「前向きに検討してくれないか?」
数日前、昔の上司から電話がありました。
その上司は私が新卒で入った会社の時の上司。
当時私はブライダルコーディネーターをしていました。
20代前半から半ば頃まで就いていた仕事。
自分にとって天職だと思っていた仕事。
未だに、
ブライダル業界にいつか戻りたい
そういう気持ちを持っていることも事実。
独身だった私にはお客様に説得力をもって仕事が
出来ていたのかどうか…。
当時何度も聞かれた…
「mikuさんの時はどうしたんですか?」
独身の私には答えられなかった苦い思い出。
自分より年上の方々を担当することが多く、
「あの子、若いから担当替えて下さい。」
と言われ悔しい思いもした。
若いからって…知識も経験もあるのに…
プロとして仕事をしているのに…なぜ??と。
そこから自分を変える努力をしました。
話し方
立ち振る舞い
仕草
表情
メイク
自分の年齢より大人っぽく見られる努力を。
精一杯背伸びをして。
頑張りすぎて数ヶ月勤務し続けていた…
気付けば生理が止まらなくなって1ヶ月…
「仕事を辞め、環境を変えなさい」
医師から言われたことでした。
悔しくて涙が出た。
やっと仕事が軌道にのり、お客様からの指名を受けるようになり、
「これから」っていう時。
「辞める」なんて選択肢は自分の中にはありませんでした。
「子供産めなくなってもいいの?」
医師からのこの一言で、退職を決意せざるを得ませんでした。
その時からまだ見ぬ自分のダンナとのベビを望んでいたのね。
こんなことを思い出したのは、冒頭に書いた元上司の一言から。
元上司は新しくブライダルの会社を興していました。
会社を始めて3年。会社自体は軌道に乗り始めているものの、
いまいち新規客の獲得力が弱いことが悩みの種だと。
「ブライダルにそろそろ戻ってこないか?」
そう、その元上司の会社で新規客対応の仕事をしてくれないか、
という誘いの電話だったのです。
当時から新規客獲得への執着が人一倍強かった私を、
こんなにブランクがあいているのに誘って来てくれた上司。
ナント…!!
土日、祝日だけの勤務でもいいんだが…
ということだった。(フルタイムでもいいと…)
実は私自身、今の仕事をいつまで続けられるか悩んでいます。
週5とは言え、イレギュラーで週末の出張も出勤も頻繁。
どんなに早出しても残業は絶対。
休みが不定期で拘束時間が長い職に就く
ダンナとのすれ違い生活。
正直、疲れてきている…
だから週2~3日のパートやバイトに転職しようかと思うことも。
そんな矢先の元上司からのお誘い。
こりゃ、揺れるでしょ:*:・( ̄∀ ̄)・:*: