪らない気持ちでその光景を見つめていました。先生はそんな結衣を見てはうなずき「おかあさん、結衣ちゃんは、待ちたいんだと思います。ちゃあんと薬に反応していますから。」と。
最後の一時間は下げては強心剤の多量投与…を延々繰り返していました。
おじいちゃんが到着するやいなや、結衣はおじいちゃんの腕に抱かされました。
間に合った…
そして最期。結衣は未来と私の腕の中で、おじいちゃんとおばあちゃんと夫の寄り添う中で静かに逝きました。
逝ってしまう時微かな微笑みを見せ、アウワウ…と何かを告げるように口を動かしていました。それは一言「ありがとう」と言うかの如く。
今、結衣は今まで見た事が無いくらい穏やかで安らかな愛らしい表情で眠っています。