全日本プロレスを退団した川田利明が『ハッスル8』に向けて意気込みを語る。


都内・全日本プロレス事務所で記者会見が行われ、川田利明が全日本プロレスを退団し、今後フリーとして活動していくことが発表された。会見終了後、ハッスル8を目前に控えた川田を直撃した。

―まず先日の小川選手の発言に対して、どう思われますか?
まあ誰が何と言っても、リングの上で俺がやることは変わらないよ。
―3・18ハッスル8(両国国技館)では“ハッスル軍のキャプテン”をかけて戦うわけですが、それ対してこだわりはありますか?
そんなところまで気にしてない。結果的にどうなるかは分からないけど、俺は自分がやってきたことに対して何かがついてくると思ってるから。何かをかけて戦うんじゃなくて、あそこのリングにはかけたもの以外の色んなものが詰まってるんだよね。それは俺が23年間プロレスをやってきたから分かってきたことなんだけど、今でも何が詰まっているかは分からない。そういうことを小川に分かれっていうのは難しいのかもしれないけど、俺は小川と戦う事でそれを分からせる役割になりたいね。
―では川田選手においての、この試合のテーマは何でしょう?
「小川の味を引き出す」ことだよ。リング外では少しはあいつの味が出ているのかもしれないけど、リング内に関してはあいつの味は全然出てない。
―今回は観客ジャッジシステムというルールの中で戦うことについてはどうですか?
ハッスルというイベントは、新しいものにチャレンジする場だからいろいろ試すのは構わない。ただ俺がやることはいつもと変わらないよ。新しいものを求めて、新しいファンを開拓していく事も大事だけど、前から見てくれているファンも俺は大事にしたい。
―小川戦はどんな試合になるでしょう?
それはどうなるか全く分からない。小川がどう来るのかも分からないし。ただ前回俺と小川がシングルをやったのも両国だったし、とにかく会場まで足を運んで、生でこの試合を見て欲しいね。