前田日明に対し永田が怒り爆発
「はっきり言ってムカつく」
前田日明への怒りをあらわにした永田【 スポーツナビ 】
永田が前田日明にかみついた。新日本プロレスの永田裕志が２１日、都内の事務所で会見し、上井文彦氏のスーパーバイザーとしてマット界復帰を果たした前田日明に対し、
「一部で大きく扱われて好き勝手言っているが、現役のプロレスラーとしては面白くない。はっきり言ってムカつく」
と怒りをあらわにした。前田は１月２２日の会見の際に、
「今のレスラーはおちゃらけばっかりだね」
「選手の９９パーセントは『それ、どうなの？』っていうレスラーばかり。プロっていう世界をなめてるヤツが多い」
などと現在のプロレス界を批判していたが、それに対し永田は
「ふざけんじゃない」と一喝。
「昨日（２０日）の天山と小島の戦いを見たのか」
と反論した。
また、前田は永田に対し、０３年大みそかのエメリヤーエンコ・ヒョードル戦を例に挙げて名指しで批判していた。永田は
「それについてはいち評論家の意見として反論するつもりはない」
としながらも
「オレから言わせればあの人は格闘技もプロレスも中途半端。ものすごく腹が立つ」
と怒りの言葉で切り返した。
この日、３月２６日の両国国技館大会で前田のリングス時代の弟子・高阪剛（チーム・アライアンス）とのシングルマッチが決定。永田は
「高阪選手は直接関係ない。今のところは怒りを言葉にしただけ」
と関係性を否定したが、
「前田日明が偉そうにしていられるのは高阪選手のおかげ。勝って『ざまあみろ』と言ってやりたい」
とも話しているだけに、永田ｖｓ前田の代理戦争の様相を呈してきた。 そして、プロレス界に永田ｖｓ前田という、新たな因縁が生まれた。
この日の記者会見では永田ｖｓ高阪の対戦決定が発表されるだけのはずだった。冒頭では
「４冠王になった小島に匹敵、いや、それ以上に強くて価値のある選手」
と、高阪に対して最高級の賛辞を送っていた永田だったが、その矛先は急に高阪の師匠である前田へと向けられた。
「ムカつく」「腹が立つ」「ふざけるな」
など罵詈雑言を並べ立て、前田を徹底的に批判した。すでに引退している前田に向かって
「今の体を張ってるプロレスにはついて来れないだろう。急に出てきて、まるでプロレス界の救世主かのような扱われ方が許せない」
とまで言い切った。４月中旬の開催が予定されている上井氏のプロレス復興イベントへ向けて、スーパーバイザーの前田に対し、ケンカを売ったのか。永田は
「今のところは怒りを言葉にしただけ」
と意味深な言葉を残している。また、永田の０５年のテーマは
「やりたいことをやる」
２０日の両国大会でもブラックニュージャパンとの対戦の中で本隊との入場を拒否するなど不可解な行動を見せていた永田。突然何か行動を起こしたとしてもおかしくはない。
１月２２日の会見で、「現役復帰はない」と前田は断言しているだけに、直接怒りをぶつけることはできない。永田はどのように、誰に向かってその怒りをぶつけるのか。そして前田はこの言葉にどう反応するのか。注目が集まる。さいはもう、投げられてしまった。
新日本プロレスは２１日、都内の事務所で会見し、３．２６両国大会で永田ｖｓ高阪のシングルマッチが正式決定したことを発表した。会見に出席した永田は
「高阪選手はベルトに興味はなく、プロレス界の事情も知らない。単純に強い人とやりたい人。その中で永田裕志を指名してきたことが嬉しい。どうしてもやらなくてはいけないと思い、会社に直訴した」
とコメント。高阪は１５日に同門の伊藤博之のヤングライオン杯への参加が決定したために、新日本プロレスを訪問。自身の新日本参戦について会見で
「ホネのあるやつとしか試合をやる気はない」
とコメントした上で、興味のある相手として永田裕志の名前を挙げていたが、両者の思惑が一致し実現に至った。現役のパンクラススーパーヘビー級王者との対戦について永田は
「高阪選手はグラウンドがすごく強い。そこに踏み込んで先にロープエスケープを取るか、決めてしまいたい」
と宣言。相手の土俵で勝負して勝利をつかむつもりだ。
また、２０日の両国大会でＩＷＧＰ王座が全日本プロレスに流出したことについては
「会場で『永田取り返せ』という声が聞こえて、使命感が湧き上がった」
と至宝奪還に向けて気合十分。しかし、高阪との戦いを選んだことについては「本来ならそれ（ベルト奪還）が大事なのかもしれないが、あくまでそれは使命感。今年はやりたいようにやるというのがテーマだし、自分の気持ちとして高阪選手とはやらなければいけないと思った」
と説明。湧き上がる使命感よりも自分の気持ちを優先して高阪との戦いに臨むことを明かした。
永田ｖｓ前田に一瞬、危険な匂いを感じた。新日の先輩・後輩になるけど、接点は余り無い２人だが。前田は誰に遠慮する事の無い男だけに、噛み付かれたらタダでは返さないだろうが、現役引退しているので、今後の発展は言い合いだけの泥仕合になるかどうかは微妙かな？
あとは永田が上井プロデュース旗揚げ戦に殴りこむとか。（かつてＺＥＲＯ－ＯＮＥ旗揚げ戦にて橋本と組んで、三沢・秋山組と戦った事も有るので）
「はっきり言ってムカつく」
前田日明への怒りをあらわにした永田【 スポーツナビ 】
永田が前田日明にかみついた。新日本プロレスの永田裕志が２１日、都内の事務所で会見し、上井文彦氏のスーパーバイザーとしてマット界復帰を果たした前田日明に対し、
「一部で大きく扱われて好き勝手言っているが、現役のプロレスラーとしては面白くない。はっきり言ってムカつく」
と怒りをあらわにした。前田は１月２２日の会見の際に、
「今のレスラーはおちゃらけばっかりだね」
「選手の９９パーセントは『それ、どうなの？』っていうレスラーばかり。プロっていう世界をなめてるヤツが多い」
などと現在のプロレス界を批判していたが、それに対し永田は
「ふざけんじゃない」と一喝。
「昨日（２０日）の天山と小島の戦いを見たのか」
と反論した。
また、前田は永田に対し、０３年大みそかのエメリヤーエンコ・ヒョードル戦を例に挙げて名指しで批判していた。永田は
「それについてはいち評論家の意見として反論するつもりはない」
としながらも
「オレから言わせればあの人は格闘技もプロレスも中途半端。ものすごく腹が立つ」
と怒りの言葉で切り返した。
この日、３月２６日の両国国技館大会で前田のリングス時代の弟子・高阪剛（チーム・アライアンス）とのシングルマッチが決定。永田は
「高阪選手は直接関係ない。今のところは怒りを言葉にしただけ」
と関係性を否定したが、
「前田日明が偉そうにしていられるのは高阪選手のおかげ。勝って『ざまあみろ』と言ってやりたい」
とも話しているだけに、永田ｖｓ前田の代理戦争の様相を呈してきた。 そして、プロレス界に永田ｖｓ前田という、新たな因縁が生まれた。
この日の記者会見では永田ｖｓ高阪の対戦決定が発表されるだけのはずだった。冒頭では
「４冠王になった小島に匹敵、いや、それ以上に強くて価値のある選手」
と、高阪に対して最高級の賛辞を送っていた永田だったが、その矛先は急に高阪の師匠である前田へと向けられた。
「ムカつく」「腹が立つ」「ふざけるな」
など罵詈雑言を並べ立て、前田を徹底的に批判した。すでに引退している前田に向かって
「今の体を張ってるプロレスにはついて来れないだろう。急に出てきて、まるでプロレス界の救世主かのような扱われ方が許せない」
とまで言い切った。４月中旬の開催が予定されている上井氏のプロレス復興イベントへ向けて、スーパーバイザーの前田に対し、ケンカを売ったのか。永田は
「今のところは怒りを言葉にしただけ」
と意味深な言葉を残している。また、永田の０５年のテーマは
「やりたいことをやる」
２０日の両国大会でもブラックニュージャパンとの対戦の中で本隊との入場を拒否するなど不可解な行動を見せていた永田。突然何か行動を起こしたとしてもおかしくはない。
１月２２日の会見で、「現役復帰はない」と前田は断言しているだけに、直接怒りをぶつけることはできない。永田はどのように、誰に向かってその怒りをぶつけるのか。そして前田はこの言葉にどう反応するのか。注目が集まる。さいはもう、投げられてしまった。
新日本プロレスは２１日、都内の事務所で会見し、３．２６両国大会で永田ｖｓ高阪のシングルマッチが正式決定したことを発表した。会見に出席した永田は
「高阪選手はベルトに興味はなく、プロレス界の事情も知らない。単純に強い人とやりたい人。その中で永田裕志を指名してきたことが嬉しい。どうしてもやらなくてはいけないと思い、会社に直訴した」
とコメント。高阪は１５日に同門の伊藤博之のヤングライオン杯への参加が決定したために、新日本プロレスを訪問。自身の新日本参戦について会見で
「ホネのあるやつとしか試合をやる気はない」
とコメントした上で、興味のある相手として永田裕志の名前を挙げていたが、両者の思惑が一致し実現に至った。現役のパンクラススーパーヘビー級王者との対戦について永田は
「高阪選手はグラウンドがすごく強い。そこに踏み込んで先にロープエスケープを取るか、決めてしまいたい」
と宣言。相手の土俵で勝負して勝利をつかむつもりだ。
また、２０日の両国大会でＩＷＧＰ王座が全日本プロレスに流出したことについては
「会場で『永田取り返せ』という声が聞こえて、使命感が湧き上がった」
と至宝奪還に向けて気合十分。しかし、高阪との戦いを選んだことについては「本来ならそれ（ベルト奪還）が大事なのかもしれないが、あくまでそれは使命感。今年はやりたいようにやるというのがテーマだし、自分の気持ちとして高阪選手とはやらなければいけないと思った」
と説明。湧き上がる使命感よりも自分の気持ちを優先して高阪との戦いに臨むことを明かした。
永田ｖｓ前田に一瞬、危険な匂いを感じた。新日の先輩・後輩になるけど、接点は余り無い２人だが。前田は誰に遠慮する事の無い男だけに、噛み付かれたらタダでは返さないだろうが、現役引退しているので、今後の発展は言い合いだけの泥仕合になるかどうかは微妙かな？
あとは永田が上井プロデュース旗揚げ戦に殴りこむとか。（かつてＺＥＲＯ－ＯＮＥ旗揚げ戦にて橋本と組んで、三沢・秋山組と戦った事も有るので）