1994年2月15日
「デンジャラス」盗作問題に関するクリスタル・カルチエの著作権侵害訴訟はデンヴァーの陪審員によってたった4時間の審議でマイケル有利の評決が下された。
                                          -マイケル・ジャクソン全記録より抜粋-

この動画は2009年10月に投稿され、初めて見た時はこんなものまであったのかと衝撃でした。
マイケルは、こんな裁判までいちいち付き合わなければならなかったのですね。
くだらない訴訟に付き合わされ、私達には計り知れないたくさんの辛い思いをしてきたのだと、改めて思い知らされ胸が痛みます。

楽曲の盗作疑惑ということで製作過程やメロディの違いを証明するためにマイケルが生歌やボイバまで披露しています。
穏やかに話すマイケルの声、生ボイバ、生歌・・・鳥肌が立ってしまいました。
裁判という状況の中で不謹慎ですが、マイケルの声に聞き惚れ、生ボイバや生歌に酔いしれた私です。

理不尽な裁判にも関わらず、マイケルのコメントは穏やかで誠実で紳士的です。
マイケルの音楽に取り組む真摯な姿勢、曲作りの過程なども知ることができ、価値ある貴重な動画だと思いました。
マイケルの人間としての素晴らしさがにじみ出ています。

マイケルは本当に「唯一無二」の存在です。
知れば知るほど奥深く、マイケルへの愛は深まるばかりです。


■'94年3月5日発行分としての下の方『= Dangerous =』に載っています。
著作権侵害訴訟 「Dangerous」 勝利!
この訴訟は、アルバム 「DANGEROUS」 の発売当初から起こされていたもの。
コロラド州の女性シンガー・ソングライターのクリスタル・カルティエさんが9年前に作詞作曲した 「Dangerous」 を '91年7月に著作権登録していたが翌'92年に無断で曲を発表されたというもので、マイケルに4千万ドル(約43億2千万円)の著作権侵害賠償を求めていた。
裁判は2月14日にコロラド州デンバーで行なわれ、マイケルは白いバンで裁判所に入り、オプラの時の黒版の服を着て髪を後ろに1つに束ねていた。
                         (黒い服って、どっちのでしょう?)
$MJを偲ぶ・みーくんのブログ

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そしてマイケルは法廷で、例のごとく "オプラの時のアカペラ状態" で、指を鳴らしフレーズを口ずさみ、ポコパコ言いながら歌を歌って自分の作品だと説明。詞も曲も自分で創ったもので、カルティエさんのデモテープなど聴いたことは無いと証言しました。
また、マイケルを支持する音大の教授がマイケルとカルティエさんの曲の違いを説明し、陪審員は評議の結果 わずか4時間弱ほどでカルティエさん敗訴=マイケル勝利の判決を下しました。
マイケルにアカペラで歌われたらぐうの音も出ないって所でしょうか。
しかし、カルティエさんは敗訴したにも関わらずなんだか嬉しそうだったなんて話もあります。
シンガー・ソングライターとしては、マイケル・ジャクソンのアカペラを生で聴けた事が光栄だったのかも?
ちなみにカルティエさんの 「Dangerous」 は、千枚程度しか売れなかったそうです。

■余談
盗作訴訟裁判で2月デンバーにおいてマイケルは勝利を収めたが、法廷証言のためにアカペラで曲作りの過程などを説明した 「Billie Jean」 と 「Dangerous」 を収録したレア・トラック・テープが15ドルで通販され、ファンの間で流通している。
その販売元が、なんとデンバー地方裁判所というのがアメリカらしい… というか、ホントかなぁと首をかしげる話。



このテープが流通したからこそ、この貴重な動画が出来たのですね。
でも、その他の証言ややり取りも収録されています。
盗聴???  この場合はどっちでもいいや!

Part 1~Part 3 で生歌、生ボイバを聞くことができます。
マイケルの曲作りの過程、真摯な姿勢を知るために時間のある時に全編を見て下さい。



        Part 1
        


        Part 2
        


        Part 3
        


        Part 4
        


        Part 5
        





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