どうも、IAです。

今日はですね、いつも仕事終了後にルアーのテストやバスの釣り方を研究している小貝川横水路について紹介します。
この場所はですねバスはいます。でも最強クラスの難しさです。ただすごく良いバスが釣れるんですね。餌が豊富なのでバスのコンディションが良いんです。
まあ詳しい場所は言いません。
でも今ボクが考えている釣り方を画像と比べて紹介します。




もう言っちゃってますが、この田んぼのど真ん中を通ってる水路です。この水路をパーツ分けすると4ヵ所。




まずバックウォーターエリア。

この池からの横に堰がありそのエリア周辺から上流がバックウォーターエリアと読んでます。特徴を言うと一言。幅が狭いです。なのでプレッシャーが高く難易度の高い攻略術が必須となります。




次に上流エリア。

先ほど言った堰より下流域~画像下に映る道路までが上流域となります。
ここの特徴は水深が浅いです。なので・・・まあ時期的なモノもありますがタイミングが重要となります。


次に中流域。

先ほどの道路から大きい水機場までが中流域です。
特徴は一番水域が広く水深があるのが特徴です。水深があるということは水量が一番あるということです。ただ注意点としてこのエリアはヘラ師もがすごく多いのでこの場で釣りをする場合ヘラ師の許可を取るか、ヘラ師が帰るまで釣りは控えましょう。




最後は下流域。

前文で出てきた水機場から下が全て下流域です。
特徴はこの水機場より下流域には水性植物が生えてます。なのでバスが付くエリアが多いため狙いが絞りにくい特徴があります。







ではこれらの情報もとにしてボクが今を釣るための釣り方を紹介します。




ボクの基本的な考えはバスの食事は基本二回。で最近わかった事はバスが補食するタイミング。今までは昼と夜だったんですが、この水路で釣りをすることで考えが変わってきました。
バスは満月の大潮に夜エサを食うと言われて来ましたが・・・それも時によりけりでした。
本当のキモとなるのはバスがエサを補食しやすい時間でした。
夜、満月(大潮)は魚が元気になり水面に意識が向きます。つまりベイトは水面近くに行きます。そのベイトをシルエットとしてバスは見ることが出来るので夜補食できます。
この満月(月明かり)の釣り方は他の方法もあります。一つは街明かり。近くが明るいならまあ普通に釣ることが出来るんですが、例外的な釣り方があります。
それが遠くの街明かりが上空の曇に反射して明るくなる現象もあるみたいです。そういう場合は夜バスが補食できる条件になります。
逆に言うと街明かりが無く月明かりが無い(新月)の時はバスがシルエットを利用して補食できない条件になります。そういう場合は明るくなるタイミング、早朝がフィーディングタイムとなります。他々風が強く水面が波立ちフィーディング出来ないとか、水が悪くなってフィーディングしなくなるといった例外はあることも覚えておいて下さい。
これは基本的な考え方です。


ではこの水路を例にボク的な釣り方を考えましょう。
ここは知っての通り水路です。すなわち水深が深くありません。深くて2m位。これが何を意味するかと言うと・・・
最近の強い日差しによって水温が上がってしまう、ということです。
特にシャロー、そしてあんまり言われないけど田んぼの水。
この水路は周辺全てが田園です。この田園の水は日中の日差しによって水温が跳ね上がります。もはやお湯です。そんな水が細水路を通してこのメインの水路の入ります。常識から言ったらインレットなのでバスが付く。
でもこの内容を見る限り釣れる要因はありません。バス(魚)から見たら熱湯を注がれてるだけなので。
ここまで言ったら分かると思いますがバスがフィーディングをするタイミング。それは・・・
この水路が摘水温になるタイミング。
日中の日差しで高水温になった水は夜になっても摘水温にはなりません。一番良いのは水が冷めきった朝方、太陽が出る前の一番気温が低いタイミングです。
良く言われる言葉でバスは朝方が釣れる理由はこれです。
でもこれも時によりけりで水深があり水温が上がりにくいディープウォーターがあるリザーバーや琵琶湖や霞ヶ浦などのビッグレイクはやはり夜にフィーディングする傾向が強いです。

そして最初に言ったバスの食事は基本二回。その答えは簡単、この最初のフィーディングタイムから12時間後。これが次のフィーディングタイムの時間です。深夜食ったら次は昼間。早朝食ったら次は夕方。
ただこれも時によりけりです。
現在夕方は猛暑により一番水温が高いタイミングです。なのでバスも夏バテ状態でありあんまり動きたくありません。
ここでも重要なキモがあります。
そのキモとは・・・
バスが食う物は逃げられない物(100%食える物)です。
夏バテ状態であんまり動きたくない今のバスは余計な動きをしたくありません。最小限の移動だけ。目の前にいるエサが微塵でも逃げる可能性があったら食いません。深追いしてまで食いたくないんです。その要因は元気なもの。ピッチや水飛沫などの要因はバスにとってマイナス要因となります。一番良いのは動かない事です。水面波動だけで食わせるルアーが最強です。ただこの水面波動が難しくて最強クラスに弱いんだけどバスに見つけさせる力のあるルアーって意外と無いんですね。変に波動を出すと元気なものとバスが判断して食わないんです。
最初はサーフェイスクランク(闘争本能と食性)に始まり・・・
ポッパー(瞬間的闘争本能と食性)
フロッグ(好奇心と食性)
???となりました。
もう食性で食わすには朝方じゃないと難しいです。
そこで今日何したか?
食性で釣るのを諦めました。威嚇でバスを一撃必殺で釣る方法を取りました。
夏バテのバスがエサを食べたくて浮く場所。護岸の切れ目です。
そこにフィジェット
波動系ノイジーベイト。
皆さんスプラッシュ系や水面波動でやりますがこれは音にこだわったノイジーです。素材がウッドでボディがジョイントなのでジョイントボディ同士が当たることで強い音が生まれます。
このルアーはとにかくバスを一瞬で怒りマックスにさせます。
これを投げてまず浮かせます。バスを寄せてからリトリーブ。そのリトリーブした瞬間(ボディ同士が当たった瞬間)怒り狂ったように出ます。この音が出す存在感が強すぎて自分のフィーディング場を荒らすコイツは相当憎かったんでしょうね。




このバス、サイズは40・・・3、4くらいなんですがウエイトは1500gくらいありました。健康体でエサを食いまくってるんで、このバスが釣れるパターンこそこの水路の本当のパターンだということです。

このバスを釣った場所はですね、中流域です。中流域がディープがあり水量があるので水温が一番他より低い。この条件からバスがいるエリアを特定。次にバスのコンディション。
チューニング中の8トラップシャッドを使ってバスのチェイスがないかチェック。

一応8トラップシャッドの動きを載せておくので(見たい人は見て下さい)





(動画は載せられませんでしたスイマセン)







反応が無かったのでバスが夏バテ状態であることを確信。

そこで水面微波動系を投げるもイマイチ環境にアジャストできていない。



ここで結論。

バスを食性で釣るのを諦めて威嚇で釣ろうと。
こういう考えでこの仕事終了後の一時間でクオリティ―フィッシュを釣ることができました。
良いルアーを持っていても、最高のテクニックを持っていてもバスにアジャストしないと意味が無いと言うことです。




これを見てる皆さんがバスを釣る参考になれば良いと思います。


















以上です。






























最近思う・・・