こんばんゲッツ。
2014年上半期のNHK・朝の連続テレビ小説「花子とアン」が
9月27日に最終回を迎えました。
私は、知る人ぞ知る?連続テレビ小説好き
なわけでありますが、
今回(花子とアン)も全話視聴はできませんでしたが、
半年間、大いに楽しませて頂きました。
「花子とアン」で一番感動した&凄いな、と思ったことは、
以下ネタバレになりますが、
終盤、長男の純平君を終戦直前に空襲で亡くし、
そのショックから頭髪が真っ白になった蓮子さんが、
ラジオで自分の言葉で平和の尊さを訴えたところ。
平和=善、戦争=悪 という戦後日本のお題目を
薄っぺらく語るフィクションが多い中、
具体的な理由を挙げて「だから平和は尊いのだ」
「二度と戦争を起こしてはいけないのだ」と
説いた(説かせた)ドラマって、
あんまりなかったよなぁ、
さすが中園ミホ、やるなぁ(実は高校の頃からファン)
と思った次第でした。
前作の「ごちそうさん」に続き、2作連続で関東大震災と
戦争をスルーする時代の物語が続きましたが、
主人公家族が当然のように「反戦」の姿勢で行動するのには
どうもリアリティを感じなくて。
今の価値観から見るからそう言えるんでしょ、って。
(ごちそうさんで「主人公の夫」の悠太郎が、(以下ネタバレです)
空襲の最中(?)、公衆の面前で「バケツリレー」の無意味さを説き、
「まず第一に逃げろ」と当たり前のことを言ったがために、
結果満州送りなったり、
満州送りなった後、空襲で街が燃えた時には「地下鉄に逃げろ」と
杏(め以子)に言い残して行き、結果多くの人が助かったりするところ、
最終的に満州から戻ってきたことは確かにカッコ良かったですが。)
(ああ俺ってもしかして悠太郎ファン?)
えっと、
そういえば新しい連続テレビ小説の「マッサン」の話でしたねw
「マッサン」は、ニッカウイスキーの創始者(?)らしいですが、
テーマ的にとても他人事とは・・・
泉ピン子(ぷっ)も出てきて順調な滑り出しです。
「八重の桜」とか、夫婦物はどうしても現実と重ねてしまって駄目なのですが
(そんなことを言ったらごちそうさんも花子とアンもそうか)
今回も頑張って見て行きたいと思います。
