早く目覚て、今何故か、差別について考えています。
以前、ニュースで色素性乾皮症の青年がお巡りさんに職質をかけられて「お前はタリバンか!?」と言われた、と伝えていました。
私の育った地域は時代といってはそれまでですが、ご近所付き合いもかなり密で家の周り、半径1キロくらいはどの家にどんな家族が住んでいるのか、だいたい皆んなわかっていました。
どの家に、障害児が住んでいるのかも…。

ご近所に口蓋裂を抱えたお姉さんがいました。お姉さんは「ベロンチョ」とあだ名されて、子供たちによくからかわれていました。

「知恵おくれ」「かたわ」と言う言葉も親・友達から教わりました。

私自身、友達の家に遊びに行った時何らかの障害でハイハイしか出来ない妹さん(危険防止の為、へやのドアにガードをつけてありました)を見て、口にこそ出さなかったけど構図かづおの『へび女』を連想して「怖い」と思ってしまいました。

極めつけは高校生の時。高校の通学路の途中には養護学校があったのですが、ある日友人の一人が「今日も〇〇(覚えていませんが何らかのあだ名)が、電車に乗ってきてさぁ…」と手振りを加えて話し始めました。