ラストブログ!!


イズです。


春の陽射しが私たちを眩しく照らす今日この頃。

今まで本当に幹部として大変なことが沢山あって後悔ばかりでしたが、今になって本当に毎日楽しいと思えるようになりました。でも運命というのは皮肉なもので、そう思った時点で別れの足音は近づいてきています。


春と言えば出会いと別れの季節ですからねぇ

出会いもあれば、別れもある。


最近考えるんですけど、三国ブラスから離れるのがこんなにも悲しいなら、はじめから出会っていなかったらどうなんだろうって。高校受験のタイミングで現に大阪府立T高校と迷いましたし、三国丘だって受かるか分からない中での挑戦でした。


まぁ別の高校にいったらそれはそれで良い未来があったのかもしれないですけれど。


ま、まぁ、ふ、ふうう普通に、か、書いていきましょう(動揺)


私は大学(入れればだけどネ)でも吹奏楽を続けたいと思っているのですが、いったんここで、この長く短い吹部人生に終止符を打ちます。フェルマータで終わりたいですねぇ



普通にコンクールまで残りたいですし、アンコンやソロコンももう一回やりたいなぁって思います。これらはいずれも技術を底上げできた大切なイベントで、なんか弾いてって言われた時に弾く所謂持ち曲も出来ました。いずれも満足いく結果とはならなかったですが。

マリンバでなんか弾いてって言われることそうそう無い



《地球》「トルヴェールの惑星」より も、やればやるほど好きになってしまい困ってます



ということで高一から振り返っていきましょう




第一楽章 よろしくね三国ブラス


はいっ...!イズ氏は母校から1人で三国丘を受験したので最初知ってる人がおらずひとりぼっちでしたね。(母校の三国丘合格率は1/1なので100%ということで...)


クラリネットのリコ先輩が居たくらいでしょうか。

ここで、こみゅしょうの私は少し警戒していたのですが、今も仲良くさせてもらっている子達ってなんだか体験入部の時点で頻繁に出会ってたんですねぇ不思議...


中学はギリ大編成くらいの人数だったので、高校でのガチ大編成での演奏に期待が膨らみます。


先輩方の初夏コンサートまではお手伝いを中心に活動していたのですが、この時から早く合奏に参加したくてたまりませんでしたね。なんかみんな凄い活き活きとしているんですもの。



第二楽章 夏の日々


みんなともある程度打ち解けてきたころでしょうか。イズはコンクール終わるくらいまで半分くらいの部員は名前を言えませんでしたがその時期に一気に覚えられましたね。また、この頃から所謂あだ名?がついて、少し皆との距離が近くなれたのを感じました。


コンクールの結果は...金賞🥇。この時は府大会に行けなかったことに悔しさを覚えましたが、後で思い返してみるとあの時は凄かったなと思います。ブランクとスランプ(なんか語呂良くて草)のダブルコンボでしたが楽しかったですね〜


コンクール後に、S先生とツーショットを撮っていただきました。学指揮になる前なのであまり関わりはなかったのですが、密かにファンだったので笑

そこで「これからも期待していますよ」と言われてより一層頑張ろうと思えました。あれからもう一年半。S先生の期待に応えられる演奏をできたかと言われると自信がありません。せめて本番くらいは...!全力で恩返ししようと思います。


そして、この頃幹部(学指揮)になることが決まります。おやおや、雲行きが怪しくなってきましたね。



第三楽章 こんにちは指揮棒


夢と希望に満ち溢れて次期学指揮となりました。後々この決断によって大変な思いをします


コンクール後もイベント目白押しでしたね。

まず第8ブロック。「ノートルダムの鐘」を演奏して、結構美味しい感じのチャイムのパートをいただきましたね

これは我ながら上手くいったんじゃないでしょうか?( *¯ ꒳¯*)なかなか楽しかったです。


そして、アンコン。この時のアンコンは、正直直前に合わせたりとかが少なかったので、満足する出来とは程遠かったように思います。

その分2年のアンコンは結構詰めてできたので良かったですね。


シンフォニーではコンクール同様響きの森を演奏。過去一良かったような気がする。


そして、、クリスマスコンサートで、我々イズとみみは次期学指揮としてのデビューを果たしたのですが...この頃思い返すとなかなか硬かったですね...


今は合奏を指揮中心にやってみたり、表現なども工夫している(つもり、できてはいない)のですが、、。この頃はこの頃で良かったなぁとおもいます


そして定演を迎えます。この時も指揮を振ったのですが、なんせ硬い。この時は学指揮のハリー先輩を神のように崇め奉っていました。今もなんですが。


今になってビデオを見ても思いますが、あの先輩の振るタクトはすごくしなやかで見やすくて...。

あの先輩の後を継ぐというプレッシャーと戦いながら2年生へとなっていくのです。



第四楽章 おはよう、後輩さんたち

(このなんかよく分からん副題のネタが尽きてきた)


晴れて(?)正式に学指揮となりました...が、なんだかやってること全てが空回りしてしまっている感じがして全然役に立てている実感がなく、幹部でいることが苦しくなってきます


この時に後輩たちに出会いました。個性豊かな33人で...。彼らに癒されながらなんとか、やってまいりました。

パーカスのココちゃん、エイルちゃん、のーむちゃんも非常に個性的で、それぞれに秀でた分野があってなかなか面白いですね。この辺りからパートリーダーであるゼータは人との関わり方を覚えます。


さつきまつり!!

これは結構とにかく楽しかった覚えがあります。お祭りですしね。

ただ表情は硬かったと言われましたね...


文化祭!!

この時点でコンクール曲があまり完成しなくて、やばくね??とはなってました

演奏としては非常に楽しいものでした!


コンクール!!

さぁコンクール。曲決めも含めると8ヶ月くらいの準備期間で、私たちの思いを全力でぶつけました

トリトン・エムファシスとかいう、今までにやった中だとスパルタクスの次くらいに難しい曲を入部して3ヶ月で仕上げてくれた1年生は本当に凄い。

直前期には日に日に演奏が良くなっていくのをこの肌で感じましたね

結果は...銀色のヤツ!でした...

正直上手くいったと思ってた節があったので非常に悲しかったですね。しかも部長からのLINEで結果を知るという...()

結果としてイズ氏は中高5年間のコンクールで1度も上位大会には行けませんでした。

結構これは悔しくて萎えてたんですが...

この後に控えるコンクール的なものといえば...そう、アンコン。次はアンコンに向かって走り出すのでした。



第五楽章 響け、パーカッション


某アニメみたいな副題ですがそれは置いといて。


ゼータと話し合って、このアンコンは本気で府大会進出を狙って計画的にやっていこうと。

なんとしても複数人で上位大会に行く経験をしたかった。ソロコンで上位大会行くのとはまったく別として捉えているので。。。


曲は「風の荒野」とかいう、曲自体は可愛らしいけれどその実態は変拍子、縦揃えゲーとかいうなかなかに面白くも難しい曲を選びました


マリンバを受け持ちました。なかなかに難しかったです。初めの方は苦戦していましたが、なんとか仕上げられて。本番では今までにやった事のないようなミスをしましたが、褒めてくれる人も沢山居たので嬉しかったです。この経験によって多くの経験値を得られました。


あとは、、この時期といえばシンフォニーホールでの演奏会。トリトンを演奏しましたが、なかなかに厳しいものだったとは思います...。(全体として)


パーカスとしては今世紀最大のやらかしをいたしました。もうこの経験を次に活かして...更に成長していけるようにします、申し訳なかったです。

(グロッケンのマレットも忘れたので毛糸のマレットで代用したのですが、いつものココちゃんの抜群の演奏がこの日だけはグロッケン風味の風が吹いてるな、くらいでした...)(なんかごめん)



最終章 そして、引退へ。


ドラ〇エIIIの副題みたいになってますが、まぁいいでしょう。

個人的には、クリコンあたりからある程度タクトは前よりもほんの少し、ちょびっとだけ()とれるようになってきたと思います(遅い)


企画ステージのSE、我ながら海賊登場のやつ、よく出来てないですか?(自画自賛)いえ、多分気のせいなんですけど、あれはあれで楽しかったですよ。

宝物発見の方は我ながらちょっとウーンですね

でも自分が作ったBGMにみんなの演奏によって命が吹き込まれる体験をしました。なかなか面白いんだけれども恥ずかしい。。。(/// ^///)


もうここからは最後の吹奏楽曲が畳み掛けてきます。特にスパルタクスが...こんな曲できるかぁって感じでしたけど、以前のS先生のレッスンでかなり形になっていていい方向に向かってるんじゃないでしょうか?

この曲を乗り越えた暁には三国ブラスは、大きな壁を1枚乗り越えたってことですからね


スパルタクス、地球が技術的には非常に焦りを覚えましたね。他の曲は、やってることそんなに難しくないけれども、表現を作っていかないと、慎重に出さないといけない音をしています


まぁすべては当日にかかっています。S先生もおっしゃっていたように、本番楽しみです。




終演に先立ちまして...



・パーカッション76期の先輩方

昨年度はありがとうございました。先輩方の本番前後の運搬や、指示出しなどは明確で分かりやすく、それが本当に凄いことだと思い知らされています。

引退する時、イズたちにパートを任せるのは不安でならなかったと思いますが、なんとかやってこられました。定演当日は感謝を込めて精一杯頑張りたいと思います。



・パーカッション78期の後輩方(?)

一年間ありがとう。個々に伝えたいことはお手紙に込めますが...あなたたちは非常に個性的で、パートに華を咲かせてくれたと思います。全員がパーカッション初心者だったにもかかわらず、真面目に練習に取り組んでくれて(一度私語が多いと注意したこともありましたねぇ。)、みるみる技術を上達させてくれましたね。

定演前は打楽器運搬の動きをよくみて、来年度は自分たちがやるんだという自覚を持ってください!

あと、昼休みにやった即興セッション等なかなかに楽しすぎたから、是非79期の後輩とやってみてね。



・パーカッション77期の同期方(?)

二年間ありがとう。なんだかんだあなたたちには一番お世話になりましたねぇ。個性強くて問題児ばかりの代だったとは思いますが、ゼータや凛のいるパーカスにはやはり安心感がありましたねぇ。

2人とも部活を楽しんでいるのが伝わって、なかなかに癒されましたとも。

定演当日は、めいっぱいの「愛」を込めて全力で届けよう!(ただし、ゼータのみ「i」を込めて)



・77期幹部

幹部としては一年間、ありがとう。イズって本当に幹部としては、よくできた人間ではないと思います。なかなかに頼りなく、困らせたことがほとんどだったんじゃないでしょうか。

皆さまとても個性的で考えがまとまらなかったりなどありましたが、方向は若干違えど部活にかける思いはいつも全力だったように思います。

(あとはなんか知らんけどずっときゃん部のままで、幹部にはなれなかったね😆😆😆😆😆)



・MV-4030(あのグリップ巻いてあるマレット)

あなたと出会ったのは約半年前。会計さんに頼み込んで買ってもらいましたね。

実はあなたはマリンバ専門だということを知っていながらも、ビブラフォンやサスシンに使ったこともありましたねぇ。

結構ボロボロのマレットが多かったので、あなたが三国ブラスにやってきたとき、一緒に奏でた音楽には感動しましたよ。

あなたとはアンコンもソロコンも他の鍵盤担当曲でもいつも一緒に駆け抜けてきて、共に音楽を奏でましたね。なかなか上手くいかないこともありましたが。。。

MV-4030は非常に使い勝手がよく、個人的に欲しいレベルでしたがそうはいきません。大学で吹奏楽続けられたら買います。(多分)だから、その時に三木楽器かどこかで会いましょう。

今までありがとう。後輩たちに可愛がってもらってください。愛してるっ




ということで!!!


長すぎる前置きは置いといて、本題に入りましょうか。


定演に向けて

これはもう「楽しむ」ことに尽きます。

この5年間振り返ると、技術に拘ってきたはいいものの楽しく演奏するということを軽視してしまっていた気はします。

高校の2年間では楽しむことを、楽しそうに魅せることをとにかく考えてきました。

とにかく、未練があっては部活を引退してからの勉強にも支障が出ると思うんですよ。(自称進学校の先生がよく言うやつ)だから全てにおいて後悔のないように。しっかりやり切ったと言い切りたいですね。


忘れ物を残さず去れたら一番いいのですが...なんだかんだ暫くは部活のことを考えてしまうと思うので、また遊びにきますね



拙い文章でしたが読んでいただいて幸いです。

またどこかできっと会いましょう。


さようなら、ではなく、またね


シンフォニー

人生は色々な人と出会い響き合う交響曲だ