
Windowsを使っていると、ときどき出くわす「更新」これって何かご存じですか?
急いでいる時に限って終わらなくて使えない といった事が起きますよね
Windowsを使う限り、逃れられない更新、ちゃんと理解してうまく付き合いましょう。
Windows更新とは?
簡単に言えば、WindowsというOSソフトを修正しています。
いろんな修正をしていますが、大きく分けると「機能アップ」、「問題対応」があります。
完成時には問題のない(はず)の状態で出荷されているパソコンも、いろんな人がいろんな使い方をすることで、想定外の問題が発生します。その問題を直すのが「問題対応」です。
- 特定の条件で動かなくなる問題の修正
 - ネットセキュリティに弱点が見つかった場合の問題の修正
 - 新たなウィルスに対応するためのセキュリティパターンの追加
 
といったものがあります。
更新のタイミング
では更新はいつ行われるのでしょうか?
答えは、「わかりません」です。
週1回とか、毎週月曜日とか いった決め事はありません。
問題が小さいものは、ある程度たまったら更新、問題が大きいものは準備が整った時点で更新されます。
なので、見つかるタイミング、対応できたタイミング、問題の重要性などが合わさって更新されることになります。
更新時間はどれくらい?
 では、更新にかかる時間はどれくらいでしょう?
 これも、「わかりません」が答えです。
更新のステップとしては
- 1.ダウンロード
 - Windowsサーバーから更新プログラムをダウンロードします。
時間は、ネットワーク速度、更新プログラムのサイズに依存しますので、同じ更新でも環境により異なります。 
- 2.インストール
 -  ダウンロードしたプログラムを、動作するようにWindowsに組み込みます。
時間は、更新する内容、CPUやメモリの性能、ストレージの書き込み時間などに依存しますので、同じ更新でもパソコンの性能によって異なります。 
- 3.再起動
 -  インストールしたプログラムを、正しく動作させるためにWindowsを、初めから動作させ、場合によっては再構築します。 更新によっては不要な場合もあります。
時間は、更新する内容、CPUやメモリの性能、ストレージの書き込み時間などに依存しますので、同じ更新でもパソコンの性能によって異なります。 
 このように、時間は予測不能です。
 一度に行われる更新が、いっぱいあるから時間がかかるとか、一つだからすぐ終わるとかはわかりません。
 ただ、パソコンの性能(特にストレージ)の影響が大きいため、HDDモデルは全般的に時間がかかって、SSDモデルは比較的早く終わります。
 感覚的には、HDDモデルで1時間かかる更新が、SSDモデルだと5分くらいで終わったりします。
更新の影響をできるだけ減らすには
こういう、なすがまま状態の更新ですが、うまく付き合うしかありません。

 更新の影響をできるだけ減らすには、こまめに更新することが大切です。
 自動的に更新がかかるまで待たずに、使わない時間に更新確認して、更新があれば実行するのがおすすめです。
 設定の、「Windows Update」メニューから、更新の有無が確認できます。
 帰るときや、ランチタイム前に更新チェックして、更新があれば実行するようにしておけば、使わない時間に更新が終了するので、おすすめです。
逆に、長時間電源を入れてなかった、毎回短時間しか電源を入れずにすぐ切ってしまうような使い方をしていると、終了しない更新がたまっていくので、長時間を覚悟して更新しましょう。
Windows10サポート終了
最近話題になっている、Windows10のサポート終了 ですが、更新を理解できたらサポート終了って何かがわかります。
 サポート終了は、ここまで説明してきた、更新がほぼなくなります。
 特に、問題対応の2,3のセキュリティ、ウィルスに関するものの更新が停止することが深刻です。
 以後インターネットの使用は、セキュリティリスクが高まっていくと考えましょう。
 セキュリティソフトでは防げない領域の問題なので、対策はありません。
 Windows10サポート終了への対応は
  ・Windows11へのアップグレード
  ・新しいパソコンへの買い替え
 の2択になります。
 また、Windows11へのアップグレードは条件付きなので詳しい人に相談してください。
更新と正しく付き合って、快適にWindowsを使いましょう!!



