わかっちゃいるけどやめられない・後編
前編では行動の後にメリットがある事が「わかっちゃいてもやめられない・・」のカラクリだよって書いたね
『得られるメリットによって行動は繰り返し
メリットがなければ行動は減る』
これを専門用語では「随伴性/ずいはんせい」っていうんだけど、今日はこの随伴性を日常のエピソードに
絡めて書いてみます。
*ダイエットしたいのに間食しちゃう
↑↑
こんなエピソードがあるとつい『できない自分/相手は意思が弱い』って個人への原因探しを始めがち
でもこれって実は・・・
すっごく危険
な考え方だったりするんだ~
解説すると
スタート
↓
『自分は意思が弱い』
↓
『どうして?』
↓
「だってダイエットが続かない』
↓
『どうして続かないの?』
↓
『自分は意思が弱いから』
一周回ってスタートに戻っちゃった!
スタート地点で原因を個人に求めてしまうと、このように同じところをぐるぐる回って
何の解決にもならないの
これを「循環論」と呼ぶよ。または「個人攻撃の罠」とも。
では、どうしたら「わかっちゃいるけどやめられない」を「やめられる」にできるか?
行動を3つの箱に分けて考える
人の行動は3つの箱に分ける事ができます。
それぞれの箱には左から「きっかけ・行動・結果」というタイトルがついています。
*ダイエットしたいのに間食しちゃう
これも3つの箱に分けて書いてみると
きっかけ / ケーキがある 行動 / 食べた 結果 / おいしかった
すごくシンプルな図式にできたでしょ?
ケーキがある時に食べたらおいしかった、ってメリットがあったってこと。
誰も悪くないよね
じゃあダイエットしたいのに間食しちゃう・・をどう改善するか?
一番手っ取り早いのは「手の届くところにおやつを置かない」だよね
先行条件操作とか反応努力って言うんだけど、「なかったら食べられない」!
または2日我慢出来たら3日目に少しだけおやつをOKにする
ってのも有効そうだ
今日のまとめを書くと
「継続できない事があってもそれは個人に原因があるのではない」
行動を3つの箱に分けて考えるとなんでそんな行動をしてるのか/していないのか?
明確になるよ。
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ミク先生
\国内には100人程度しかいない/
◎国際認定行動分析技術士/ABAT