都内某所地下４０ｍにある秘密基地で独占インタビューに成功
ジメジメと暗い日本プロレス界は大嫌い
下々の諸君、見るがよい モンスター革命
－初めまして…至近距離で高貴なお姿を拝見するのは初めてなので緊張してます。瞳孔が開いて瞬きすら出来ません。
まぁ、楽にしたまえ。この私に敬意を払ったプロレスマスコミは皆無だったが、流石は天下の東京スポーツ。マヌケなチキン君こと小川直也の情報を得るには最高のメディアだ。私も日頃から愛読させて貰ってるよ。
－恐縮です。
挨拶が遅れた。我こそは高田モンスター軍総統、高田だ！何故、私が日本のプロレス界を壊滅させようと思い立ったか？私が壊滅せずとも、後３年も経てば、暗くジメジメと自分の殻に閉じ篭った日本のプロレスは勝手に自滅する筈だ。地上波テレビ放映は深夜枠に追いやられ時間も短縮。観客動員も落ち込み、某老舗団体（新日本）のドーム大会は史上最低記録を塗り替えた。根っこが腐った植物は二度と花を咲かせる事は無い。だから根こそぎブチ壊す必要があるのだ。私には日本のプロレス界と言う荒野に、新たな花を咲かせる使命とビジョンが有る。
－１８日の両国では画期的な「観客ジャッジシステム」を導入されました。狙いは何でしょう？
狙いは一つだ。ある伝説的歌手（三波春夫）の言葉に「お客様は神様です」私はこの言葉を最近のプロレス界に投げかけたい。口先だけで「観客の為」「ファンの為」と言うのは簡単だが、その不誠実さこそが現在のプロレス界の惨状を招いた大いなる原因だ。一体、真剣に観客の事を思っている団体がどれ程有ると言うのか？私はもうこれ以上、団体と選手のエゴを許す事は出来ない。そこで導入するのがこのシステムだ。これは試合の勝敗に加え、動き、キャラクター、技の美しさ、気持ちの入れ具合等、レスラーがリング上で見せる「ハッスル度」の高い方を選んで貰い、最終的に試合の勝敗を決するプロレス、史上初の画期的システムだ。
－しかも、そのメーンでは小川と川田が一騎打ち。ハッスル軍は崩壊の危機に面し、マンマと総統の思惑通りに事が進んでいる気もしますが…。
今頃気付く様では遅い。周知の様に私は全知全能、宇宙の真理を得る絶対的な存在として君臨している。地球上に存在する生物は全て食物連鎖の上に成り立っているが、日本のプロレス界だけは例外的に弱肉強食の法則が成立しない歪んだ時空間となっている。トップに立つ資格の無い者がトップに立っているのが現状だ。そんな事では誰の共感も得られまい。勿論今回のチキン（小川）と引きこもり（川田）の一騎打ちも私のプロデュースで実現したカードだ。ハッスル軍がピンチに陥ろうが、それは私の知った事では無い。
－総統は「チキン君（小川）、何時になったら私をその気にさせてくれるのかね？」とおっしゃってましたが、リングに上がる準備はあるのでしょうか？
私が試合をするならば、「重厚なるテーマ」「崇高なる動機」「限りない必然性」「鉄の理念」等が存在する崇高かつ究極の舞台で無ければならない。そんなリングがこの日本に存在するのか？周りを見渡したまえ。準備？私は何時だって準備は出来ているよ。
－全知全能の型に失礼ですが、何か格闘技の経験はおありになるのでしょうか？
無礼者！私は世界中のあらゆる格闘技に精通しており、得た段位は数え切れない。格闘技だけでは無い。冬は南国でスキューバダイビングを楽しみ、夏はカナダへ渡りカーリングで体を引き締めたりもする。私の辞書に「不可能」の文字は無いのだよ（笑い）
－総統は俗世の流行についてもお詳しいですよね。
下々の諸君の知能レベルを調べる為だ。下世話な話題でも、生物の頂点に立つ人間として情報は管理しなければならない。私の部屋には１００インチの液晶ビジョンがあり、世界中のニュースや娯楽番組が楽しめる。日本なら朝は「めざましテレビ」、昼は「笑っていいとも！」、夜は「すぽると」だ。（フジっ子か？）特に「すぽると」は、古くからの友人である高田延彦氏（お前や）が登場する回だけは絶対に欠かさないな。
－その高田ＰＲＩＤＥ統括本部長とどの様なお付き合いを？
知り合ったのは、彼がヒクソン（グレイシー）とやらと最初に戦った直後だ。場所は日本ではない、とだけ言っておこう。私が人里離れた別荘にバカンスで滞在していた時、泥酔していた高田氏が迷い込んで来た。その時に介抱してあげたのがキッカケだ。私も彼も多忙な身なので、直接会う機会はなかなか無いが、頻繁に電話で近況報告し合っているよ。
－いい話です。（それだけかい！）
話は変わるが、私は今度、東京・田町と大阪にジンギスカン屋「モンゴリアンチョップ」をオープンする。世界中を飛び回っている為なかなか日本に立ち寄れない私の代わりに高田氏が店の運営・管理をしてくれるそうだ。我々の連携はつつがないと言う事だよ。ジャンクフードばかり食して体や精神に変調をきたしている下々の諸君、「モンゴリアンチョップ」で栄養をつけたまえ。
－最後に総統の最終目標をお聞かせ願えますか
私はジメジメと暗く、そしてやぼったい現在の日本のプロレスが大嫌いだ！私がプロデュースする「ハッスル８」では、その旧態依然としたプロレス界を根こそぎ革命に巻き込むイベントになるだろう。その模様を貴紙には大量のページを割いて逐一報道する様に命じてやる。島田二等兵の報告によれば、貴紙は某老舗団体（改めてだが新日本）に多く紙面を割いているそうだな。プロレス報道では一番、ハッスルしていると聞いていただけに残念だ。今後もその様な姿勢を続ければ、モンスター達が試合や会見中に貴紙カメラマンを襲い、フィルムを強奪する事も視野に入れている。記者のパソコンに強力なウイルスが侵入する事も有るだろう。そうなってから「東スポは高田総統に屈しない！」と騒いでも後の祭りだ。心してかかるがよい。ごきげんよう、バットラック。
ジメジメと暗い日本プロレス界は大嫌い
下々の諸君、見るがよい モンスター革命
－初めまして…至近距離で高貴なお姿を拝見するのは初めてなので緊張してます。瞳孔が開いて瞬きすら出来ません。
まぁ、楽にしたまえ。この私に敬意を払ったプロレスマスコミは皆無だったが、流石は天下の東京スポーツ。マヌケなチキン君こと小川直也の情報を得るには最高のメディアだ。私も日頃から愛読させて貰ってるよ。
－恐縮です。
挨拶が遅れた。我こそは高田モンスター軍総統、高田だ！何故、私が日本のプロレス界を壊滅させようと思い立ったか？私が壊滅せずとも、後３年も経てば、暗くジメジメと自分の殻に閉じ篭った日本のプロレスは勝手に自滅する筈だ。地上波テレビ放映は深夜枠に追いやられ時間も短縮。観客動員も落ち込み、某老舗団体（新日本）のドーム大会は史上最低記録を塗り替えた。根っこが腐った植物は二度と花を咲かせる事は無い。だから根こそぎブチ壊す必要があるのだ。私には日本のプロレス界と言う荒野に、新たな花を咲かせる使命とビジョンが有る。
－１８日の両国では画期的な「観客ジャッジシステム」を導入されました。狙いは何でしょう？
狙いは一つだ。ある伝説的歌手（三波春夫）の言葉に「お客様は神様です」私はこの言葉を最近のプロレス界に投げかけたい。口先だけで「観客の為」「ファンの為」と言うのは簡単だが、その不誠実さこそが現在のプロレス界の惨状を招いた大いなる原因だ。一体、真剣に観客の事を思っている団体がどれ程有ると言うのか？私はもうこれ以上、団体と選手のエゴを許す事は出来ない。そこで導入するのがこのシステムだ。これは試合の勝敗に加え、動き、キャラクター、技の美しさ、気持ちの入れ具合等、レスラーがリング上で見せる「ハッスル度」の高い方を選んで貰い、最終的に試合の勝敗を決するプロレス、史上初の画期的システムだ。
－しかも、そのメーンでは小川と川田が一騎打ち。ハッスル軍は崩壊の危機に面し、マンマと総統の思惑通りに事が進んでいる気もしますが…。
今頃気付く様では遅い。周知の様に私は全知全能、宇宙の真理を得る絶対的な存在として君臨している。地球上に存在する生物は全て食物連鎖の上に成り立っているが、日本のプロレス界だけは例外的に弱肉強食の法則が成立しない歪んだ時空間となっている。トップに立つ資格の無い者がトップに立っているのが現状だ。そんな事では誰の共感も得られまい。勿論今回のチキン（小川）と引きこもり（川田）の一騎打ちも私のプロデュースで実現したカードだ。ハッスル軍がピンチに陥ろうが、それは私の知った事では無い。
－総統は「チキン君（小川）、何時になったら私をその気にさせてくれるのかね？」とおっしゃってましたが、リングに上がる準備はあるのでしょうか？
私が試合をするならば、「重厚なるテーマ」「崇高なる動機」「限りない必然性」「鉄の理念」等が存在する崇高かつ究極の舞台で無ければならない。そんなリングがこの日本に存在するのか？周りを見渡したまえ。準備？私は何時だって準備は出来ているよ。
－全知全能の型に失礼ですが、何か格闘技の経験はおありになるのでしょうか？
無礼者！私は世界中のあらゆる格闘技に精通しており、得た段位は数え切れない。格闘技だけでは無い。冬は南国でスキューバダイビングを楽しみ、夏はカナダへ渡りカーリングで体を引き締めたりもする。私の辞書に「不可能」の文字は無いのだよ（笑い）
－総統は俗世の流行についてもお詳しいですよね。
下々の諸君の知能レベルを調べる為だ。下世話な話題でも、生物の頂点に立つ人間として情報は管理しなければならない。私の部屋には１００インチの液晶ビジョンがあり、世界中のニュースや娯楽番組が楽しめる。日本なら朝は「めざましテレビ」、昼は「笑っていいとも！」、夜は「すぽると」だ。（フジっ子か？）特に「すぽると」は、古くからの友人である高田延彦氏（お前や）が登場する回だけは絶対に欠かさないな。
－その高田ＰＲＩＤＥ統括本部長とどの様なお付き合いを？
知り合ったのは、彼がヒクソン（グレイシー）とやらと最初に戦った直後だ。場所は日本ではない、とだけ言っておこう。私が人里離れた別荘にバカンスで滞在していた時、泥酔していた高田氏が迷い込んで来た。その時に介抱してあげたのがキッカケだ。私も彼も多忙な身なので、直接会う機会はなかなか無いが、頻繁に電話で近況報告し合っているよ。
－いい話です。（それだけかい！）
話は変わるが、私は今度、東京・田町と大阪にジンギスカン屋「モンゴリアンチョップ」をオープンする。世界中を飛び回っている為なかなか日本に立ち寄れない私の代わりに高田氏が店の運営・管理をしてくれるそうだ。我々の連携はつつがないと言う事だよ。ジャンクフードばかり食して体や精神に変調をきたしている下々の諸君、「モンゴリアンチョップ」で栄養をつけたまえ。
－最後に総統の最終目標をお聞かせ願えますか
私はジメジメと暗く、そしてやぼったい現在の日本のプロレスが大嫌いだ！私がプロデュースする「ハッスル８」では、その旧態依然としたプロレス界を根こそぎ革命に巻き込むイベントになるだろう。その模様を貴紙には大量のページを割いて逐一報道する様に命じてやる。島田二等兵の報告によれば、貴紙は某老舗団体（改めてだが新日本）に多く紙面を割いているそうだな。プロレス報道では一番、ハッスルしていると聞いていただけに残念だ。今後もその様な姿勢を続ければ、モンスター達が試合や会見中に貴紙カメラマンを襲い、フィルムを強奪する事も視野に入れている。記者のパソコンに強力なウイルスが侵入する事も有るだろう。そうなってから「東スポは高田総統に屈しない！」と騒いでも後の祭りだ。心してかかるがよい。ごきげんよう、バットラック。