「血圧と心拍数は回復したのだけれど、サチュレーションが65から上がってこないという事で、僕が呼ばれました。エコーで確認したところ、シャントの流れが確認出来ません。おそらく、血圧が下がった時にシャントが詰まってしまったんでしょう。シャントを通してあげる処置と肺動脈弁を広げる処置をしないといけません。これからおこなって、終わったらICUに入ってもらいます。」と循環器の先生のお話。ついで消化器外科の先生の「…ということで、胃ろうの手術はひとまず中止します。」の言葉。ええ
っ!なんだこの展開。心臓にダメージを与えただけで肝心の胃ろうはつくられず。私の選択した事がこんな思いもしない事態を招いてしまった…。こんな落とし穴が待っていたなんて。ユイ~、ごめんよ~。私が胃ろうを熱望しなければこんな事にはならなかった…でも、吐き続けるユイを指をこまねいて見ている訳にもいかなかったし…なにが正解だったのかわかりませんが、後悔と自責の念でいっぱいになっていきました。
