貧村の漁師の娘・水島しのぶと大病院の娘・大丸千鶴子。
このドラマは、この二人の女性の「魂の結びつき」を30年にわたって描く感動の物語です。女性同士の深い愛情の果てにある、性を超えた、人としての結びつきの深さ、愛のありようを世に問いかけていきます。
昭和40年、大丸病院の伊豆の別荘で、女の子を出産した母・慶子は、その夜のうちに息を引き取ります。母乳を欲しがる赤ちゃんは、別荘の管理人・水島家に一時預けられます。水島家でも、母の静子が時を同じくして女の赤ちゃんを出産していたのです。しかし、静子が二人の赤ちゃんに母乳を与えながら大丸家の葬儀を待つ間に、事件が起きます。
静子の夫・龍作が酔った弾みで熱湯をひっくり返し、大丸家の長女に火傷を負わせてしまったのです。慌てた龍作は、二人の産着を交換し、赤ちゃんを入れ替えて大丸家に渡すのでした。
やがて成長した二人は、その秘密を知ることになります。自らの手では如何ともしがたい運命を呪い、お互いに憎しみ、恨み、嫉妬します。そして激しい愛憎の末に、お互いを認め合い、友情の絆が芽生え始めるのですが……。

水島しのぶ 遠野凪子(ヒロイン)昭和版=渡辺桂子(もう芸能界に居ない…)

大丸耕造と慶子の長女として誕生。
だが、慶子が出産直後に死亡し、同時期に出産していた水島静子のもとに預けられる。そこで静子の夫・龍作の不注意により、足に火傷を負い、その発覚を恐れた龍作によって、水島家の長女と取り替えられてしまう_。本人は出生に纏わる秘密を知らず、静子の温かで献身的な愛を受けながら、明るく素直に、そして、美しく育つ。

大丸千鶴子 黒坂真美(大映テレビ的なら比企理恵・大沢逸美的存在?)
昭和版=伊藤かずえ(大映テレビ常連)

水島龍作と静子の長女として誕生。
龍作の手によって、大丸家の長女と取り替えられ、本来は望むべくもない、富豪の令嬢として、大丸家で育つ。裕福な生活により自由奔放、我儘な性格だが、本当の母親だと信じている慶子が、出産直後に死亡したために、産みの母の愛情を知らず、又、忙しい父の愛情にも飢え、心に孤独の闇を抱えている。

水島龍作 吉満涼太(スケベオヤジ)昭和版=井川比佐志(大映テレビ常連)

静子の夫であり、しのぶの育ての親。千鶴子の実父。
気性の荒い性格だが、元々は腕の良い漁師。しかし、現在は酒と博打(競馬とか)に溺れ、怠惰な生活を送っている。金に目が眩み、自分の子供を取り替えてしまうが、しのぶの成長を目の当たりにし、育ての父としての愛情が屈折した形で現れ、しのぶを一人の女として意識するようになる。

水島静子 いしのようこ 昭和版=岩本多代(この人も大映テレビ常連)

しのぶの育ての母であり、千鶴子の産みの親。
『自らの子を取り替えてしまった』という過ちを心の奥底に封印し、酒と博打に溺れる龍作に代わり、水島家を支え、献身的な愛をしのぶに注ぎ、育てた。
だが、己の出自の秘密を何も知らず、まっすぐに美しく成長していくしのぶを見て、自らの罪の呵責に苦しむ。。 もうすぐ病死する(はず)

大丸耕造 冨家規政(この枠得意です) 昭和版=高橋昌也(勿論、常連)

大丸病院・院長。しのぶの実父。
仕事一筋で、押しの強さもあるが、医師としての腕は立つ。愛する妻・慶子の死後、後妻として慶子の妹・則子を迎えるが、心は慶子を想い続け、そしてそのことが、千鶴子と則子を深く傷付けている。

大丸則子 若林志穂 昭和版=小林哲子(やはり、常連ですね)

慶子の妹。
しのぶの実の母親である慶子の死後、耕造に以前より好意を持っていたことを告白し結婚。間もなく、長男・澄夫を出産。何かにつけ反発する千鶴子とは折り合いが悪く、さらに、耕造の想いが未だ慶子にあることを感じ取り、愛情の全てを澄夫に注いでいる

大丸澄夫 泉政行(ライダーでありオルフェノク)

大丸家の長男。しのぶの異母弟。
生まれつき病弱で大人しい性格だが、成績は優秀。則子の溺愛を受けている。しのぶに出会い、一目惚れ。実の姉とは知らず、日々しのぶへの愛を募らせていく。

原田新太郎 松田悟志 (もう一人のライダー出身)

東京の医大に通う医学生。
しのぶの高校の先輩であり、交際相手。実直で朴訥な好青年。しのぶが上京し、愛し合うようになるが、千鶴子の策略に嵌まり、しのぶとの仲を引き裂かれる。

ライダー出身の2人は乳姉妹とは設定が少しアレンジされてるのかな?
鶴見辰吾(大丸雅人)、松村雄基(渡り鳥連合会長 田辺路男 しかし凄い設定だなぁ)とリンクさせればいいのかな?

やはり主役の2人はクッキリとベビーフェイスとヒールになっている。