私の学校では、主体的な学びが全く進んでいません。教員の授業観が変わらないからです。「教師が教えるのではなく、子供たちが学ぶのです」と言っても、そんな教育誰も受けたことがないので、なかなかこどもの主体性を伸ばす授業をしようと一歩前進しようとする先生がいません。

 

今日の、NHKクローズアップ現代は「教育虐待」を取り扱っていました。

 

 

教師だけじゃないのです。親も子供との関わり方がアップデートできないのです。

 

昨年12月「こども大綱」なるものが閣議決定されたようです。あまり知られていないようですが、どうでしょうか?職場の同僚は誰も知らないような気がします。

 

こども大綱の推進ページ(こども家庭庁)

 

加藤大臣の動画の批判はさておくとして、以下のような説明があります

「こどもまんなか社会」をつくっていくために大事にすること。それは、

  • こどもや若者のみなさんが生まれながらに持っている権利を大切にしながら、みなさんの今とこれからにとって最もよいことを行っていくこと。
  • こどもや若者のみなさんの意見を聴きながら、一緒に進めていくこと。

とあります。これをもっと声高に叫ぶ必要があると思います。でも、政治家はだらしなさすぎるし、マスコミは面白おかしい話題しか取り上げません。だから、教育虐待が起きるのです。

 

教員だけでなく、親も一緒にこどものために考え方を変えていかないと、日本の未来はありません。