こんにちは。

8th天ちゃんがんばれですね!

1期生がいないシングルでちょっぴり寂しいのでKEYAKIHOUSE見ました😄

 

今回は、大学生のりさぽんを書かせていただきました!

私の大学のかんじで書いたので変なとことかあったらすいません・・・

 

 

由依との出会いなんて高校生の頃だ

高校3年間クラスは一緒で修学旅行の班も一緒だったけど、友達の友達みたいな

同じグループに所属してたけど、由依とまなか、まなかと私、が仲良かったから

2人で遊ぶなんてことはなかったし、2人だけだったら気まずいけど、そこら辺の人よりは由依のこと知ってたと思う

 

大学遠いところ進学するから同じ高校の人いないと思ってたけど、

入学式、看板の前の行列を見てもう帰ろうと決め、踵を返したら由依が目の前にいた

スーツ姿の由依

高校は制服だったから新鮮で、

 

あれ?由依ってこんなに可愛かったっけ、?

 

まさか由依と同じ大学だったとは、、

卒業式なんてみんなテンション高いし、その場でなんとなく2ショット撮って以来

卒業式の後の宴会は男子達がうるさいから行かなかった

 

「ゆ、由依、?」

 

恐る恐る声をかけてみる

でも、絶対由依なんだけど、、

 

「理佐って、ここの大学だったんだ、ね、、」

 

もちろん会話なんて弾まない

でも、知り合い由依しかいないし、せっかくならここで1から関係を築いていこうって思ったから

 

「由依はどこの学部?私さ、同じ高校の人いないって思ってたからさ、、」

「私は教育学部で音楽科専攻なの。

私もびっくり笑

理佐はてっきりまなかと同じ大学行くと思ってたからさ」

「そっか、そうなんだ、、私も教育学部なんだ、」

 

会話が終わっちゃった、、、

でも伝えなきゃ、

 

「あ、あのさ!高校の時はゆいと、その、、なんていうか、さ、、距離、?みたいのあったからさ、大学からはもっと仲良くなりたい、です、、」

 

思い切って伝えてみた

目は見れなかったけど、、

 

「うんっ、私も理佐とこれからもっと仲良くなりたい、」

 

可愛いな、、

 

由依は少し照れくさそうにそう言ってくれた

 

だからこれから良好な関係を築いていくためにも、私は由依に左手を差し出して握手を交わした

 

 

履修登録するために、オシャレなカフェに入った

 

「まずはちゃんと自己紹介しよ!」

「うん、私か先にするね

小林由依10月23日生まれてんびん座。姉がいます。入学式の時に言ったけど教育学部音楽科専攻ですよろしくね」

「渡邉理佐です。7月27日のしし座でお兄ちゃんいる。私も教育学部子ども科保育専攻です。どうぞよろしく」

「なんかかたいね笑」

「うん笑」

「よしこれからはなんでも話し合える仲になろう!笑」

「そうだね笑」

 

由依は案外明るい性格なんだな

こんなに眩しい笑顔

可愛いな、、

 

この時だ

初めて由依を笑顔にしたいって思ったのは、、

 

 

自己紹介も終わり、大学の話をした

 

「履修登録って意味わかんない、、」

「大丈夫だよ!1年生だから専門科目も被ってるやつあるし、教養は同じやつ一緒にとろ!」

「うん、、、難しいね〜、」

 

 

なんて結構由依と喋って今日はお別れ、、

 

と思ってたら、住んでるアパート一緒だったんだ

この時代だし、表札なんかないから誰が住んでるかなんてわかんないし、大学生協のアパートだからお隣さんに挨拶なんて大学生同士だからしないし、、

 

「今まで同じとこ住んでたのに全然合わなかったね笑」

「んね笑」

「じゃあ、ちょうどいいし、今日はうちで祝賀会でもしない?今から2人で買い物行こうよ」

「いいねそうしよっか

じゃあ、一旦荷物置いてくるわ

由依何号室?」

「129だよ」

「ええっ!私その隣の隣だよ!」

「まじ!笑」

「まじ笑」

 

相変わらず世間は狭いらしい

 

 

それから買い物行って由依の手料理を振舞ってもらった

ちょっと大基礎の不揃いな野菜は心があったまる

 

由依の部屋は引っ越してきたばっかだったから荷物もあんまりなかったけど、どこか落ち着きのある雰囲気で、すごい落ち着いた

 

 

 

そこから春は過ぎた

 

由依とは、とても良い関係を築いている

教養科目の時は隣に座ってたまに居眠りしてる由依にちょっかいを出してみたり

寝坊した由依を揶揄って戯れあったり

晴れてるからピクニック行って講義サボったり

レポート徹夜して一緒に雑魚寝したり

思い出が滝さんになっていく

お互いがお互いを信頼していることが確信できる

高校の距離を埋めるように私たちは同じ時間を過ごした

 

 

2人ともサークルとかには所属せずにバイトに明け暮れる日々

それも由依との約束のため

大学生の夏休みはとても長いらしい

大体丸々2ヶ月ってところ

ま、その前にテストがあるんだけどさぁ、、

その地獄のテストが終わったら2人で旅行に行く計画を立てた

場所は大阪!

食い倒れしたいねって笑

だからめっちゃバイト入れてたくさんお給料もらえるように頑張れてる

 

でも、ひとつとても深刻な悩みができてしまった、、

由依がモテすぎることだ、、

いや、いいんだよ!?

別に私の由依ってわけじゃないしさ!?

でもさ、どこのどいつかもわからない男どもが私の可愛い由依に言い寄ってくるのが本当にイヤ!

だからサークルとかにも参加してないんだよね、

てか、私が参加させないようにめっちゃ頑張った!

だってさ〜飲みサーとかあるし、いつどこの変な輩に私の大事な可愛い由依が襲われるかわかんないしさ!?

虫除けのために私頑張ったの!

まあ、由依は私なんかいなくてお得意の毒舌な狂犬でそんな奴等蹴散らしちゃうとは思うんだけどさ〜

でも、心配だからさ由依が、、

 

これって普通だよね、、?

親友を思うなら普通だよね、、?

 

なんかこの前、バイト先の友達のふーちゃんに「理佐おもっ笑」って言われたんだけさ、、

 

由依はどう思ってるのか、、

鬱陶しいとか思ってないかな、?

 

でも、そうならきっと直接由依は行って来そうだから大丈夫、、

うん大丈夫、、

 

 

 

そんなこんなで、テスト期間がやってきた

テスト期間だからバイトはお休みをいただいている

ま、由依も同じだから一緒にテスト勉強してるんだけど、、

 

なんかいまいち集中できないんだよね、

由依が気になって気になって、、

今は、私の部屋に由依がいて、同じ机で勉強してるんだけど、、、

どうも集中できないんだよね、

ちらちら由依のこと見ちゃう、

 

でも、由依はすっごい集中してるのか全然私の視線には気付かないみたいで、

はあ、、今心理学の勉強してるんだけど、それによるとどうもおかしいんだよね、、

だって、私の由依に対する思いがどうも『恋』らしくてさ、

 

おかしいじゃん、、

私たちは女の子同士で、ただの親友なんだから、、

 

 

「り、理佐、?

私の顔になんかついてる、?」

「え、?なんで、、?」

「だって、、さっきからずっと私のことみてるよね、、?」

 

バレてた、、

考え事してたからついつい見過ぎちゃった、、

 

「、、いやっ、!何にもないよ、?」

「そう、?なら集中して?」

「う、うん、、、」

 

いや、集中なんてできるわけないじゃん!?

 

好きになっちゃったかもしれない女の子と密室で2人きりだよ、、?

 

でも、抑えろ渡邉理佐、、、

 

テスト終わったら、由依に直接聞こう、、

うんそうしよう、、

 

 

 

そこからはもう由依と2人きりで勉強するのを避けた

だって、意識しちゃうんだもん、、

由依はしつこく「なんで?」って聞いて来たけど上手くかわしてなんとかテスト最終日

もうヤケクソな思いで望んだ保育学概論

過去問はなんとか手に入れれたから60点は取れてるでしょ、、

 

単位は多分大丈夫、なはず、、、

 

 

1人で帰路についていると後ろから

 

「り〜さっ!テストお疲れ!」

「由依!お疲れ様!どうする?この後飲みにいく〜?笑」

「うん!もちろん!」

「今日は朝まで飲むぞ〜!」

「お〜!」

 

そう言って、居酒屋に行った

 

「申し訳ないのですが、年れ確認できるものの提示をお願いします。」

「「えっ?」」

「未成年のお客様にはアルコールの提供はできないので、確認のためにもご協力よろしくお願いします。」

 

まじか、、

初めて年確されたんですけど、

由依も同じこと思ったみたいで2人目を合わせて、そそくさと退散した

 

「いや〜まさか年確されるとはね〜」

「初めてされたんだけど笑」

「ほんとそれ笑」

「どうする?うちで宅飲みでいい?」

「うん、りさの部屋いこう〜!」

 

それからお酒買っておつまみ買って

ピザはUber

 

「お邪魔しま〜す」

「はいどーぞ」

「りさの部屋めっちゃ久しぶりに入ったんだけど、」

「そう?」

「そうだよ!なんか理佐途中からよそよそしくなったから!」

「そうだっけ、、?」

「今日は理由聞くからね!いっつもはぐらされてたから!」

 

どうしよう1

なんて言い訳しよう!

私嘘つくの得意じゃないんだよな、、

 

「ま、とりあえず乾杯しよ!」

「うん、」

「「かんぱ〜い!」」

 

缶チューハイを片手に由依はピザを食べる

 

なんか、、

なんか彼女みたいだな、、

彼女と宅飲みってこんなかんじなのかな、、

それからお風呂入って、

それから、それから、、、

 

 

「、、さっ!、、理佐!」

「へっ!」

「大丈夫?もう酔った?」

「い、いや、ぼーっとしてた笑」

「もうっ!今は私といるんだから!」

「ごめん、、」

「別に怒ってないけどさ、最近の理佐変じゃない?どっか上の空っていうかさ」

「そんなことないよ〜、、」

「ハァ〜、、で?」

「で、、?」

「で! なんで私を避けてたんですか!?」

「い、いや〜、、?

由依の勘違いじゃない、、?」

「そんなわけないじゃん!4月からずっと一緒にいるんだからね!そんなんで誤魔化そうとしてもダメだよ!」

「う、う〜ん、、、、」

「なに!?もう私とは口聞きたくないの!?そーゆーこと!?」

「いや〜、、、」

 

グスッ

 

「えっ、、」

 

ずっと俯いてたから気が付かなかった、

由依、泣いてる、、

なんで、、?

 

「ゆ、ゆい、、?」

「、、私のこと、嫌いになった、、?」

 

そんなわけない

そんなことあるはずない

だって、私、、、

 

「ど、どうして、、?」

「だって、、理佐、由依のこと、、避けてるもん、、」

 

うっ!

一人称『由依』

なんじゃこりゃ最強すぎるんじゃないか、、

なんて可愛さだ、、

 

「そんなわけないよ、由依のこと大好きだよ、?」

「じゃあ!じゃあなんで避けるのさ、、、」

 

もうわかった気がする

 

私由依に恋してるんだ

こうやって由依のことが愛おしくてしょうがないのも

可愛くてすごく大切に思うのも全部由依に恋してるからなんだ、

そっか、そうなんだ、

 

じゃあ、謝んなきゃ

伝えなきゃ、、

 

私のせいで今由依は涙を流してる、

こんな私のために由依は悩んでくれてる、

 

 

「由依?顔あげて?」

「いやっ、!

理佐に、、理佐には、、泣き顔なんて見られたくないもん、、!」

 

もんって、、

いくらなんでも可愛いがすぎるよ、、

 

私は優しく由依を抱き締める

 

ああ、由依ってこんなに細いんだ

少し力入れたら折れちゃいそうだ、、

そっか、由依を、もっと、もっと大切にしなきゃ、、

 

 

「由依?そのままでいいからちゃんと聞いてほしいお願い。私ね、由依と仲良くなって本当に良かったって思ってるんだ。一緒に過ごす時間がすごい好きなの。でね、それと同じくらい心の中に膨らんでいくものがあったの。正体わかんなかったんだよね。でもね、今やっとわかったんんだ。由依のこと避けちゃってたのはごめん、。本当に悪かったと思う。私が由依なら絶対嫌だったもん。ごめんね。でもね、嫌いとかじゃ全然ないの。今から言うことすごいびっくりするかもしれないの。」

「はやく、、言ってよ、、」

「うん。私ね、由依に恋してるの。」

「えっ、、、」

「だから由依と2人っきりはすごい緊張した。自分が自分じゃないみたいにね。すごい苦しかったの。ごめんね私のわがままなのに、由依に辛い思いさせちゃって、。でも、これ伝えたかっらって、付き合えとか言いたいわけじゃないの。もう今までみたいに由依と友達でいられる自信ないし、この思い由依に伝えたら嫌われちゃうって思って、伝えられなかったの、。本当に避けるようなマネしてごめんね。」

「り、理佐が、、私こと、好き、、?」

「うん。大好きなの。恋人同士になりたいの。」

「信じられないっ、、、」

「ごめんね、急にこんなこと言われても困るよね、、」

「違うのっ!」

 

由依が急に体を起こすから私は体勢を崩してしまい、後ろに倒れ込んでしまった

由依も私を押し倒す形になって、由依とゼロ距離になる

 

ああ、こんな近くで見ても由依は綺麗だな

ああ、このままキスできちゃうな、、

 

「、、好き、私も、、理佐のこと好き、」

「いや、由依の好きと私の好きはきっと違うよ、、」

「違わないもんっ!」

 

そう聞こえた瞬間、唇に感じたことのない柔らかさ

なんだこれ、、

 

 

 

もしかして、私今由依とキス、してる、、?

 

世界がスロモーション見える

由依の優しい瞳に吸い寄せられる

綺麗な茶色の髪が顔をくすぐる

 

 

 

そこで我に返った私は由依の肩を強く押し返した

 

「由依っ!」

 

 

ぽたっ

 

頬に落ちた由依の涙

なんで、なんで由依が泣いてるの、、

 

 

わかんないよ、、

由依の考えてること全然わかんない、、

 

だから、全部教えてよ由依の全部

全部知りたいの

 

 

そう思いを込めて、由依の涙を親指で拭う

 

 

「由依のこともっと知りたい、

だからさ、全部教えて、?」

 

「、、うんっ、」

 

 

やっと笑ってくれた、

やっぱ由依は笑顔が最高に似合ってる

笑ってる由依の近くにいたい

 

「もしさ、由依と私の『好き』が同じならさ、、、私由依と付き合いたい、、恋人になりたい、」

 

「私もっ、、同じ、」

 

「うん、付き合おっか、ね?」

 

「うんっ!」

 

そう返事をしてくれた由依に今度は私から優しくキスをした

 

 

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本当は別れちゃう話書きたかったんですけど、付き合うまででとても時間かかかってしまいました。。。