大桃美代子「ズームイン」卒業 後任には西尾由佳里アナ

 タレントの大桃美代子(39)が4月1日で、日テレ系の朝の情報番組「ズームイン!!SUPER」(月~金曜・前5時30分)のキャスターを“卒業”することが30日、分かった。大桃は福澤朗アナ(41)がメーン司会を務めていた2001年10月から出演し、福澤アナの後任となった羽鳥慎一アナ(33)を支えていた。4月4日からは入社4年目の西尾由佳理アナ(27)が出演する。「ズームイン―」のお姉さん、大桃が3月で卒業することになった。大桃は福澤アナ時代の01年10月に「ズームイン―」が大幅リニューアルした際、メンバーに加わった。02年2月、メーン司会が福澤アナから羽鳥アナに交代した際もサポートしてきた。今回の卒業は、キャスターの世代交代で羽鳥カラーをより前面に押し出そうというのが狙い。「大桃さんは放送枠拡大に当たり、よみうりテレビ解説委員の辛坊治郎さんと一緒に参加していただきました。羽鳥にとっては、頼りになるお姉さん。羽鳥がメーン司会になって、丸3年。もう頼ってばかりではいけない」と関係者。大桃はほぼ3年半に渡って毎朝2時に起床。ハードスケジュールの中、無欠勤で番組に参加し、主に、エンターテインメント情報を担当。明るいキャラクターと知的好奇心の旺盛さで、女性視聴者の気持ちを代弁し、多くの視聴者に支持されてきた。大桃は「3年半の長い間、多くの人たちに支えられ、楽しく仕事をすることができました。伝統ある番組に参加できて、本当に光栄です」とコメント。番組では、03年6月16日に3歳年上のテレビ制作会社ディレクターAさんとの結婚を電撃発表したことと、昨年10月23日、新潟・魚沼市の実家に帰省中に新潟県中越地震に遭ったことが印象に残っているという。車の中で一夜を過ごした生々しい恐怖体験を日テレのニュース番組で電話で報告。「ともに私にとっては大きな事件、転機でした。新潟のことは私がいなくなっても、忘れないでほしい」と話していた。

ここで日テレも西尾アナというエースを投入。

タレント麻木久仁子(40)が、司会を務める日本テレビ「ザ!情報ツウ800」(月~金曜午前8時)を3月いっぱいで降板することが24日、分かった。峰竜太(52)とのコンビで、番組開始の02年4月から同局の朝の顔として親しまれてきたが、3年で去ることになった。後任は未定。(松本志のぶアナ)関係者によると、麻木は昨年10月に事務所を移籍。心機一転、これまで以上に幅広く活動したい意向で、負担の大きい帯番組を降りることになった。音楽プロデューサー松本晃彦氏(踊る大捜査線のRHYTEM AND POLICE)との間に10歳の長女がおり、思春期を前に、午前4時起きの早朝型から生活スタイルを変えたい希望もあったとみられる。番組内では昨年6月「冬ソナって、まどろっこしい」などと発言し、ヨン様ファンらの反感を買ったこともあったが、峰との息の合った司会ぶりが主婦層に好評だった。

松本アナは現在、ザ・サンデー(日曜朝8:00~)に出演中だが、そちらは降板し、その代わりは同じく番組のスポーツコーナーに出ている馬場典子アナが昇格する。

つまり、みんなが気付いている経費削減。
かなり単価の高い大桃、麻木アナに代わり局アナで乗り切る作戦。