ご訪問ありがとうございます
みくまりです
突然ですが、
皆さんはこれまでに
自分の身に起こる出来事で
世の中の不平等さに嘆いたり
人間の不条理に苦しんだり
した経験はありますか？
私も今まで人並みに
もがき、苦しみ、
困難を乗り越えてきました。
今回はね、私の経験談が
誰かの励みになれたらいいなあと
思いまして、
私が占い師になったきっかけの
お話、その①をしたいと思います。
ちょっと長いですが、
数回に分けて書きますので、
一占い師の過去話に
興味がある方はお付き合い
くださいませ。
※暗いお話が苦手な方は
要注意です
夫が鬱になりまして
今から10年以上前のことです。
夫がうつ病になりました。
当時、夫はデパ地下の店員
として働いていました。
ある時実績を評価され、
新店舗に助っ人として移る事に
ました。
しかし、新店舗の店長から
異動直後に目を付けられた夫は、
手酷いパワハラというか
いじめで歓迎され、
内容も徐々にエスカレートして
いきました。
いじめの原因は、
夫が赴任前に
周りから評価を受けていた事が
生意気だと勘に障ったから、
とかそんな理由だと思います。
その店長は他社員の扱いも酷く、
社員にクズとかカスとか
名前を付けて呼ぶのが癖で、
社員に日頃の鬱憤を
吐き出す事で
ストレス発散しており、
夫もずっとクズ呼ばわりされて
冷遇されていたようです。
全て後で聞いた話なんですけどね。
お前は使えないとか
認めないとかずっと
言われ続けていたのです。
転勤先は
通勤に2時間くらいかかる遠い場所。
朝5時に出て、帰りが夜中2時くらいで、
休みは月に3日ほど。
いわゆるブラックな環境でした。
私はずっと夫の体調を
心配していました。
私に気を遣っていたのでしょう。
夫は大丈夫の一点張りでした。
私自身も働いており、
職場異動をしたばかりで、
慌ただしく、自分の事で手一杯。
夫に深く追求する事が
なかなかできず、
やきもきする毎日でした。
夫の告白
ですが、ある日突然、
夜中に帰ってきた夫が
泣きながら私に謝ってきたのです。
滅多に泣き顔を見せない夫に
私は衝撃を受けました。
今日仕事を辞めた、ごめんねと
言われ、突然の事に驚きながらも
そこで初めて夫が虐められていた
事実を知りました。
今までの出来事を
全部話し切った夫は、
そこから別人のように沈み込み、
寝込むようになりました。
夫は真面目な性格で、
仕事も責任を持って
きっちり行うタイプでした。
笑顔も絶えず
冗談も大好きで
人好きする性格です。
決して一方的に
嫌われるような
性格ではありません。
だけど、
うつ病になってからは
まるで別人のように変わってしまった。
自信も覇気もないし、
明るさもない。
笑顔もない。
ただ毎日ボーッと
しているだけ。
とりあえず会社や前職の店長には
文句の一つでも言って、
謝ってもらおうと思ったのですが、
夫がもうそっとして置いてくれと
激しく拒否した為に何もできずに
終わりました。
抜け殻のように過ごす夫を見て、
物凄くショックを受けたのと同時に
私はどうしていいか分からなかった。
当時はうつ病って言葉も
そんなに流行ってなかったですし、
私自身も若く、全くの無知でした。
夫の状態がいわゆるうつ病だと
目星を付けられたのも、
精神科の病院に行く事を勧めたのも
そのせいで間が空いてしまいました。
病院に付き添っても、
ネットでうつ病について
調べても、正直その時の私には
どうしていいか分からなかった。
そしてまた、立て続けに
事件は起きました。
夫の少し後に、
今度は私の職場の親友が、
うつ病になってしまい、
仕事を辞めてしまいました。
その親友とは
3年ほど同じ部署で
苦楽を共にしてきました。
私も親友も
部署異動となり、
別々の場所で勤務し始め、
半年経過したくらいの
突然の出来事でした。
親友もまた、
上司によるパワハラと
案件の責任転嫁によるものでした。
上司の失態をすべて
親友が被る事になり、
その失態を隠そうと躍起になった
上司が更に親友を追い詰めたのです。
私は親友が
仕事を辞めると言い出すまで
全く気付いてあげる事が
できませんでした。
立て続けに私の大切な人達が
同じように傷ついた事に、
物凄く悲しかったですし、
そばに居たはずなのに、
気付くこともなく、
何もできなかった、
力になれなかったのが悔しくて、
辛くて、どうしようもなかった。
自分の身近な大切な人が
こんなに苦しんでるのに
自分はまったく役に立たない
ダメダメな人間なんだと
自分自身を責め続けた。
一方で、
夫は病院の薬を飲み続けても
カウンセリングを続けても
一向に良くなる気配はない。
夫の看病をしながら、
うつ病に関していろいろ調べ、
完治するのは難しいという結果に
心の底からショックを受け、
今後の将来の事を考えては、
全然良い未来が想像できず、
日々絶望していたんですよね。
絶望の中で見つかった希望
なぜこのような状態に
なってしまったのか。
夫も親友も悪い事なんて
何一つしていないのに、
なぜこんなにも辛い、
理不尽な事を強いられたのか。
分からなくて、納得できなくて。
正解なんてないって分かってたけど、
何か納得できる答えが欲しいと思い、
藁にもすがる思いで、
初めて占い師さんを訪ねました。
担当してくれたのは、
四柱推命の占い師さんでした。
その占いがね、
物凄く私の背中を押してくれたんですよ。
人生の道筋を照らしてもらった事で、
自分と夫の未来は苦しいだけじゃない。
明るい未来もあるんだって事に気付けた。
今までの苦しみの中で、
お先真っ暗だったけれど、
前向きに生きよう、
足掻いてみようって
気持ちがシフトしたんですね。
だからせめて、
夫のうつ病は
私が治してみせる。
その間の生活は
私が面倒を見るぞと
決意し、奮闘をする事ができました。
その後は
親友にも連絡を取ったり、
遊びに行ったりして、
ポジティブに動けるようになりました。
その時の占い師さんには
今でも大変感謝しております。
頂いた命式のメモも
宝物として今でも大切に保管しています。
今となっては
私が占い師になろうと思った
大きなきっかけの１つでもあります。
私もあの時の占い師さんのように、
過去の私のように人生に迷っている
方々を少しでも救える存在になれたらと
思っています
長くなりましたので
今回はこの辺で終わります。
読んでくださり
ありがとうございます
皆様に光と愛が溢れる
幸せがたくさん訪れますように
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